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明治大学の宮下芳明研究室は9月2日、「脂質ゼロの油」や「糖類ゼロのクリーム」を作る研究を発表した。同研究室が開発した1那由他(10の60乗、1兆を5回かけた大きさ)通りの味の組み合わせが出力できる調味装置「TTTV3」を発展させ、新たな装置を開発。食感の制御機能を追加することで、油やクリームを再現できるようにしたという。 TTTV3は、甘味や酸味、塩味など複数の味がする液体を混ぜ合わせることで、特定の味を再現する装置。液体を入れる容器は20個あり、それぞれ1000段階の制御ができる。これにより、ワインやカカオ、梅干しなど産地や品種の違いまで再現可能という。 今回開発した脂質ゼロの油を作る装置「Virtual Oil Generator」は、TTTV3に食感の制御機能を追加したもの。これにより、イヌリン(水溶性食物繊維)や低強度寒天の溶液などを注入できるようになり、口に残る食感や粘性、脂質感
ゲーム「Fate」シリーズなどで知られるノーツ(ブランド名:TYPE-MOON)が、慈善団体「ノーツすこやかこども財団」を設立していたこと分かった。団体はいわゆる“こども食堂”の運営や立ち上げに助成金を出すもので、2023年4月に設立したという。 理事はノーツの取締役やアニプレックス社員、評議員はノーツの奈須國広代表取締役やアニプレックスの岩上敦宏代表取締役などが務める。団体の代表で、ノーツ取締役の清武伸之さんが、オンライン説明会で説明したところによれば「TYPE-MOONの屋号で活躍しているノーツが立ち上げた財団。代表の奈須が、家でご飯を食べられないとき、友人の家で食べた体験から、食の大切さに気付き、こども食堂はどうなのかと(設立の)相談をもらった」という。
連載:その悩み、生成AIが解決 アイデアが浮かばない、こんな無駄な作業なくしたい――。ビジネスパーソンを悩ませる日々のさまざまな困りごと、ChatGPTに聞いてみませんか? ITジャーナリストの酒井麻里子氏がプロンプトの書き方を伝授する。 AIの業務活用が広がったことで、日々の仕事のさまざまな部分で“楽”ができるようになった。この1、2年は生成AIの「新たなものをつくり出せる」部分に、特に注目が集まっているが、それ以外の領域でAIが与えてくれる恩恵も大きい。会議の内容をテキストとして記録できる音声文字起こしもその一つだろう。 会議の録音を聞き返してその内容をキーボードで打ち込む地味な作業をしていた頃に比べると、議事録作成などに要する時間は大幅に減った。さらに近年は、文字起こしツールに生成AIの機能が組み込まれるケースも増えてきた。 そんな文字起こしツールの進化や、文字起こしデータからCha
任天堂、著作物利用ガイドライン更新 チートやデータマイニングなどの禁止明記 ガイドライン違反に法的措置を示唆 任天堂は9月2日、ゲーム実況など、同社のゲーム画面を含む動画・静止画投稿についてのガイドライン「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を更新した。 新たに、チートやクラッキングを可能にするもの、通常のプレイでは見られない、データマイニングで抽出した画像などについて、利用を禁止すると明記した。 ガイドラインに従わない投稿については「法的措置を講じる権利を保持している」他、そうした投稿者は「以後の任天堂のゲーム著作物の使用を認めない権利を保持している」とも追記している。 同社は2018年にガイドラインを公表。一定のルールのもと、ゲーム実況を認めおり、随時ルールを見直してきた。最近は、チート動画や、クラッキングやデータマイニングによる未公開情報のリークなど
「筆舌に尽くしがたい蛮行の疑いが生じているのは、極めて遺憾」──VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLORは9月2日、所属VTuberが権利侵害行為を受けたとして声明を発表した。 事の発端は、いわゆる“暴露系YouTuber”として知られるコレコレ氏の配信。同氏は9月1日、にじさんじ関係者に違反行為があったと告発するライブ配信を行った。それによると、にじさんじに関連する業務に携わったフリーランスの音楽家が“VTuberの演者とされる人物”の容姿をひそかに撮影。その写真を誹謗(ひぼう)中傷に当たる文言を含む形で、第三者に無断送信していたという。 ANYCOLORが調査を進めたところ、指摘された写真の撮影時期や撮影地、被害者などが判明。さらに「所属VTuberの身体に対する不法な有形力の行使がなされた疑いもある」という。しかも音楽家は、ANYCOLORがこれまで楽曲提供などを
スマートフォンのオンラインゲーム上のチャット機能で女子小中学生を脅迫し、わいせつな動画や画像を送らせる──大人の目が届かないところでこうした性犯罪が横行し、被害者支援団体が注意を呼びかけている。小中学生のスマホ所有率が高まるのに比例し、被害相談も増加。団体は「一度性被害に遭えば、大人になってからも深刻な影響が続く」と対策の必要性を訴える。 女児になりすまし接近 「女児の性行為に性的興奮を覚えた」 今年5月、オンラインゲームで知り合った女児を脅迫したとして不同意性交や映像送信要求などの疑いで逮捕された少年(17)は、大阪府警の取り調べにこう供述した。埼玉県三郷市に住む高校2年生。大阪府だけでなく、北海道、神奈川県など広範囲の女子小中学生10人以上が被害に遭っていた。 ターゲットにしたのはチャット機能のあるオンラインゲームをプレイする子供たち。自身も女児を装って「一緒にゲームしよう」とメッセー
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米マサチューセッツ大学アマースト校などに所属する研究者らが発表した論文「In Wallet We Trust: Bypassing the Digital Wallets Payment Security for Free Shopping」は、他人のクレジットカードを用いてデジタルウォレットを介して商品を購入する攻撃を示した研究報告である。 この脆弱性は、米国の主要銀行(Chase Bank、AMEX、Bank of Americaなど)やApple Pay、Google Pay、PayPalなどの主要なデジタルウォレットに影響を及ぼすものである。
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。通常は新規性の高い科学論文を解説しているが、ここでは番外編として“ちょっと昔”に発表された個性的な科学論文を取り上げる。 X: @shiropen2 山口県立大学に所属する研究者らが2023年に発表した論文「推しすぎ問題」は、ファンが推し(ファンの対象となる人物)に対して適切な距離間を取れず過度な期待をしてしまう現象を事例から考察し、健全な推し活を提案した研究報告である。 人々がファン活動から満足感を得る理由は複雑だ。推しという存在を媒介することで得られる「自己愛」、推しを自身のアイデンティティーとして置き換えることで満たされる「承認欲求」、推しの成功や活躍を見守る、ある種育成ゲームのような楽しみや結果の分からないものへの「賭博性」とい
つい先日のことだが、部屋の引き出しを整理していたら、14年前に発売された「iPhone 4」が見つかった。よく見るとバッテリーが膨張し、本来は閉じているはずの背面パネルが開いている。このような状態のスマートフォンを処分するにはどうすればよいのか。
スマートフォンが普及した現代でも、手書きの手帳の人気が根強い。素早く記入できる便利さはそのままに、使い方が多様化。スケジュール管理だけでなく、例えば「あと3キロ痩せる!」などToDo(やるべきこと)を書き出して目標達成の励みにしたり、生活記録「ライフログ」を残す“人生の相棒”として、カスタマイズできる手帳が売れている。商戦も早期化し、来年の手帳を8月から販売している生活雑貨店「ロフト」ではすでに完売商品が出ており、前年同月比3割増の売れ行きという。 日付なしダイアリーも メーカー38社のブースが広がり、使い方を尋ねる女性たちの姿が目立つ。8月24日に都内で開かれた「2025ダイアリー展示会」だ。全国168店を展開するロフトの主催で、抽選で選ばれたユーザーや招待客ら380人が来場した。 「お気に入りの手帳を早く手に入れたいとの意欲が前倒しで強まっている」と、ロフト文具雑貨部の阪田智思バイヤー
ブラジルは8月31日(現地時間)、発表通り同国でのXのサービス停止を実施した。Xのオーナー、イーロン・マスク氏がブラジル最高裁のアレクサンドル・デ・モラエス判事の命令に従わなかったため。 サービス停止命令が発表された後、米Blueskyの公式アカウントはBluesky上で「ブラジルの皆さん、Blueskyでのアクティビティの最高記録を更新しています!」とポストし、31日には過去3日間でユーザー数が100万人増加したとポストした。 Blueskyのジェイ・グレイバーCEOは自身のBlueskyアカウントで、iPhone公式アプリストアApp Storeのブラジルのチャートの画像に「ブラジル、よくやった! あなたの選択は正しい」というコメントを添えてポストした。画像によると、アプリのトップがBlueskyで2位は米MetaのThreadsになっている。 Blueskyの公式発表によると、202
7月の発売当初からバグの多さやゲームバランスの悪さが話題になっていたコナミ「パワフルプロ野球2024-2025」の最新アップデートが8月22日に配信されました。急に相手チームの連打が止まらなくなる通称「連打モード」や「テンション」だだ下がりの月曜日は改善されたのでしょうか? 今回のアップデートでは、ボクがメインで遊んでいる「栄冠ナイン」モードをはじめ、各モードの不具合やゲームバランスが修正されました。大きな修正点として、「打高投低による失点のしやすさを調整」「月曜日にテンションが下がるイベントの発生確率を調整」「試合後の評判増減値を調整」(公式サイトより)などが挙げられています。 実際、ボクもこれらの部分でアップデート前は相当ストレスを感じていました(詳しくは過去記事で)。今回の修正により、それらのストレスはかなり軽減されています。 個人的には、打高投低だった試合のバランスが修正されたこと
空調服(東京都板橋区)が手掛ける寝具「風眠」(メーカー希望小売価格2万900円)が注目を集めている。会社名にもなった同社の主力商品「空調服」の仕組みを応用した寝具は、どういった狙いから生まれたのか。同社に話を聞いた。
GeminiはGoogleアシスタントと異なり、LLM(大規模言語モデル)を基盤としており、自然言語での複雑な質問を理解できる。例えば、Googleアシスタントにはできなかった、長文要約などが可能だ。 そこでPixel 9の実機を使いGeminiを起動し、最近の話題をどれほど分かりやすく正確に回答してもらえるかを試した。Geminiへの質問内容はGoogleとPixelにちなみ、Pixelの宣伝に貢献した「フワちゃん」を題材とした。 2秒足らずでフワちゃんさんの概要から直近の言動までを表示 まずは単純な質問から試してみる。入力内容を「フワちゃんは何者?」とした。するとGeminiは2秒足らずでフワちゃんさんの概要から最近の言動までを表示した。内容は次の通り。 フワちゃんは、日本のお笑いタレント、YouTuber、ラジオパーソナリティです。独特なキャラクターとストレートな言動で人気を集めてい
近年、スマートグラスは急速に進化し、いよいよ日常生活でも活用シーンが想像できるようになってきました。例えば動画視聴。スマホや配信サービスがこれだけ進化したのですから、外出先でも自宅の大画面テレビと同じような体験をしたいと考えるのは自然なことです。 ただ、実際に購入するとなると、どの製品にすればいいのか、悩むところ。そこで今回は、現在購入できるスマートグラスの中で、私が一番バランスが良いと思った「VITURE Pro XRグラス」を試用してみることにします。 気に入った点を具体的に紹介すると、1)今時のスマートグラスらしい、やや大きめのサングラス程度の見た目、2)十分期待できるディスプレイスペック、3)ケーブル1本だけで利用可能、4)スマホ、タブレット、PC、ゲーム機での利用が可能、そして、5)限定された範囲ではあるが視度調整も可能、という点です。 それでいて、本体価格は10万を大きく下回る
HATENALABOの「Tamatamago(タマタマゴ)」は、卵形の意思決定ツールだ。石膏で作られた卵の上部にある穴に、小さなボールを入れると、下部の3つの穴のどれかからボールが出てくる。その3つの穴を、例えば「やる」「やらない」「保留」と決めて、あとはボールがどこに出てくるかに任せる、といった使い方が想定されている。 この3つのどの穴から出てくるかの確率が、ほぼ3分の1になっているというのが、この製品のポイント。要するに、何かを決める時に、サイコロや鉛筆を転がしてその出た目に任せるアレを、卵形のブラックボックスで行うようなものなのだ。 ただそれだけのものなのだけど、これが、実際にモノに触れて、ボールを自分で入れてみると、不思議と楽しいのだ。それこそ、単に1から3の数字をランダムに表示させるというだけなら、PCを使えば簡単に実現できる。 試しに、Capliotに「クリックすると1~3の数
内閣官房は8月30日、各府省庁による事業を点検し、その結果や予算の流れを公表する「行政事業レビュー」を一カ所にまとめたサイト「行政事業レビュー見える化サイト」を公開した。府省庁を横断して行政事業レビューを検索したり、サイト内でグラフ化の上、データを分析したりできる。 行政事業レビューは各府省庁が予算や基金を用いて行う事業を対象に、原則として毎年度行っており、翌年度の予算要求や事業の執行時にも参照される。ただし、これまでは表計算ソフトで作成されたものが各省庁のサイトで別々に公開されており、参照性に欠けていた。 行政事業レビュー見える化サイトでは、2021年度以降、国が実施した事業のデータを掲載。府省庁を横断して目当ての事業に関する情報だけを検索できる。各事業のページでは資金の流れなどが図表としてまとめられている他、一部のデータはサイト上でグラフや表にして確認・分析することも可能だ。 例えば政
北海道・根室の水産会社が、アーティストのGACKTとコラボを進めている。根室市に本社を置くオーシャンは、7月から美食ブランド「GACKT極シリーズ」を展開中だ。 花咲ガニや毛ガニ、北海シマエビ、ホタテの加工品といった海産物の他、阿寒ポーク、富良野メロンなども取り扱い、オーシャンが販売。価格帯が富良野メロンの4480円から毛ガニの1万2800円と、やや高めの価格設定にしているのが特徴で、高付加価値戦略による商品展開をしている。 GACKTは美食家としても知られていて、テレビ番組「芸能人格付けチェック」などでも食へのこだわりを垣間見ることができる。なぜ、根室の水産会社がGACKTとコラボすることになったのか。オーシャンの荒木和人社長に聞いた。そこには、地方都市の水産会社としての課題と苦悩があったという。 荒木和人(あらき・かずひと)株式会社オーシャン代表取締役社長。1977年、根室市生まれ。1
ブラジル連邦最高裁のアレクサンドル・デ・モラエス判事は8月30日(現地時間)、裁判所の司法判断が順守されるまで、ブラジルでのXの運営の即時完全停止を命じたと発表した。この命令は、Xがブラジルでの法定代理人を任命するまで有効としている。 また、米Appleと米Googleに対し、公式アプリストアからXアプリを削除するだけでなく、モバイル端末でのアプリの使用をブロックする措置を講じるよう求めた。 さらに、Xを使うために「技術的ごまかしを使う」(VPNのことを指す)ユーザーには1日当たり5万レアル(約130万円)の罰金を科す。 Xのオーナーであるイーロン・マスク氏はこの発表を受け、「アレクサンドル・デ・モラエスは判事のコスプレをした邪悪な独裁者だ」とXにポストした。 同氏はその後も「ブラジルの圧政政権は国民が真実を知ることを非常に恐れており、試みようとする者は誰でも破産させてしまう」など、ブラジ
東京大学の松尾・岩澤研究室は8月30日、フルスクラッチで開発した大規模言語モデル(LLM)の「Tanuki-8×8B」を公開した。経済産業省とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」プロジェクトで開発したもの。日本語で作文や対話する能力は、米OpenAIのLLM「GPT-3.5 Turbo」に匹敵する。海外のモデルに比べ、共感や思いやりのある返答ができるという。 Tanuki-8×8Bの開発では、80億パラメータのモデルを8つに複製し、それぞれが分化・連携して動作するように追加学習した。結果、LLMの日本語作文・対話能力を評価するベンチマーク「Japanese MT-Bench」において、GPT-3.5 Turboと同等のスコアを出した。
グンゼが2024年3月に発売した新ブランド「アセドロン」が好調だ。発売からわずか半年で85万枚を販売するなど、物価高騰の中でも売り上げを伸ばしている。 背景には夏のインナーウェアに対する消費者が抱えていた不満に加え、ブランディング戦略も成功要因として挙げられる。商品企画を担当した藤本和彦さんとマーケティング担当の日和崇さんに話を聞いた。
CPAN Security Groupは2024年8月26日(現地時間)、「App::cpanminus」(通称:cpanm)に重大な脆弱(ぜいじゃく)性が存在することを伝えた。 cpanmはプログラミング言語Perlのアーカイブである「CPAN」(Comprehensive Perl Archive Network)からPerlモジュールをインストールするために利用されるツールだ。公式CPANクライアントの代替として広く利用されている。 cpanminusに見つかった重大な脆弱性「CVE-2024-45321」 見つかった脆弱性は「CVE-2024-45321」として特定されており、共通脆弱性評価システム(CVSS)v3.1のスコア値9.8で、深刻度「緊急」(Critical)に分類されている。cpanmがデフォルト設定で安全ではないHTTPを使用してコードをダウンロードしているため、こ
「リカちゃん」といえば、1967年から子ども達に愛されてきたタカラトミーの着せ替え人形。そのリカちゃんと会話できる「Licca Meets(リカ・ミーツ)」のデモンストレーションを「東京おもちゃショー2024」のタカラトミーブースで実施しています。 リカ・ミーツは「リカちゃんと本当にお話ができたら」という子ども達の夢を叶えるため、最新のデジタル技術を使って作り出した新しいコミュニケーションツール。リカちゃんとお話する、というと「リカちゃん電話」を思い出す人もいるかもしれませんが、あれは「リカちゃんが(一方的に)お話を聞かせてくれる」ものです。ちなみに今でもあります(リカちゃんでんわ)。 リカ・ミーツは、リカちゃんを3D CGのデジタルキャラクターとして再現し、さらに生成AIの技術を使った対話エンジンと音声合成技術を組み合わせています。詳細は教えてもらえませんでしたが、要は生成AIが会話の内
「JR時刻表」などを発行する交通新聞社(東京都千代田区)は、過去の鉄道路線図を全国のコンビニエンスストアなどで印刷できる「レトロ路線図ライブラリ」を9月2日から提供する。価格は普通紙A3で300円、光沢紙A4(ファミリーマート、ローソン、ミニストップのみ)で500円。 「全国観光時間表」(1963年5月号)、「ダイヤエース時刻表」(1968年10月号)、「JNR編集時刻表」(1987年4月号)をピックアップ。ビジネス・インフォメーション・テクノロジーが運営するコンテンツプリントサービス「eプリントサービス」を利用し、全国のコンビニエンスストア等に設置されたマルチコピー機で過去の路線図を印刷できるようにした。 交通新聞社は「路線図は、過去と現在では異なる姿を見せている。過去の路線図をプリントして現在の路線図と比較したり、当時の乗りつぶし状況を記入したりと気軽に使える」としている。 提供するの
IT企業やITエンジニア間で盛んに開催されるIT勉強会。しかし昨今は、イベントで提供される飲食物のみを目的とした不審者が入り込み、肝心の勉強会に支障が出る──というトラブルの報告が相次いでいる。そんな現状を問題視して、リーガルテックを手掛けるスタートアップのLegalOn Technologiesは8月30日、“タダ飯狙い”の参加を防ぐのに使える参加規約のひな型を無料公開した。 ひな型は同社の法務やエンジニアが所属する部署のメンバーが集まって作成したという。「社内の勉強会を開催する有識者や、法務の専門家がレビューした、胸を張れるクオリティーのひな型。主催する勉強会の参加規約のひな型として活用していただければ。必要に応じて、社内の法務の方などへのレビューを依頼してほしい」(同社) ただし「残念ながら、今回のひな型を活用したイベントにおける責任については、われわれは負うことはできず、あくまでイ
関連記事 “ユニーク仕事場”いろいろ? とある関西ITベンダーで働くみんなのデスク環境 「猫まみれ」「デスク2種使い分け」など IT関連企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。社員がどんな環境で働いているかチェックする。今回はクラウド型CRM(顧客関係管理)ベンダーのシナジーマーケティングで働く人のデスク環境を探る。 累計30億円調達のスタートアップで働くみんなのデスク環境 働き方のこだわりチラリ IT関連企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。社員がどんな環境で働いているかチェックする。今回は4月までに累計で約30億円の資金を調達しているスタートアップ・estie(東京都港区)に注目。 ラクスルで働くみんなのデスク環境 グループまるっと経営者からエンジニアまで写真でチェック IT企業で働く人のデスク環境を写真や本人のコメント付きで紹介。社員がどんな環境
ZOZOは8月30日、生成AIを使った独自ツール「アイテムレビューパトロール」を自社開発し、4月から、ZOZOTOWNに投稿されたユーザーレビューのガイドライン違反の検出に利用していると発表した。 4カ月間運用した結果、担当者のガイドライン違反チェックにかける業務時間が67.7%削減でき、チェック件数も68.5%減らせたという。 ZOZOTOWNのレビューガイドラインでは、配送や、商品不良に関する内容をレビューを対象外と規定しており、担当者が目視でチェックしていた。 新ツールはLLMを活用。LLMの不確実性に対応すべく、AIが検出したレビューを担当者が目視で確認することを想定して開発した。 ツールの導入により、ガイドライン違反の可能性が高いと判断されたレビューのみをチェックすればよくなり、生産性が向上したという。 関連記事 生成AIで月10万時間を創出 GMOが業務で活用しているAIツール
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「ElasticsearchとKibanaがオープンソースライセンスに復帰、Elasticが発表。AWSがフォークに投資し、市場の混乱は解決されたと」(2024年8月30日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。 オランダに本社を置くElasticは、ElasticとKibanaのライセンスにオープンソースライセンスであるAGPLを追加すると発表しました。 3年前の2021年、同社はElasticをマネージドサービスとして提供しているAWSを名指しで非難しつつ、ElasticのライセンスをApache License 2.0から、商用サービス化を制限する「Server Side Public License」(SSPL)と「Elastic License」のデュアルライセンスへ変更しました。 それ
ソフトバンクのAndroidスマートフォンが、単体での購入ができなくなっている。ソフトバンクオンラインショップの機種ラインアップのページから「機種のみを購入する場合はこちら」にアクセスしたところ、選択肢がiPhoneとiPadしか用意されていない。つまり、Androidスマートフォンはソフトバンクの回線契約がないと購入できない。 ソフトバンク広報に確認したところ、単体購入でiPhoneとiPadしか選べなくなったのは、2024年8月1日からとのこと。Androidスマートフォンを単体販売の対象から外した理由は「市場環境や販売戦略上の理由から、端末単体購入ができる対象機種をiPhoneとiPadにしています」とのこと。また、オンラインショップだけでなく、実店舗のソフトバンクショップでもAndroidスマートフォンは単体では購入できないという。 この方針は永続的に続くのか、また変更される可能性
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