ＮＹ原油 一時３４ドル台前半に 約６年１０か月ぶり安値 NHKニュース

１８日のニューヨーク原油市場は、原油の供給が過剰な状態が一層強まるとの見方から原油の先物価格は一時、１バレル＝３４ドル台前半まで値下がりし、およそ６年１０か月ぶりの安値水準をつけました。 原油の先物価格は今月４日、ＯＰＥＣ＝石油輸出国機構が原油の減産を見送ってから下落傾向が強まっており、１バレル＝６０ドル台をつけたことし５月と比べると、３０ドル近くも値下がりしています。 市場関係者は「アメリカで原油の輸出が再開されることも決まり、世界的に供給過剰な状態はしばらく続くとみている。原油安はエネルギー企業の業績への懸念から、株式市場が大きく値下がりする要因にもなっており、投資家はどの水準で下げ止まるかに注目している」と話しています。

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