SYNODOS JOURNAL : 円のゆくえを問いなおす ―― 実証的・歴史的にみた日本経済 片岡剛士

2012/5/99:0 円のゆくえを問いなおす ―― 実証的・歴史的にみた日本経済 片岡剛士 本書『円のゆくえを問いなおす: 実証的・歴史的にみた日本経済 』は、為替レートや物価といった貨幣的現象が経済にどのような影響を与えているかを述べた本である。本書では第一章で為替レートの動向と政府及び日本銀行の政策を概観することで、現状を理解するために重要だと筆者が考える6つのポイント（論点）を抽出し、段階を踏みながら以降の各章で検証を行っていくというスタイルをとっている。6つのポイントとは以下である。 2.円高は、欧米諸国の経済不安に基づくドル安、ユーロ安といったグローバルな要因が原因である。 3.円高は、輸出企業の利益を減少させ、企業の海外調達促進、研究開発拠点の海外移転を進めるという空洞化につながる。 4.円高は、日本経済に悪影響をもたらす。 5.政府は為替介入、円高による痛みを緩和するための

[kenkoudayori]

SYNODOS JOURNAL : 円のゆくえを問いなおす ―― 実証的・歴史的にみた日本経済　片岡剛士

[tdam]

"金融政策が為替レートに影響を与えることが可能であり、かつ為替介入といった手段と比較してもその効果が大きい""日本銀行の金融政策の何が問題か、さらに政府の円高対策の何が問題""円高・円安は自然現象ではない"

[judgeer]

◎

[maeda_a]

「円高・円安は自然現象ではない。その当然の事実が指し示すのは何か」

[morita_y]

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