知事不信任、民意は否定 パワハラ疑惑追及、先行き不透明―兵庫知事選 時事通信 内政部2024年11月18日07時32分配信 8月30日、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席した斎藤元彦知事(中央) 17日投開票の兵庫県知事選で、前知事の斎藤元彦氏(47)が再選を果たした。新たな知事による県政刷新ではなく、斎藤県政の継続を県民が選んだことで、全議員が不信任を突きつけた議会との判断と食い違う結果になった。斎藤氏はパワハラ疑惑などを追及した県議会と再び向き合うことになるが、選挙による県民分断の影響は大きく、混迷が続く可能性がある。 初当選時より25万票上積み 失職後再選の斎藤氏―兵庫知事選 斎藤氏はこれまでの取材で「再選ならば大きな負託を新たにいただいたことになる」と強調。告発文書問題を招いた責任の「みそぎ」になるとの考えを示していた。再選を受け、1期目に取り組んだ改革をさらに強力に進