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人間なら120歳の猫「みーちゃん」と暮らす 玉江一貴さん(73) 飯塚市勢田 / 西日本新聞
出会いは1981年5月。まだ手のひらに載るほどの大きさだった。目も開かずに、栄養失調だったのか衰... 出会いは1981年5月。まだ手のひらに載るほどの大きさだった。目も開かずに、栄養失調だったのか衰弱。「このままじゃ死んでしまう」。人間の赤ちゃん用の粉ミルクと、猫用の哺乳(ほにゅう)瓶を買ってきて、人肌の温度で与えると、吸い付くように飲み始めた。目を開いた瞬間、「お父さんと認定された」と感じた。「それが28歳、人間で120歳の年まで生きるなんてね」。成長に驚く。 最初に引き取ったのは、北九州市に住む妹峰子さん(71)。雨の日に、小学生女児2人がぬれた猫を抱え、途方に暮れていた。峰子さんが聞くと「お母さんに『飼えないから元の場所に戻しておいで』と言われた」と泣く。しかし、峰子さんの家も公団住宅。そこで白羽の矢が立ったのが、飯塚市に家を建てて1週間の、「猫好き」の兄だった。 「みーちゃん」と名付けたその猫は、玉江家で“大活躍”を見せる。庭ではツバメやキジバトを捕まえる「名ハンター」。83年に頴
2009/09/23 リンク