サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
papanda.hatenablog.com
2010年のデブサミが、自分にとってこれまでと違うデブサミになりそうだと最初に考えたのは、DevLOVEコミュニティで97本の読書会を開いた時だった。 読書会後の懇親会で、この本の監修者であるyusukeさんに、「デブサミで話してみないか」という誘いを受けた。私はその時、yusukeさんが冗談を言っているのだと思った。 そもそも、デブサミは私にとって特別なイベントであり、その特別な場所で私が壇上に立って、話すというのは、好きなプロ野球球団から、バッターボックスに立ってみないかと言われているのと同じことを意味した。 ところが、yusukeさんの次の一言が深く自分に突き刺さり、「デブサミで話す」ということがリアリティのある話として感じられるようになった。 「聞きに来る人が、たとえ10人でも1人でもいいではないか。何を考えているのか、少なくとも私は聞いてみたい。」 こんな嬉しい言葉を一体人生で何
「組織を芯からアジャイルにする」の発刊に際して、新たなコミュニティを立ち上げます。 長らく組織というもの向き合ってきました。特に、この数年はデジタルトランスフォーメーションの名の元に行われる、組織の数々の取り組み支援を続けてきました。そこで垣間見たのは、日本の組織が直面する「組織的負債」とでも言うべき根本課題です。 次の話で示しているとおり、日本の組織はそれまでの判断基準、価値観である「効率への最適化」だけでは勝負にならなくなっている。しかも、その事実に気づいていながら、これまでのモメンタムに抗うことができずにいる。 www.docswell.com 多くの組織が「最適化」に代わるすべを必要としているのではないでしょうか。効率への最適化だけではなく、組織を取り巻く環境、状況の変化に対応できるようにする。それは、変化への適応力のことです。 変化への適応こそ、ソフトウェア開発の世界が先行して取
ギルドワークスの代表を2020年6月でもって退任いたします。 2014年4月からつとめてきたギルドワークス社の代表を退任することにいたしました。丸6年のつとめとなります。 「自分の会社を退任するってどういうこと?」と思われる方もおられると思います。ギルドワークスは創業メンバーおよびその設立を後押しして下さった事業会社の出資によって成り立っています。ここまで会社の代表としてその任を果たして参りましたが、ギルドワークス自体は私の個人会社ということではありません。後任についても定めております。その周知については、ギルドワークスの会社サイトで案内します。 退任を決めた理由は、自分の時間の使い方、優先度を変えるためとなります。具体的には2つあります。一つは、家族に向けた時間の優先度を上げることです。私は2006年に転職のため大阪から東京に出てきました。15年近い歳月が流れたことになります。この間、家
社内で、アジャイルプラクティスの読書会を開いている。 今日は、その第四回。 アジャイルプラクティスをみんなで読んでいて、感じるのは、 現場には現場のプラクティスが既にあるということ。 その知恵を共有することで、新たな気づきを生むことができる。 Aという現場で抱えている問題は、すでにBという現場で解決を している。でも、それをシェアするようなタイミングも場も 無いから、同じような問題をそれぞれが解決している。 もっと、もっと、組織の壁は越えていい。 さて、この視点を広げてみたらどうだろうと思った。 つまり、社内でやっただけでも、我々は、前進することが できた。 では、会社の壁を越えて、そんな場を作り出すことができたら、どうか。 AというSIerとBというSIerは同じ悩みを抱えているかもしれない。 しかし、CというSIerはそれを既に解決しているかもしれない。 会社という壁を乗り越えたとき、
先日、就職先をきめた大ちゃんと仲間何人かで飲んでいて、彼の 「なんでみんなブログ書かないんだ。」 という一言を受けて、そういえばブログを書く習慣が無くなって、久しいことに 気づいた。ブログを書かない代わりに、twitterやfacebookで何かを書く欲を 消費している。 Google Readerで、ときどき他の方のブログは見ているのだけども、一頃に 比べると未読の数があまりたまらなくなった。 1週間も放置すると、爆発的にたまっていた未読が今は1ヶ月でも読める程度に しかたまらない。 確実に皆、書く量は減っているよね。まーいいじゃない、twitterとかあればさ。 なんて、大ちゃんに言おうとしたら、彼は 「友人知人の近況とか何考えているか知りたいからね。」 だから皆ブログ書こうよ、と言う。 なるほど、確かに、twitterやfacebookでは見逃していることの方が多いからなぁ。 それに
4月1日から政府CIO補佐官を拝命致しました。 補佐官とは? https://cio.go.jp/hosakan フルタイムではなく兼務です。メインは従前のとおりとなります。公の仕事になりますから、個人の属する組織とは全く別、関わりなく、業務にあたってまいります。 なぜ、政府CIO補佐官をつとめようと考えたのか、その理由はもちろん前回の記事に基づきます。 papanda.hatenablog.com 「日本のDXを進めていく方面は3つある。大企業と、地方アトツギと、そして残る一つが国である」と考えています。いずれもこれまでの日本社会を支えてきたプレイヤーです。そうした役割がとてつもない逆境に置かれている。それは、これまでの意思決定に基づくところであり、必然と言えるのでしょう。 ですが前回書いたとおり、「過去の栄光の中を、あるいは10年20年後の絶望の淵を生きているわけでもなく、今を生きてい
2012年8月、Agile2012に参加してきました。Agile Conferenceはその名のとおりAgileをテーマとしたカンファレンスで、世界中から参加者が集まるグローバルなカンファレンスです。書籍の中でしか会えないと思っていた著名な方々も多数集まる。スコット・アンブラー、ジム・ハイスミス、メアリー・ポッペンディーク、ヘンリック、エトセトラエトセトラ。いずれも、最高のヒーローたちだ。そう、Agile Conferenceは、Agileのアベンジャーズが集まる場なのだ。そういう人たちが、たいていセッションを持っていて、成果や新しい発見について披露する。参加者は、5日間さまざまなAgileストーリーに浸かることになる。極上の時間だ。 会期中のセッションやカンファレンスの様子についてはManasLinkのレポートページで確認することができる。今回、私は、藤原大、伊藤さん、及部くんとレポート
デブサミ2014で「越境する開発」という話をしました。発表時に使用した背景画像はslideshareに置いてあります。こうして読み返すと、デブサミで伝えたかったことは、このスライド自体には無いように感じます。伝えたかったことは、あの日の雅叙園のあの場所に置いてこれたのだと思います。 越境する開発 -Final Bordar- from toshihiro ichitani デブサミ2014のテーマは、「Story」だったので全編自分の物語を話しました。自分自身の話をするのだから、所属ではなく自分の身一つで話そうと思い、今回は「所属無し」で発表者情報を事務局に出していました。ところが、当日の発表5分前、壇上にあがって、気が変わりました。急いで、袖にいた方に伝えました。 「所属は、永和システムマネジメントとしてください。」 この物語は、私が永和システムマネジメントに居たからこそ紡げたものでした
デブサミの世界へと、戻る。 …終わって、壇を降りたとき、岩切さんが居た。 岩切さんの顔を見て、あぁ、私にも何か話が出来たんだなぁ、良かったと思った。 デブサミからもらったものをデブサミに返してきました。 - papandaDiary - Be just and fear not. 自分の番を終えて、デブサミに関してはもう、やりきったなと思っていた。 デブサミとの付き合いは、2003年最初期からで、いち参加者だった自分が 登壇までするに至ったのだから、もう、やりきったと思った。 なにより、角谷さんからもらったバトンを、デブサミの会場においてくることが出来たのだから。 ところが、それから半年以上経った、ある日。 1通のメールで、また、僕はデブサミの世界へ帰ってくることになる。 和田さんだった。 デブサミ2011のコンテンツ委員に誘ってもらった。 本当にありがたい言葉も頂いて、一方、自分にコンテ
via kakutani 永和システムマネジメントに入社した経緯は140文字では足りないし、それが1200文字になっても 足りなさそうなので、まずは、このあたりでお茶を濁しときます。 大事なことは、私にとってこれから上野で仕事をすることはとてもウキウキで、もう週明けが楽しみ だってことさ。
初回デブサミのことを思い出した。 初回は、確か青山だったと思う。 今みたいに複数のセッションが同時に走るスタイルは、初回から始まっている。 でも、セッションを部屋で区切るんではなくて、布切れで仕切っていたんじゃ なかったかな。 今の雅叙園のような豪華さは無く、大学の文化祭みたいな感じだった気がする。 その頃の僕は、入社2年目くらいで、大阪から参加した。 東京に出ること自体に緊張してた、VeryVery若いCプログラマーだった(今も十分若いけど)。 2次請けの開発会社にいて、元請けの会社に常駐して仕事をしていた。 莫大な量の回帰テストを必死こいて潰しているとき、 元請けのSIerの人は、UMLの勉強会とか開いてる。 物凄く、羨ましかった。 毎日の仕事に少し疑問を感じながらも、あまり深く考えないようにする。 上司も先輩も同僚も誰も気にしてないし、きっとそういうもんなんだと思い込む。 このままず
「組織を芯からアジャイルにする」の発刊に際して、新たなコミュニティを立ち上げます。 続きを読む 書籍「組織を芯からアジャイルにする」、7月21日発刊予定です。 続きを読む 書籍「デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー」を発刊して、1ヶ月経ちました。重版出来です。 続きを読む デブサミ2021に登壇しました。 続きを読む TIS株式会社様と業務提携を発表しました。 続きを読む カイゼン・ジャーニーとチーム・ジャーニーのイラストを並べてみました。 続きを読む
6月6日、MetaCon2009で社内勉強会の事例発表をしてきました。 発表資料はこちら。 人が集まらない勉強会の果てに辿り着いた新しい勉強会 For Meta Con2009 5月末から仕事が忙しくなり、MetaConの準備を全くお手伝いできませんでした。 申し訳ないです。自分の発表資料の準備すら、当日ぎりぎりでした。 (当日もセッション1の後、仕事のため抜けました。懇親会までが勉強会なのに) MetaConのMLは、開催当日まで、とんでもないメール量で、ほとんど追いきれませんでした。 ただ、ひとつ言えることは、セッション1が開催できたのは、ようぞうさんのおかげということ。 ようぞうさんのリーディングは、すばらしかった。今回のMetaConの、私の一番の収穫は、 ようぞうさんという方に出会えたことだと思う。Genesis Lightning Talksにもそのうち行ってみたい。 仕事の負
T字形ER データベース設計技法 作者: 佐藤正美出版社/メーカー: ソフトリサーチセンター発売日: 1999/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (10件) を見るこの書籍は、初版が1998年10月です。実に、8年前のものです。 1998年と言えば、私はまだ大学生でした。 なお、本書の続編が最近発刊されています。 私が、この本とであったのは、新人の頃。 日経ソフトウェアの上流工程を学ぼうという特集で紹介されていたのを 見て、購入しました。 しかし、買ってはみたものの、難しくよく分からない。 随分長い間、放置していたのを覚えています。 T字形ER手法とは何か? データ設計技法ではなく、ビジネスを解析するための技法であると定義 されています。DOAの思想を根底に持っています。 T字形ER手法を構成するものは次のとおり。 5つの技法 identifier
ペコッターがとってもよく出来ていたのでご紹介。 この時期、と言わず、誰かと美味しいお店に行きたいというのは日常的によくありますよね。それなりにおっさんになってきたので、それなりのお店にいきたい。場所はああでこうで、日本酒が美味しくて...なんて言っているとなかなか決められない。 そう、探せるのは探せる。ぐるなびさんや食べログさんがそれはもうたくさんの候補を教えてくれる。しかし、そこから決めるのが実は厄介。ペコッターというアプリを使ってみると、この悩みを上手いこと解決してくれました。 ペコッターとは? 自分に代わって、他人がお店を探してくれるサービスです。詳しくはこちら。 チャットで希望のお店を即レスしてもらえるグルメ系Q&Aアプリ「ペコッター」 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ) ペコッターの良いところ1 PUSH通知の入れ方が上手い 職業柄、たくさんのアプリを日常的に試していますし
私が今の会社に入ってすぐに始めた活動に、ソフトウェア開発の入口を揃えるというものがあった。開発の入口を揃えるとは、どういうことかというとお客様と開発会社がソフトウェア開発を始めるときの認識や状況を整えましょうということ。たいてい、必要なソフトウェアについての何らかの企画・コンセプトがあって、さらにブレイクダウンされた要求が記述されたドキュメントがあったり、もっというと画面仕様書までお客様が用意している場合がある。ただし、それらを開発側が受け取りすぐに開発に取り掛かれる状態になっているかというと、なかなか難しい。「画面設計まで終わっていて後は作るだけです」というフレーズをこの世界に居る人達なら、たいてい聴いたことがあるのではないだろうか。現実には、要件定義とは何だったのか、から考え直すことを迫られるわけだが。とかく、この認識と状況と期待がお客様と開発で一致していないことには、引き受ける開発も
昨日はRubyKaigiに行ってきた。 RubyKaigiも、つくばも初めてだった。 いやー、とにかく凄い刺激を受けてきましたよ! という言葉が湧いてこない。 実に何も腹に残っていない。 昨日、本当に私はRubyKaigiに行ったんだろうかと。 いや、確かに行った。基調講演も聴いてきた。 でも、明日から何か変わるかというと、そうはなりそうもない。 決して、RubyKaigiを批判するわけではない。 あれだけのギーク、Rubyistを集め、あれだけ熱くなれる カンファレンスは、他に類をみないだろう。 普通じゃない熱さを発していた。 あそこに居た人々は、例えば今年のデブサミよりもはるかに強い 刺激と楽しさを感じていたのではないだろうか。 たくさんの聴衆を集め、カンファレンスとして、きっと 成功したんだと思う。 あれだけのカンファレンスを、成し遂げるRubyコミュニティは 素晴らしいと思う。 で
僕は、社内SNSなんて、会社という村社会の中に、さらに 壁を作ってできた、町内会くらいに思っていた。 僕は、社内SNSという存在について、酷く懐疑的だった。 会社という世界の中で、僕らはどんな手段で互いにコミュケーション しているだろうか。 メール?IM? 案外、貧弱な手段しか有していないことに気付く。 リアルな会話をするにこしたことはないが、 せいぜい、自分の周辺にいる人々に限られる。 プロジェクトが異なれば、ほとんど会話をする機会はない。 違うフロアや、違う建物にいる人々とは、全く関わることなく 一年を過ごす。 ましてや、東京にいる社員が、大阪の社員と日常的にコンタクトを 取ることなんてない。 大きな組織ほど、社内のネットワークは断絶している。 そう考えると、会社の中の、自分の世界は、なんて閉じられた ものなんだろうと思う。 少なくとも喫煙をしている頃は違った。 喫煙室に行けば、普段、
「仕事に追われない仕事術」これは、なかなか良い本。 仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版 作者: マーク・フォースター 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2016/10/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 仕事術系の本はとんと読まなくなったけども、知人が紹介しているのを見て久々に手に取る。マニャーナの法則とは、新しく発生した仕事は「明日やる」と決めること。なぜそれで上手く仕事がはかどるのかは、本書を読んでいただくとして、刺さったワードをあげてみる。 ・効率 = 創造力 ☓ 整理 ・忙しいだけの仕事、本当の仕事(目標に近づくための仕事) ・「すぐやる」と忙しいだけの仕事ばかりが進む ・新しく発生した仕事は「明日やる」 ・タスク・ダイアリー ・緊急度の低いタスクからとりかかる ・仕事を片付けることと、仕事に向き合う
東京に出てきて、初めて参加したXP祭り2006。 そもそも、私は、XPというのは、開発者の自己満足だと思っていた。 開発を楽しいものとしたいのは分かる。そうありたいと思う。 しかし、それだけでは何か置き去りにしてはいないかと感じていた。 最初、XP祭り2006は、私のその思いを拭い去るどころか その疑念を助長させた。 流れるような関西弁を操る、fkinoさんの話を聞くまでは。 fkinoさんは、 「開発者が楽しいだけでは、XPごっご」、 そして「顧客重要」と言った。 この日、直接会話することはなかったが、fkinoという名前は 深く脳裏に刻まれることになった。 やがて、私は、XPJUGの門を叩くことになる。 2007年2月15日。 この日が、自分にとっては何の日だったか。 思えば、この日こそが、この日以降の自分の行動の原点となったんだ。 私の大切なデブサミを台無しにしてくれた、セッション、
常々、主催者の岩切さんが言っていた「デブサミは10年続けようと思って始めた。」の10年目を迎えるということで何とか全力で打ち返せるよう、今年もコンテンツ委員を務めました。思い起こせば、私がデブサミに初めて参加したのは、まさにその初回にあたるデブサミ2003なのである。驚いたことに、デブサミ2003のサイトが今も残っている。 Developers Summit 2003 デブサミとは何だろうか。10年前は今ほど勉強会のような場は無かった。それが今やカンファレンスのような大規模イベントが月に何回も開催されたりしている。こういう状況で、講演者が基本的に一方的に話す、デブサミはどういう役割を持っているのだろうと何度となく考えてきた。コミュニティの立場で参加するようになってからは、そんなことに考えを巡らすことも少なくなっていた("コミュニティとして参加する"という理由があるから)。 ところが、今年の
Kwappaさんに誘われて、勉強会カンファレンス2010で 社内勉強会+勉強会コラボレーションをテーマに1枠話をしてきました。 最近、社内勉強会は開催していないので、DevLOVEがデブラブだった頃の古い話から このところDevLOVEで取り組んでいることを話しました。 ちなみに、このDevLOVEの話は、「私から観たDevLOVE」の話なので、実際のところは、 DevLOVEに参画している人の数だけ形があると思っています。 持続可能な勉強会エコシステムView more presentations from papanda.
GAE/Jでは、永続化にJPAかJDOが利用できる。 JDOは全く使ったことが無いので、ドキュメントをもとに動かしてみる。 http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/java/gettingstarted/usingdatastore.html http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/java/datastore/ 必要なもの jdoconfig.xml Persistenceクラス PersistenceManagerFactory JDOクライアント jdoconfig.xml GAEのeclipsePluginが自動生成してくれる。 PersistenceManagerFactoryの実装クラスオプションの設定を管理するようだ。 src/META-INF/配下におくことで、ビルド時に
IT企業とSI企業を明確に分けて考えたとき、疑問に思うことがある。 それは なぜIT企業にはできて、SI企業にはできないんだ ということ。 IT企業が手がけているサービスや試みに対して、なぜSI企業は 無縁であり、あるいは無関心なのか。 ここでいう、IT企業とは、独自のサービスや製品などを自前で 所有し、その提供によって主な収益を得る企業であり、 SI企業とは、言わずもがな、SIビジネスで収益を得る企業である。 だから、IT企業の企画するサービスに必要なシステム開発を SI企業が担当とするということは、ままある。 こういう案件を担当したり、話を見聞きする中で、 思ったのが、冒頭に上げた疑問。 SI企業は、そのリソースの面から有利であると思っていた。 具体的には、以下のとおり。 (1)開発要員の確保 社内に十分な開発のリソースを有している点。 (2)ノウハウの活用 これまで蓄積してきた開発に
いつの間にかtumblrが会社からアクセスできなくなっていて、せめてPostしている内容くらいは 見られるようにしておきたい。 TumblrAPIでPost内容を取ってくる、簡単なアプリをさくらサーバに乗せた。 Tumblrは、 http://{id}.tumblr.com/api/read/ で、該当IDのデータが取れる。取得件数はデフォルトで20件。パラメータを渡すことで最大50件まで取得できる。 xmlsimpleで連想配列として扱えるようにする。 xml= open("http://papanda.tumblr.com/api/read/?num=50").read XmlSimple.xml_in(xml, {'ForceArray' => false}) 取得するXMLは、 ... ... ... ... ... ... ... ... ... ... postタグのtype属
先日、数年前に在籍していたSIer(もともと東京湾の海岸沿いにあったため、仲間内で「海岸沿いのSIer」と呼んでいた)の社内カンファレンスにお呼ばれし、話をしてきました。この社内カンファレンス、元をたとれば私が当時の仲間と拵えたもので、ボトムアップからいきなり立ち上げた、社内ではちょっとした名物イベントになっていたのでした。内容は各回テーマを決めて、社員が技術話や経験談を語るものでした。私が在籍している間に3回開催し、その後は長らく途絶えていたのですが、自分たちなりにリビルドして立ち上げ直した若者たちがおり、最近になって活発に開催されるようになっていたのでした。 「元社員にこんなのがおったよ。何を考えて、何をし、いまこうしているよ」そんな話をして欲しいと依頼をもらい、辞めて久しい私にいまだ声をかけてくれる同朋に感謝し、一も二もなく快諾しました。自分が元居た場所に、何かおみやげを持っていけな
先日、とある集まりで出会った方と 「ダイアログは確かに良いものだけど、なかなか次の行動に繋がらないのでは。」 という話をしたところ、確かにそういう面はあるかもしれないとして、なので、 「体験することで、行動に繋がることもあるかもしれない。」 という言葉を返してもらった。 ああ、なるほど、それは昨今よく開かれている「ブートキャンプ」*1を指すの かもしれないな、と思い、自分たちがどうやって学んでいるのか、 整理したくなった。 幸いにして、コミュニティの運営に長く携わっているので、その切り口だと 考え易い。 結果、こういうイメージになった。 インプットと、アウトプット。机上でやること、実地にやること。 この4つのパラメータの度合いに基づく、4象限で整理してみる。 すると、まず、インプット・アウトプットどちらの面も持ち合わせる ものがあり、これをインアウトとしてプロットした。 図のとおり、「机上
「各自頑張ってください。」 やや照れくさそうに、トークの最後はその言葉で締められた。10月28日にサイバーエージェントさんをお借りして開催した「リーン開発の現場」の出版イベントでのことだ。最後の言葉がしばらく耳に残った。その言葉を頼りに自分の記憶を辿ってみると、ある出来事が思い出された。 それは2008年10月31日のことだった。出版イベントの実に5年前だ。当時私は友人の同僚と2人で「アジャイルプラクティス」の読書会を社内で開催していた。その締めくくりとして監訳者の2人を会社にお招きしたのだった。最後の読書会も終えて、その懇親会で私は恐る恐る監訳者の1人に話しかけた。その時、監訳者の方とは"持ち場"の話をした。自分たち一人一人が"持ち場"を持っている。それぞれが大切にするものは違うかもしれない。それを大切にすることは、決して楽ではないはずだ。様々な問題が待ち構えている。しかし、自分の抱える
10年愛用してきたmediamarkerが終わるので記録を眺めてみることにしました。 年別の読了を貼っていきます(登録ではない、読了)。ちなみにkindleで読んでてもたいてい紙で登録してしまってたりと分類はいい加減です。読了数とともに無作為にえいやで取り出した、その年の一冊を書いておきます。 2007年 最初は2007年。読了数は19冊。かわいいものですが12月だけで異常に読んでますね。 例えば、Google Gearsの本を読んでますね。懐かしい。 Google Gearsスタートガイド 作者: 白石俊平 出版社/メーカー: 技術評論社 発売日: 2007/12/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 41回 この商品を含むブログ (15件) を見る 2008年 2008年は14冊。4月以降何していたんでしょうね。デスマだった気がします。 例えば、アジャイル
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『The Dragon Scroll』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く