サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.webd-labo.com
「とりあえずUI直せば、どうにかなるんじゃないか病」が私の周りで流行している。もちろん私も何度となくかかっている。 この病気のはじまりは「目的を達成できないのはUIがいけてないせいだ!UIをとにかく今じゃない何かに変えれば問題は解決する」と思っちゃうことにある。 共通するのは、「とにかく今じゃだめなので、今じゃない何かにしたいからUI変えたい」という点。今じゃない何かにしたいのはわかるが、根拠が主観的すぎて成功する見込みがつかないのが困ったところ。 もちろん私も時にこの病気にかかり、ほんとにプロジェクトをすすめていいかどうか、どーしていいかわからず懊悩することも多々ある。というわけで、私なりに病気の定義と、自己治療法もなんとなく見つけたので、自省もこめて記録しておく。 「とりあえずUI直せばどうにかなるんじゃないか病」の主症状2点 根拠が主観的すぎて説得力がなく、社内を巻き込めない 本人が
LINEでダントツの人気をほこるスタンプは「クマのブラウン」とLINEブログに記載があった。 私もブラウン好きなLINEユーザーの一人。夫とのlineの会話の半分を、ブラウンで埋め尽くすくらいにブラウンが好きだ。ブラウンスペシャルのスタンプも、発売当日に買った。溺愛である。 溺愛の理由は「かわいいから」の一言につきるのだけど、今回はその奥にある、「ブラウン」ダントツ人気の理由を勝手に考察して述べてみようと思った。ポイントは「無表情」という点にあると思う。 特に、LINEのスタンプ機能開始当初からのオリジナルキャラクターであるクマの「ブラウン」は、お使いいただいている皆さんからもダントツ人気!ぬいぐるみを限定発売した際には、ブラウンのみオープン15分で売り切れるほどでした。 LINEブログ ブラウン人気存在を考えるきっかけは、pasonaとNHNが開催したUXについてのセミナー「UXデザイン
「事業会社でwebデザインできるデザイナーって少なくない?!30代なんてほんと少ない!!」 デザイナーの友人と飲み会にて、ふとそんな話になった。 私はwebデザイナーではないけど、採用にも関わってる中でデザイナー採用の難しさは感じてるし、勉強会とかであった他社の人からも同じような声をきく。 でも、転職したいといって転職活動をしている30代のwebデザイナーが多いということも肌感で感じている。この状況ってなんなんだろう?と思いぐるぐる文章をまとめてみた。 ※あくまで私の周囲の観測範囲内の話、という点ご了承ください。 30代以降のwebデザイナー転職によくみられる傾向 特に個人的な観測範囲でよくみるのは、30代中盤以降の女性のwebデザイナーの転職が難航しているパターンだ。 DTPからwebデザインに入りグラフィックデザイン歴が10年以上で、紙とweb両方のグラフィックデザインができることも多
2/12(水)朝、突然インフルエンザに斃れました。 幸い、吸入薬イナビルがてきめん効いて元気なのですが、インフルエンザの菌自体は保有しているので外出はNGです。そして夫は無事感染を免れ出張中。わーい完璧な引き篭り! しかしそんなヒキコモリ状況に反して、我が家の冷蔵庫は新鮮な野菜や肉魚がぎっしり詰まってます。自炊には全く困りません。充実した冷蔵庫の中身は、パルシステムの宅配サービスのおかげです。 現在のインフルエンザ&大雪という異常事態も乗り切ってくれるパルシステム。異常事態はさておき、共働き夫婦が毎日生活するときにも、パルシステムはものすごい手助けとなってくれています。今回は我が家の食材/日用品購入動向を行動観察しつつ、パルシステム(および類似する宅配サービス)利用についての有用性・足りない点を挙げてみます。 前提:我が家の「ユーザー」 ユーザー属性と家事工数 妻(私):トータル家事工数
「webディレクターがいない!」 ここ最近、採用関係に携わるwebサービス運営の事業会社、web制作会社、代理店、人材派遣会社、どの立場の方もwebディレクターの採用が難しいと嘆いている。 もちろん、webディレクター自体に応募している人はいるそうだ。しかし、「箸にも棒にもかからない」ということがままあるように見える。 それは応募者から見ても状況は同じ。複数の有名サービスから転職のお誘いや内定をもらっている人がいる半面、転職活動が相当厳しい状況を迎えている人もいる。 なんでそんな状況になってしまっているんだろう?ここ10年web業界でwebディレクターやってくる中で、現場からみた感覚をつらつら書いてみようと思う。 ※あくまで私とその周囲の状況で、業界全体にあてはまることではない可能性もあるので、ご留意ください。 「webディレクターがいない」理由 私が現場からみて、ざーっとあげられるのが以
「技術的負債」という話が、はてな村大字テクノロジー周辺を賑わせている。 技術的負債という(非エンジニアにとっての)隠しパラメータが生産性100倍を起こす- mizchi’s blog 出来る人からみたら超絶無駄なレビューとテストの存在意義 – novtan別館 プログラマの生産性と報酬 – アスペ日記 あたりがにぎわっているエリアだろうか。 私はエンジニアではないから全ての話の理解はできないんだけど。『見えづらい技術的負債が発生し積み重なった結果、誰かが尻ぬぐいをしている』という状況はwebデザイン、特にUIデザインの現場でも同じだなーと思ってる。 糞コードならぬ糞UIデザイン。webディレクター、webデザイナー、コーダー、フロントエンジニア皆が想定しえない余計な工数をとられてしまうUIデザイン。そしてえてして「なんでそんなに工数かかるの?」と言われ、挙句ちゃんと状況説明を上司に怠ると「
8/9(土)、ついに産業技術大学院大学の履修証明プログラム「人間中心デザイン」が開講! 2013年度に参加したかったけど開講されず涙をのんだプログラムゆえ、無事合格して授業へ参加できるのは嬉しい限りでした。 産業技術大学院大学「人間中心デザイン」は、以下3つのユニットに分かれています。 人間中心デザインデザインリテラシー編 人間中心デザイン方法論編 人間中心デザイン応用演習 人間中心デザインと関連分野の理論・知識を習得した後、具体的な手法を学び、演習で技術を習得していくという流れです。 初日の今日は、人間中心デザインデザインリテラシー編の「人間中心デザイン入門」でした。 講師は千葉工業大の安藤昌也准教授。内容もりもり。 未だ消化できってはないですが、もぐもぐ反芻するために気になったトピックについて記録を残していこうとおもいます。 たぶん次の授業までずっともぐもぐしてる予定。 授業の参加者に
UXデザインの業務をはじめてはや5年。 自分自身も三十路超え、ついでに体重も肥え、文字通り『脂がのってきたかんじ』の状況ですが。 5年の中で、先輩方が体を壊したり、自分自身もあと数歩で体を壊すのでは?というところにいったことを、ふと@VoQn氏のツイートでおもいだしました。 (酔ってきたからいいかげんな事言う)「UIデザイナー」っていう「ロール」は充てちゃ駄目です。その子、全ロールの要求に頭がパンクするか、人材として潰れてしまうまでタスクが積まれて心療科通いになっちゃいます (続く — ぼうくん (@VoQn) 2014年11月18日 ※詳細 @transit_kix姉さんがまとめてくれている「酔ったぼうくん氏語る「ポジションに据える形での“UIデザイナー”というセクショニングの危険性」 「フルスタックデザイナーになろう!デザイナーもコードをかくのが当然」「デザイナーもUXデザインで上流工
「UXデザインを組織で活かそうと思ったら、偉くならなきゃいけないですよね?」某制作会社のUXデザインのエバンジェリストさんのお話を伺った時、いてもたってもいられず私はそんな質問を投げた。周囲の同僚はどんびきして、次に笑った。 あいつまたアホなこと言ってる、という空気。 でも私は真剣に考えてた。 UXデザインを学べば学ぶほど、私は痛烈に、偉くならなきゃ、って思ってたのだ。 偉くならなきゃいけない理由 答えは簡単で、「信頼感を持って」「サービスにまつわる意思決定を任せてもらえるようになる」からだ。偉いとかいってはいるものの。別に役職はなんでもいい。要は組織の中で相応の影響力を持つことが大事なのだ。 事業会社の命運を握るのはサービスそのものだ。そのサービスの「どこに手をいれると、ユーザーが喜んでくれて、会社に利益をもたらすか」を考える・・・それがUXデザインだと私は思ってる。 UXアドベントカレ
2月末に、おくればせながら、LINEをインストールしました。 飲み会で話題になっていたのに、ついていけず寂しかったので。。しかし相手がいないとつまらんので「めんどくせえ」と渋る夫を促し、夫iPhoneにもインストール。利用の強制はお互い全くしなかった。 そして3週間が経過。我が家では衝撃のコミュニケーションスタイルの変化が生じました。 ■2/8(水)〜2/28(火) メール:3.47通/日次平均 ※計73通(夫→私 39通 私→夫34通) 電話:1回/日次平均 ※計21回 ■2/29(水)〜3/20(火) メール:0通/日次平均 ※計0通(夫→私 0通 私→夫0通) 電話:0.428回/日次平均 ※計9回。LINEの無料通話は使ってない。 コミュニケーションが見事にLINEに統合され、メール、まったくしなくなった。。電話の回数も57.2%減と激減しましたよー。 しかし、コミュニケーションの
5/19(土)にパソナテックとNHN Japan主催の「UXデザイン体験ワークショップ ~ユーザーの”これが欲しかった”を形にする~」に参加してきました! 今回の私の目標は「人間の体験からうまれるインサイトをみつけて、サービス設計に活かす」でした。自社ECサイトのUX、UIを考えるのにあたり、データからなる定量的データに基づいてユーザーのニーズを探ることにはなれてるものの、実際に人間の体験から基づいた設計となると、考えられてるかどうか不安だったので・・・。。 このセミナー、参加人数50名のところ、申し込みはなんと200名もあったそう!抽選に当たったのはとてもラッキーでした。参加者はディレクターの他、デザイナーさん、コーダーさんなどwebサービスに関わる職種の方が満遍なくきていた印象です。 ※UX=ユーザーエクスペリエンス。製品やサービスの使用・消費・所有などを通じて、人間が認知する体験のこ
元、webディレクターの阿呆な研究。サービスデザイン・UXデザイン実践するビジュアルファシリテーターが、ファシリテーションやグラフィックレコーディング、サービスデザイン、情報デザイン、公共経営について適当に綴ります。 この日記は、Service Design Advent Calendar 2018 23日目の記事です。 今年、私は「文系のノンデザイナーが、サービスデザインの専門家として、未来を進む力を鍛錬する」という一年でした。 ・新しい事業を創出することを目的とした、サービスデザインのプロジェクト ・落合第六小学校での『絵を通じて「考える力」「まとめる力」「促す力」を育む、参加体験型授業「おえかきシンキング」』授業 事業創出と、小学校での授業。 なんだかまったく異なるようにも見えますが、実は私にとっては表裏一体となって「未来を進む力」を考えさせられた、非常にチャレンジングな場だったので
前の記事で、なぜwebデザインは安く見られてしまうのかという問いに対し、 ・参入障壁が低く見える ・ノウハウが広く、速くシェアされやすい ・制作物という点だけにおいて、デザイン作業が定義されてしまっている。 ・効果が一目瞭然ではなく、評価しづらい。 ・需要(発注者)と供給(制作者)のうち、現状では供給が多い という点で技術価値・優先順位・価格が低くみられてしまうという現状について述べた。 現状はたしかにそうなんだけども。 かけるべきときにはかけようぜ!というのが私の趣旨である。 前記事でものべたとおり、期待効果が一目瞭然ではないためデザインの価値は本質的にわかりづらいものだ。 今回はその見えづらい、webデザインの価値について、自分が現場で思った所を書いていこうと思う。 デザインの成功例 Google Apps logo ring of happiness / adria.richards
「web制作会社は厳しいと思う。優秀な人は独立するか、もっと稼げるところにいくし。単価低いしやってられない。もうオワコンなんじゃないかとすら思う。」 某大手web制作会社に勤務している友人が最近、ふと愚痴をいっていた。 オワコン、というのは極端すぎると思うけど。2005年に夢みていた「webデザインの価値が認められるようになって業界として栄える」未来とはやや違う状況になっているとは思うので、なんだか切なくなってしまった。 私が新卒でwebディレクターになってから、今年でまる8年。前半4年はweb制作会社で主に対webサービス企業の担当、後半4年はwebサービス企業に所属してきた。2005年から2013年、8年間。ずいぶんweb業界がかわってきたなあと思う。 8年間業界にかかわってきた中で、web業界、特にweb制作会社とwebサービス企業のかかわりについて感じたことをつらつら書いてみる。
2/9現在、amazonのweb開発カテゴリで一位になってる「メンタルモデル ユーザーへの共感から生まれるUXデザイン戦略」。二月頭に入手してから、ようやく内容をざーーっと理解できる程度に読み込みました。 するめのように噛めば噛むほど味がでてくる本。 2回くらいぶっ通しで読んだだけで感想を述べるのはおこがましいとは思うのだけど。ぜひいろんな方に手にとってほしいなあと思い感想を書くことにしました。 ユーザー理解とサービスデザインの根本となる「メンタルモデル」づくり メンタルモデルとは何か 「メンタルモデル」とは、『調査対象者の行動・行動の根本にある動機』と『対象者の行動に合わせた様々な支援方法』を照らし合わせた図だ。 たとえば、朝のメンタルモデルの一部は以下のようなもの。 ※引用元:「メンタルモデル ユーザーへの共感から生まれるUXデザイン戦略」P4 このメンタルモデルは、 対象者へ行動につ
産業技術大学院大学、人間中心デザイン履修証明プログラムの復習レポ第9弾「UX方法論」です。 わたくし2014年度で履修証明をしっかり修了しましたが。 2015年度授業にも卒業生としてお邪魔して、復習グラフィックレコーディングをしてきました。 (浅野先生、押しかけグラレコ受け入れてくださりありがとうございました!) 構造化シナリオ法について 今回の会は『構造化シナリオ法』のうちのアクティビティシナリオ・インタラクションシナリオ、UXフローでした。 構造化シナリオ法は以下の3つのシナリオを使います。 バリューシナリオ:ユーザー情報・ユーザーの本質的要求・ビジネス情報・ビジネス提供価値から、提供する価値(バリュー)を考え、またそのユーザーが利用するシーンを定義するもの アクティビティシナリオ:ユーザーの利用シーンを行動のストーリー化し、そのタスクを記載したもの インタラクションシナリオ:タスクを
Web業界で、「UI/UX」っつって、この2つが同列のように書かれることが多いのも、大いに違和感があるんだけどね。UXはUIよりも、はるかに上位の概念だろうに。さらには、Web上だけで済むような話では、まったくないし。 — い (@hii1969) 2014, 6月 2 ユーザーの体験において、UIにふれるのは、ほんの一部の時間だ。 「UI/UX」と並列に書いたら、「それは違うよね・・・」とみなされる風潮ではあると思うんだけど。 じゃあ、この違和感がある「UI/UX」という言葉はなんでうまれたんだろう? なんでwebデザイン業界では並列に使われてきたんだろう? そんな問いがふと頭によぎった。 同時に、自分の現場感覚でこの言葉が流行る理由についてもわかる気もした。 というわけでwebデザイン業界で「UI/UX」という言葉が流行った理由を、現場視点から書いてみようと思う。 ※なお、これは私(と
UIUX大好きなことに加え。登壇者がクックパッドの池田さん、深津さん、DeNAの坪田さんという、カレーに唐揚げのっけて温泉卵のっけた的超豪華御馳走なセミナーに参加してきました。 UIデザインの今とこれから~現役UIデザイナーによるUIデザイナーのためのセミナー~です。 感想としては「カレーに唐揚げのっけて温泉卵のっけて、さらにまいせんのカツサンドも食ったが、溢れんばかりの食欲がわいてきてデブまっしぐら」です。色気より食い気。食欲の秋、芸術の秋万歳。そんなかんじが伝わればと思います。 毎日の料理のためのUIデザイン クックパッド株式会社 池田 拓司氏の登壇でした。
「大人になったらマンガ家になる」。そう言って、塾や学校をさぼっては古本屋に通い詰め、マンガを書いて読み続けた結果。UIUXデザイナー(職種としては開発系webディレクター)となるに至った。 今もマンガは好きで、佐々木倫子や羽海野チカの新刊が出ては本屋に走るし、ブックオフで『なんて素敵にジャパネスク』とか『きらきら馨る』を一気に買ってきては「ヒサギかっこいいー」ときゅんきゅんしている。 「ホットロードが映画化される、主演は能年ちゃん」ときまってからは再びホットロード熱が上がる始末。現在、会社の先輩とともに、『ホットロード』『瞬きもせず』などの紬木たく名著を回し読みしている。半徹夜でクッソ忙しい日だってちゃんとマンガは読みつづけている。先日ついに会社のノートのすきまに春山書いてしまった。その中毒性は押して測るべし。 マンガを読んで書く過程と同じように。 UIを作ることには、中毒性があると思う。
久々にUX系セミナーのまとめです。 参加したのは「リクルートライフスタイルのUXデザイン」というセミナー。 弊社と同じくデータドリブンな会社のリクルートライフスタイルさんが、どんな風にUXUIデザインを進めるのかが気になっていたので、セミナー知ったときにはるんるん気分でした。 ちなみに。私と同様の人が多かったようで、この勉強会たいそうな人気!参加者50人に104人が応募されていました。しかも私は申し込みが最後から2番目・・・という状態だったので半ば諦めてたのですが。運良く抽選にあたり参加することができました。ありがたやありがたや。なむなむ。 リクルートライフスタイルの UIUXチームについて まず登壇されたのは、じゃらんを担当されている筒井康浩氏。まず、「なぜUIUXチームがうまれたか」について説明いただきました。
突然ですが。webサービスにおける、webデザインの費用対効果について、しばらくつらつらとかいて行こうと思う。 きっかけは、デザインについての「デザインは安くすませられるよね」という社内認識にあらためてふれたことだった。 「違う、違う、そうじゃ そうじゃなーいー!」と鈴木雅之ばりに私は叫びたいものの、ポジショントークにもうけとられかねない。唇ふさいで何もいわせない、とかできないしさ。感覚として大事さはわかってるけど、それは人に論理的に伝えないと組織なんて動かない。 ならば、webサービスで利益を得ている組織(弊社はEC)において「なぜデザインは大事なのか?なぜ費用をかける必要があるのか」を徹底的に考えようと思った次第である。 ※ここでいうwebデザイン=成果物としては制作者側の納品データ。PSDやAI、htmlやCSS、jsや画像などを意図しています。 まず、前提にある問題意識「なぜ、we
7/23(月)DeNA Creative Seminar Vol.2 に参加してきました。 「スマートフォンのUI/UXをテーマとして、フロントエンドエンジニア、UI/UXデザイナーなど、スマートフォンアプリやWebサービスのフロントエンドに関わる方々を対象とした勉強会」の第二回です。 特に私はECの中の人という関係上、やっぱりビッダーズのUI/UXがきになるところ。(ビッダーズのUI/UXは、シンプルでいいと思う)しかも天上の空間、ヒカリエに入れる!しかも豪華社員食堂のごはんもいただける!わくわくしないはずがありません。 というわけで本日のメニューはこちら。 セッション1:ブラウザレンダリングについて NHN Japan 吉田徹生氏 セッション2:ソーシャルコマースサイトの企画と実装 DeNA 鈴木哲之氏 セッション3:スマートフォンにおけるUI/UX改善とscrum開発 DeNA 坪田
ディレクターやって10年。 昔はワイヤーフレーム作って煮詰まっていつまでたってもできない、という状況になっていたんだけど。 ようやくどうやったら自分がワイヤーフレームを書く時、どうやったら限られた時間内で品質をあげられるかが見えてきました。 これはあくまで自分だけの話なので恐縮ですが、限られた時間を自分がどう使えばワイヤーフレームの品質をあげられるのかをざーっと書きだしてみました。 他の人の工夫もぜひきいてみたいところです。 時間配分どうするか? ・1ページだいたい8時間前後で計算 だしわけが相当多く、CVRにも多大な影響を及ぼす1ページの基礎(UI)を作る場合、1ページ8~12時間はとる。コピーを練るLPの場合は6-8時間。 あとはページの1/4なら2時間、半分なら4時間、くらいで雑に考えておく。 ・1日3時間として、3~4日間の間につくるようにする 1日8時間がっつり、は絶対やらない。
今しかない。 デザイン、技術の勉強、仕事に全力をかけられるのは今しかない。 もうすぐ32歳という年齢を考えると、そんな現実を痛感する。 いつでも挑戦できそうな環境にいるということ web業界は不思議な業界だ。 30代後半の人でも結婚していないのは割と当たり前。 自分の父親・母親の年齢(私が12歳のとき38歳・35歳だったとか)を考えると、昔の父母の印象と、先輩たちの印象は全然違う。 きっと自分の印象もそうなんだろう。 26歳での結婚、というとたいてい「早いねー」といわれる。 もちろん、昨今は晩婚化の傾向であり、web業界に限った話ではないと思う。 ただ、web業界は業界自体が新しいがゆえ、結婚が社会的信頼、社内での立場に影響することは少ないなあと現場では感じてた。 銀行や官公庁等に勤める友人たちは異口同音に「組織内で『結婚=社会的信頼が固まる』とみられる」といっていたが、web業界でそう感
webディレクターが人間中心設計(HCD)専門家認定制度うけてみた話という話をかいてその後。 3月末、無事に人間中心設計専門家に合格しました。 そののち5/8(日)の情報デザインフォーラムにでかけて『うああああ世界広いよー』となったのが現在、です。 webディレクターが人間中心設計を学び始めた理由、学んで専門家とったのちに『うあああああ』考えるに至った軌跡を記録しておこうと思います。 人間中心設計を学びはじめた理由 UX界隈の勉強をはじめたときは。 ・なんか学術的なことやってそうな人たちで壁高そう ・資格?何をやっている人たちなんだ ・事業会社のドロドロの中で資格が活きるように思わない と思っており、まさか自分がこの資格をとるとは思っていませんでした。 人間中心設計を学び始めたのは、「『定量』『定性』両方の軸がないと、サービスのデザインを考えられないわ」と痛感したからです。 もともと私はw
CSS nite LP33「UX/UI」の会にいってきた。 UX侍の森田氏(サムのほうらしい)、深津氏(ライのほうらしい)が二人揃ったり、私が勝手に憧れてるGoodpatch土屋氏やクックパッド池田氏も出演されるという豪華極まりない会。なんというフェスティバル感! そんな豪華な会だったけど。個人的にはちょっとものたりない、腹6分という印象だった。 UXデザインは、チームで行う仮説&実装&検証のプロセスであるということ、サービスの事業面にも直結する、という肝部分の実例がもっとほしかったなあと思う・・・・たとえるなら、あんこう鍋のスープのあん肝、あと少し足りない状態だったのだ。 なんだかCSS niteでの話は、「デザイナーが考える理想のデザイン」の話が多かった印象だったのだ。「理想のデザイン」はもちろんベースとして必要なんだけど。 抱いた理想について、ユーザーのためによりよいサービス(含UI
新年あけましておめでとうございます。 11月から恐るべき忙しさとなり、ブログを書くのが久しぶりとなってしまいました。 本年もゆっくりしたペースではありますが、更新してゆく所存です。 さてさて。11月からなんで忙しくなってしまったかというと。 担当するプロジェクトが変わり、販促とUI設計半々くらいだったのが、UX&UI設計がメインとなったというのが大きな理由だったりする。 11月まで、私は販促のかたわら、開発系プロジェクトでの簡単なUI設計、スマホサイトのUI改善全般をやっていた。そのプロジェクトが11月中旬に落ち着くや否や、UX&UI設計が相当必要なプロジェクトに参加することになった。社運をかけたそのプロジェクトにコミットできるのは有難いこと。抜擢してくれた上司達に心底感謝した。特にUX分野についてより予算と権限をもって経験を積むよい機会になる・・・ユーザー中心デザインを本格的にできる!と
昨日、『意味不明なことばかり言ってるUXデザイナー達の代わりに「UXデザインとは何か」を端的に説明しよう』という記事がバズっており、その記事をきっかけに自分の周囲でも、いろんな意見をきくことができました。 そのまわりのいろんな人の言葉から、私自身は『専門家という立ち位置の難しさ』と、『手を動かさない、webディレクターとしての仕事』についてあらためて考えていました。 いくつか考えたことについて、つらつらかいていきます。 「UXマン」て誰なんだろう? でもね、世に言う「UXマン」っているじゃないですか。 いかにも自分は上流工程だと言わんばかりに様々なフレームワークや聞こえはいい理論を振りかざしているにも関わらず、自分では手を動かしてモノをつくらないし、いざつくってもらったらアチャーなアウトプットだす人たち。 『意味不明なことばかり言ってるUXデザイナー達の代わりに「UXデザインとは何か」を端
UXデザインを学び始めると、転職したくなる。 UXデザイン関係の勉強会でお会いした方や、産業技術大学院大学人間中心デザイン履修証明プログラム(以下産技大)で学ぶ仲間、常に誰かしらから「転職しようと思う」という声をきく。 なぜ多くの人が「転職しよう」と思うのか。 それはUXデザインが組織論だから。 組織は簡単には変えられないって現場にいると痛烈に感じる瞬間があるから。 UXデザインは、組織論だという結論は間違いないと思います。僕もそう思います。 それはfumiyaさんが指摘しているとおり、UXデザインが一番パフォーマンスするのが要件定義やプランニングのフェーズであり、それはサービスや事業においては事業戦略やビジネス計画のフェーズと言えるため、よりサービス開発の上流からコミットメントすることが理想と言えることは間違いありません。ただ、「デザイナー」というタイトルがほとんどの組織では狭い解釈にな
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く