立民、衆院解散へ攻勢 政治改革で主導権狙う 時事通信 政治部2024年04月29日09時14分配信 記者団の取材に応じる立憲民主党の泉健太代表=28日午後、東京・永田町 立憲民主党は衆院3補欠選挙の勝利を、次期衆院選の追い風としたい考えだ。政治改革に対する自民党の消極姿勢が国民の強い反発を招いたとみて、大型連休後に本格化する政治資金規正法改正を巡る与野党協議で主導権を握り、衆院解散・総選挙に追い込む戦略を描く。 〈衆院3補選〉関連ニュースをもっと見る 「政治改革を占う選挙戦だった。自民案は全く駄目だ。国民の信任を得られないと認識し、出し直してもらいたい」。立民の泉健太代表は28日夜、党本部で記者団にこう訴えた。 3補選はいずれも、自民派閥の裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題が、最大の争点となった。立民は「裏金問題の処理にイエスかノーかの戦いだ」(泉氏)と訴え、政権批判の受け皿となることを