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企業秘密だけじゃない、ソニーがハッカー攻撃で失ったもの
ソニーのハッキング事件が面白いことになってきた。同社は大変な災難に遭ったわけだが、同時に事件の「... ソニーのハッキング事件が面白いことになってきた。同社は大変な災難に遭ったわけだが、同時に事件の「結果」をどうとらえるべきかについていろいろな考察を迫られるだろう。 まず、事件をおさらいしよう。 「平和の守護神(Guardians of Peace)」と名乗るハッカー集団がソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント(SPE)の社内ネットワークに侵入し、重要な書類等を盗み出したことが明らかになった。11月末のことだ。言うまでもないが、SPEはソニーの映画部門でハリウッドのパワー・プレーヤーだ。 何が盗まれたのか。これまでわかったところでは、社員(とくにエグゼクティブ)の給与明細、社会保障番号、ビジネス戦略の概要、俳優や取引先との契約額、新作未公開の映画5本、そして社内メールだ。ただし全容はまだ不明で、これまでと同様、これからも五月雨式に出てくるかもしれない。 当初、その手法からこのハッカーたち
2014/12/21 リンク