枯れた薊 - ururundoの雑記帳

薊 昨日は天ぷらを思い 今日は風に吹かれる 枯れた薊の綿毛の行方を想う。 現実と想像の間を行き来する私だ。 淡い紅の薊の花が 空に向かって咲き誇り 蜂や蝶を呼び寄せていた時は過ぎた。 茎も葉も花も好天続きで 綺麗に枯れた。 からからに乾いた葉っぱ 指にとってこすると はらはらと崩れた。 植物の終末の姿は 種を弾いたり 綿毛となって飛んだり それが土に還って無になる 枯れていく美しさを持つ植物達。

[pyopyopyon]

枯れた薊の載る、木目に同心円に跡の付いた、枯れた板の美しいこと。それも文章と相俟って。ぐるぐると記憶の中を彷徨いました。

[neputa]

「薊」アザミ。このような字を書くとは知りませんでした。自然のなかで枯れてその一生を終える姿はたしかに美しさを感じます。また自分もそうありたいという憧れる思いもあったりします。

[harienikki]

しみじみと拝読しました。植物の終末の姿に輪廻を感じました。

[riboni5235]

芸術的な枯れたアザミ、昔使っていた食器の柄がアザミで好きでした。

[happy-ok3]

植物は、無駄がないですね。枯れていく美しさ。美しいものは、どこにでも、探せますね。名前、書きました。(#^.^#)今日も有難うございます。