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衆院選
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マキシマムという商品名を耳にしたことはありますか?エナジードリンクやプロテインバーなど、様々な形態で展開されているこの商品。 どこで購入できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、マキシマムの販売店舗や商品情報について詳...
マハポに見る昔のコンピュータ 20年前の昔話 2015年も終ろうとしている。この20年間のIT技術の進歩はすさまじかった。世の中があまりにも早くドラスティックに変わったので、その変化を体験していたはずの私が携帯やネットが昭和時代からあったものと錯覚するほどである。 80年代から秋葉原に出入りしているので、その頃手に入れた遺物がまだ手元に残っていたりする。今回はこのチラシを元に昔話をしてみよう。ガジェットはこのチラシである。1995年頃のものだ。 チラシ表面 チラシ裏面 PDFはこちら マハポとは? 正式な社名は「マハーポーシャ」、PCマニア達は略してマハポと呼んだ。あのオウム真理教が展開していたパソコン・PCパーツショップであり、1995年3月の地下鉄サリン事件の後に消滅した。ちょうどその年の末にWindows95が日本で発売され世の中はIT社会へと加速していった。古いPCマニアにとっては
あの日の冴島奈緒 写真は思い出を残すもの 私が「カメラやレンズを作っています」と言うと、「では写真の撮り方を教えて下さい」と言われることがままある。「いや、カメラ技術者とカメラマンは全く別物ですから・・・私は映像作家なので動画作品は作りますが、写真はスナップを撮る程度なのですよ」といつも答えることにしている。 スナップ写真というのは思い出を残すためのものだ。見たものなんかはそのうち忘れてしまうし、見たもの自体が無くなってしまったということもよくある。スナップ撮りとはそんな当たり前でどうしようもないことに少しだけ抗おうとする行為だと私は考えている。 デジカメ時代となる以前から私は常にカメラを持ち歩いている。フィルムの写真を年に2,000枚以上撮っていたこともあるので、まあ写真を撮る方の人間だと言って良いだろう。 さて、先日偶然こんなページを見つけた。半分忘れていた思い出がそこにあった。 元ペ
といったところ。竹のデータは見つからなかったので木材(繊維方向)のデータを代用する。なるほど、プラスチックは竹(木材)に比べて10倍ほど線膨張率が大きい。これを見て誰かが「プラスチックの物差しは温度で伸び縮みするので精度が悪い」と言い出したのだろう。 極めて幼稚で素人くさい発想である。 ちゃんと科学の勉強をしていない人がデータを扱うとすぐこんなことを言い出す。それを自分で考える力がない人が「なるほど」と広めてしまう。「竹尺は温度で伸び縮みしないので長さを正確に測れる」という考えには 測定する物体の伸び縮みが考慮されていない。 もう私が言っていることがおわかりだと思う。物差しの温度が変わるということは測定する物体の温度も変わるわけだ。測定する物体は多種多様で、熱膨張率も様々。物差しの熱膨張率だけを論じて何の意味があるのだ?測定する物体がプラスチック製なら、プラスチック物差しが最も安定して(「
嘘だらけのクワイ河橋 「戦場にかける橋」(1957 米) 映画は事実を語らない たとえば時代劇。「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」が実在の人物を元に作った架空のキャラクターであることは多くの人が理解している。「現実とかけはなれている」と目くじらを立てる人がいれば、そいつが無粋なだけだ。しかし「眠狂四郎」や「座頭市」のように完全に架空のキャラクターではないので、時に誤解・混乱を引き起こすことがあるのは事実である。 映画は事実を語るものではない。ドキュメンタリー映画と言われるものでさえ、そこには必ず作り手の意図が込められている。 さて、「戦場にかける橋」(1957米)の話。アカデミー賞を総ナメにしたメジャー映画で、主題歌の「クワイ河マーチ」を聞いたことがない人はまずいないだろう。私は今年の夏タイ・カンチャナブリーにあるクワイ河橋を訪れた。その記念にこの映画を取り上げてみることにする。 原作者は「戦
製品概要 注: 「一式」は単なる背景です。現在販売しておりません。 販売店様向けのノベルティグッズとして弊社ロゴ入り30cm竹尺を製作したところ、一般販売を希望される声が多くありました。実際ノベルティグッズとしてのみ扱うにはもったいない「逸品」です。製品として扱うことにしました。 物差しの材質は何十年も前にプラスチックへ置き換わりました。今日では純日本製竹尺を作り続けているメーカーはたった一社しかなく、そこにお願いして製作して頂きました。国内製造であるだけでなく材料の竹も国産材で、純粋に「MADE IN JAPAN」です。 物差しの最高峰 物差しの材質が竹からプラスチックに置き換わったのは主にコスト(量産性)のためです。竹材には多くの優れた点があります。何より軽く手触りが良いですし、良い香りもします。プラスチックは小傷がつくと見苦しくなる一方ですが、竹は使い込むといい具合に古びてきます。目
社会主義のRPN電卓 ITの恩恵 ITの発達は想像しなかった状況を多くもたらした。ネットオークションなどその最たるもの。世界中のレア物を居ながらにして物色できるなど20年前は考えもしなかった。決済方法や配送方法も進歩したので何の苦労もなく手元に取り寄せることができる。今回はそうして手に入れたMK61というRPN電卓について。社会主義時代のロシア、つまりソヴィエトで開発された代物である。 ソヴィエトの志宝、MK61(クリックで拡大) こんなものがNIB(新品箱入り)のデッドストックとしてウクライナに存在し、それが40ドル程度で手に入るのだ。全く恐ろしい時代である。 別世界のRPN電卓 RPN方式は別にHPの特許ではない。どのメーカーもRPN電卓は自由に作れる。ただ売れないものをどこも作ろうとしないだけだ。HP以外のRPN電卓は例外程度にしか存在しない。この世界には。 ところが30年ほど前まで
3D COOLに好意的なブログ記事を書いていただいていたことを、安原様の経歴とともに西に伝えたところ、なんらかのビジネスの関係を持てないかという興味を持ったようです。(※ 原文のまま) とコンタクトをとってきた。この担当者は以降頻繁に登場するが、西和彦と違い私人のため名前は明かせない。よって以降「従者Y」と記述する。 安原製作所は光学機器製造メーカーである。カメラ業界外の方からの「なんらかの」とか「興味を持った」とかいう具体性のない理由での来社はお断りするのが常である。しかし今回は西和彦という一般的に知られた人物からの依頼なので、無意味なことにはならないだろうと考え承諾した。結局この誤った判断が西和彦の闖入、延いては安原製作所への業務妨害を許してしまったのである。 「ボク、西和彦。安原製作所に闖入したよ!」 撮影地:安原製作所 撮影日:2013年10月30日 撮影者:安原伸 2013年10
コンセプト 概要 NANOHA TUBE(上図はSONY Eマウント用。マイクロフォーサーズ用もあります。) NANOHA TUBE はミラーレスカメラとレンズの間に装着する接写リングです。元レンズの最短撮影距離を縮めることができますので、「今一歩寄りたい」時に役立ちます。 NANOHA TUBE は元レンズとミラーレスカメラ間の電気信号を中継します。このため、多くの場合でAE・AF等が作動し、複雑な操作無しに接写を行う事ができます。(すべてのカメラ・レンズとの組み合わせで動作を保証するものではありません。) 論より実写 NANOHA TUBE を説明するには、実写結果をご覧頂くのが一番です。 マイクロフォーサーズ用標準ズーム14mm-42mmを使い焦点距離42mmで撮りました。これが最短撮影距離です。 10mm厚のNANOHA TUBE を使用すればここまで寄れます。 16mm厚のNAN
闇に隠れて生きる 日立デジカメ (4) 気違い兄弟 あなたの家族や親戚にも、一人や二人は思い出したくない人がいるだろう。一族の中でその人の名前が出ると、皆が黙ってうつむいてしまう。ダメ一族にもそんな人が二人ほどいる。私は彼らを他に言葉がみつからないので「気違い兄弟」と呼んでいる。一人目はこれだ。 HDC-52K 気違い次男 私はこの機種はカメラ史の中で一番程度が低い部類だと思う。ただみっともない。 中国の街角を歩けば、いまでもこういったデザインの雑貨に出会うことができる。しかしそれらは一流のデザインに触れる機会も無く十分な資本を持たない小さな工場の人たちが何とか人目を引こうと努力した結果の産物である。考えようによっては清々しい。 また、カメラ史上(特に東欧や中国には)性能やデザインが稚拙なものは多く存在する。しかしそれらはどうしようもない外的要因から生じた産物であり、よく見れば工夫や可愛ら
闇に隠れて生きる 日立デジカメ (6) 日立デジカメ もう一つの系譜 前話で私はHDC-W902を最後に「日立デジカメ」の歴史が終わったと書いた。実はこれは少し補足する必要がある。正確には「日立CMOSデジカメ」の歴史が終わったとすべきだ。 私は日立デジカメを愛している唯一の人間で、こんなものを収集・研究している人は他にいないと思っていた。ところが最近「私も7台持っています」というお便りを頂いた。この闇に隠れたコラムを読んでいる人がいるというのも驚きだが、他に収集している人がいるというのは驚いたら良いのか悲しんだら良いのか・・・この方はHDC-401を取り上げてほしいとのこと。「今までHDC-401が出てこなかったのはなぜ?」という疑問はごもっとも。これについて語るには、日立デジカメのもう一つの系譜について説明する必要がある。 日立デジカメのビジネスモデルは、非常に程度の低いOEM製品に日
カメラ随想 前言 小さいながらもカメラメーカーを経営している私が他社の現行カメラについて書けば色々都合が悪いことが起こる。よってこのコラムで取り上げるカメラは既に無くなってしまったメーカーのものや産業としてメインストリームから外れているものに限られる。 メジャーなカメラの情報なんてWEB上にあふれている。世界の果てにあるカメラの話の方がきっと面白い。
闇に隠れて生きる 日立デジカメ (5) 偽物兄弟 2009年になってとうとう日立デジカメは第四世代に突入する。CMOS撮像素子の画素数が900万画素にアップし、外観が大きく変わった。 これを見ると誰もが、「おっ、日立デジカメもとうとう光学ズームを搭載したのか」と思うであろう。メインスイッチを押せば一般的なデジカメのように鏡胴がぐいっと前に伸びてきて・・・・と思うだろう。 しかしこのカメラ、偽物なのだ。 電源を入れても鏡胴は伸びてこない。実はこのカメラ、鏡胴中央の黒い部分だけがレンズで、その外側の何重にもなっている銀色の枠は、何というか、ただの飾りなのだ。オートフォーカスもなく固定焦点である。何のことはない、仕様は今までの機種とまるで同じで形だけ光学ズームデジカメに見せかけているのだ。こんな物に天下の日立ブランドを付けて販売したのだ。 これがカメラのパッケージである。 私もいつかセレブになっ
闇に隠れて生きる 日立デジカメ (1) カメラ店では見つけられないデジカメ 日立製作所と言えば日本を代表する大企業で、原子力発電所から電球まで様々な物を作っている。ところがデジカメは作っていない。それなのになぜ日立デジカメが存在するのか、まずここから話を始めよう。日立製作所は国内だけでも数百の関連会社がある。これらは多かれ少なかれ日立製作所と関連しているので、ニセ日立ではなく「日立の一種」である。その中に日立リビングサプライという会社があり、ここが「日立デジカメ」を出しているのだ。もちろん日立リビングサプライが自力でデジカメを開発しているわけではなく、どこかのメーカーがOEM製品として作ったものに日立のブランドを付けて販売しているだけだ。ところがこの「日立デジカメ」はカメラ本体やパッケージに「HITACHI」とか「Inspire the Next」とか書いてあるわけだから、普通の人は日立製
全周VRパノラマ作成にもお使い頂けます。VRパノラマの作例は「ギャラリー」のページでご覧頂けます。 VRパノラマ作成方法については久門易様のページに詳しく解説されています。特にMADOKAを使う上でのポイントが解説されておりますので、ぜひご覧下さい。 「パノラマ工房」様より「パノクリエーター」というサービスが提供されています。撮影した4枚の画像をアップロードするだけで簡単にVRパノラマが得られるサービスです。弊社は本サービスの開発段階から協力させて頂いており、変換プログラムは弊社MADOKAに最適化して作られています。 MADOKA用パノヘッド「TOM SHOT 360」を扱っております。一定角度毎にクリックがあり、素材を迅速に撮影することができます。もちろんNPP(ノーパララックスポイント)も十分に考慮されています。詳細はメーカーのページをご覧下さい。国内販売価格は消費税込み27,000
M532というあだ花 最後のコダックカメラ かつてのフィルム界の巨人、米コダック社が倒産した。もちろん感慨深いものはあるが、意外性は全く無い。最近のコダック製品といえば、量販店の店頭ワゴンに使い捨てカメラやコダカラー100フィルムが破格値で売られているのを見るぐらい。コダックの名前が付いた単三アルカリ電池が4本100円で売られているのを見るに至っては、行く末は明らかだった。 今回の話はM532というデジタルカメラ。発売されたのが2011年なので、結果としてコダック最後のカメラということになった。 魅惑の機能「フィルム効果モード」 M532はアメリカ市場によくある「エントリー商品」というジャンル。カメラにそれほどこだわりがない人が買うものだ。余談だが日本市場ではエントリー商品はただの安物と判断されてしまう。だからコダックやGEなどは安物メーカーとしか認知されない。 エントリー商品であるが故に
【価格】 日本国内における弊社直販価格は MADOKA(E) (SONY-Eマウント用): 24,000円(消費税込み) MADOKA(F) (FUJI-Xマウント用): 26,800円(消費税込み) です。送料は全国一律800円(クロネコヤマト便)です。 【ご購入のお申し込み】 ※ ながらく欠品中であったMADOKA(F)ですが、2017年10月22日現在供給可能となっております。ご予約中のお客様に優先販売のご案内しています。MADOKA(F)はMADOKA(E)に比較して需要が少ないため継続生産が難しく、今回の生産分が終了すると次回生産までまた欠品となる可能性があります。ご購入を検討される方はご予約をお願い致します。ご予約に費用は一切かかりません。ご用意でき次第メールでお知らせいたします。ご予約はhimeji@yasuhara.co.jpまでお願い致します。 himeji@yasuha
NANOHA はミラーレスカメラに装着して小さなものを撮影するためのレンズです。いわゆるマクロレンズですが、撮影倍率(被写体の大きさに対する撮像素子上の像の大きさ)が5倍もあり、一般的なミラーレスカメラに装着すると撮影画像上の 1 pixel が約 1 micrometer(1ミクロン)になります。これは肉眼の限界をはるかに超えた領域です。 NANOHA は顕微鏡を使わなければ難しかった高倍率撮影をミラーレスカメラを使って簡単に出来るよう開発しました。そのためにいくつかの新しい機構を組み込んでいます(特許出願済)。 顕微鏡の光学系は基本的に目で覗くために設計されており、それにカメラを取り付けて撮影しても普通の写真のようには撮れません。NANOHAは初めからミラーレスカメラに取り付けることを目的に設計されているので、画像は周辺部まで良好で像の歪み(ディストーション)もごくわずかです。ミラーレ
お知らせ 平素より安原製作所をご利用頂きありがとうございます。 安原伸儀、去る令和2年3月22日、享年56歳にて逝去致しました。 店主の急逝により、3月22日以降の全ての業務が停止しております。 店主ひとりで経営しておりましたため、事業の継続は困難であり、再開の予定は御座いません。 お客様には大変申し訳ございませんが、ご理解を賜りますよう何卒よろしくお願い致します。 長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。 故人に代わり御礼申し上げます。 ご質問、ご相談などがございましたら下記までメールにてご連絡ください。 どこまでお力になれるかはわかりかねますが、対応させて頂きます。 王竹智子 yasuhara.info@gmail.com 安原製作所ホームページ YASUHARA Co.,Ltd. All rights reserved
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