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理研、摘出した臓器を長期保存・蘇生する技術を開発 | 財経新聞
臓器灌流培養システムの回路図と写真。左:臓器灌流培養システムの回路図。肝上部下大静脈と門脈にチュ... 臓器灌流培養システムの回路図と写真。左:臓器灌流培養システムの回路図。肝上部下大静脈と門脈にチューブを接続し、ポンプで培養液を灌流する。培養液の温度やpH、酸素濃度などを制御できる。右:臓器灌流培養システムの写真。手前に臓器チャンバー(臓器を入れる容器)があり、その内部に肝臓を設置している。写真左側に見えるボトルには灌流培養液が入っている。(理化学研究所の発表資料より)[写真拡大] 理化学研究所の辻孝チームリーダーらの共同研究グループは、ラットから摘出した臓器を長期保存し機能を蘇生する技術を開発した。 臓器移植を希望している患者は、現在国内に約1万4,000人以上いるが、多くの患者は臓器移植を受けることができない状態が続いている。研究グループは、現在の臓器移植治療の課題である、ドナー臓器の安定した長期保存と、移植不適応となった心停止ドナーの臓器を蘇生する手法の開発を目指した。 研究グループ
2015/04/29 リンク