東京新聞:覆う空気 ムラ社会の少女 モノ言い続ける:社会(TOKYO Web)

富士山を背に田畑が広がる静岡県旧上野村（現富士宮市）。戦後間もない一九五二年、高校二年の石川皐月（さつき）が新聞社に出した一枚のはがきで、村の名は全国に知られることになった。記されていたのは、国政選挙での替え玉投票の疑惑。地域のまとめ役が入場券をおおっぴらに集めて回っていた。村では多くの逮捕者が出た。憎悪の的となった石川一家は追われるように村を出た。

[buhikun]

あわせて知っておきたい「隣人訴訟」http://tinyurl.com/5qdhpm /権利主張をなすものが指弾される「空気」。公益通報の萎縮についても考えたい。

[white_cake]

村の古老たちにとって、恥をさらすことのほうが恥そのものより罪が重いのがポイントだよなあ。

[unorthodox]

告発者をイビり出したこの村を果たして今のニッポンは野蛮だと笑えるだろうか。

[ishikawa-kz]

「強者に抵抗する言葉をどこか言いにくい今の日本は「９・１１後の米国に似ている」と思う。「国が禁止したわけじゃなくて、民の側からも空気をつくり上げていっちゃう」」

[Lhankor_Mhy]

『六十年余たった今も、旧村民は口を閉ざす。事件について尋ねると、農作業中の年老いた男性は「蒸し返すのか」と鍬（くわ）をぎゅっと握った。別の古老は「村の恥をさらした家だ」とすごんだ』

[tatage21]

21世紀になってからも、正義感から雪印食品の牛肉偽装を告発した流通業者が業界で干されて倒産に追い込まれるという事もあったね。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[kaos2009]

“高校二年の石川皐月（さつき）が新聞社に出した一枚のはがき”