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大学への「TOEFL」導入案、総論はいいが各論は?
この欄でも再三主張していた大学入試へのTOEFL導入ですが、ようやく政府も動き出したようです。大... この欄でも再三主張していた大学入試へのTOEFL導入ですが、ようやく政府も動き出したようです。大学入試が変わることで、「翻訳メソッド+文法理解+語彙暗記」という「言語中枢とは何の関係もない、大脳の暗号解読機能」を刺激して「英語教育」などという大誤解から、日本の高校以下の教育が自由になるのは良いことだからです。 このTOEFLですが、そもそもの目的が非英語圏の留学生が英語での大学教育に参加できるかを判定するものであり、その内容は大学入試に使用するにはふさわしいものだと思います。また、長い使用実績がありますし、大学で使用する英語のプロフィシエンシー(流暢さ)を測定するテストとして、恐らく最も適切な選択でしょう。 ですが、今回の報道を通じてアナウンスされている案の各論をはじめとして、細かな点に関しては疑問に思われる部分もあります。以下、疑問点を箇条書きしておこうと思います。 (1)この案が国立大
2013/03/27 リンク