サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
www.lifull.blog
KEELチームの相原です。 前回のエントリは「LLMを利用したPlatform Engineering」でした。 www.lifull.blog 今回は、小さい経路最適化ミドルウェアを実装してAZ間通信を削減した話を書きたいと思います。 背景 我々KEELチームはKubernetsベースの内製PaaSであるKEELを開発しており、LIFULLのほとんどのサービスがこのKEEL上で動いています。 www.lifull.blog そして、KEELは巨大なマルチテナントのKubernetesクラスタとしてAWSの複数のAvailability Zone(以下AZ)に展開されていて、多くのmicroservicesが互いに通信しあっています。 そのためAZ間通信はプラットフォームとして重要な関心事の一つです。 レイテンシやAWSのAZ間通信に対する課金を最小限に抑えるため、なるべくAZ間通信を減ら
こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2024年7月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。 目次 目次 サービス改善 ログイン画面の入力フォームの名前設定 物件登録画面のステップ情報のスクリーンリーダー対応 売買物件登録画面のテーブル文脈の排除 物件登録画面内の物件画像編集モーダルのアクセシビリティ対応 取扱物件の一覧ページにある各コントロールへの名前設定 育成・啓発の取り組み アクセシビリティ1on1 社内表彰 お知らせ サービス改善 本期間中の改善取り組みのターゲットはLIFULL HOME'S 賃貸・流通マネージャーサイトです。 こちらはLIFULL HOME'Sをご利用いただいている会員様(不動産会社様)が、物件を掲載する際にお使いになる管理画面に
こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2024年4月〜6月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。 目次 目次 サービス改善 取扱物件検索の検索方法選択タブのボタン化 物件登録画面(賃貸のみ)のタブのボタン化とテーブル文脈の破棄 物件登録画面(賃貸のみ)内のダイアログのキーボード操作を可能に 物件登録画面(賃貸のみ)内の郵便番号からの住所入力補完機能をキーボード操作可能に 物件登録画面(賃貸のみ)内の画像登録UIをキーボード操作可能に 取扱物件一覧(賃貸のみ)内のフォーカス不能なボタンを修正 育成・啓発の取り組み 新入社員研修 アクセシビリティ1on1 WCAG解説書 輪読会 社内表彰 お知らせ サービス改善 本期間中の改善取り組みのターゲットはLIFULL
こんにちは。エンジニアの菊地です。 今回は LIFULL HOME'S アプリでおこなっている Kotlin Multiplatform(以下、KMP)の 導入についてご紹介させていただきます。 LIFULL HOME'S アプリでは、2022年10月頃に KMPの導入の検討を開始しました。他の技術を含めて KMP 発表当時から簡単な調査や検討は行われていましたが、ちょうどこの頃に KMP が β版となったことにより本格的にプロダクトへの導入を検討することが可能となりました。 KMP とは 簡単に説明すると、Kotlin で書かれたコードを Android / iOS 両方で実行できるようにする技術になります。 KMP にする対象は? LIFULL HOME'S アプリでは、下記の図にある Business / Domain、Data / Core の領域で KMP の導入をおこなっていま
こんにちは、イノベーション開発室ジェネレーティブAIプロダクト開発ユニットの上田です。 2024/4/1に国土交通省の不動産情報ライブラリとAPIが公開されました!このAPIとGPTsを使って、生成AIでの活用を模索してみました。 不動産情報ライブラリとは 不動産情報ライブラリ 不動産情報ライブラリとは、不動産の取引価格、地価公示等の価格情報や防災情報、都市計画情報、周辺施設情報等、不動産に関する情報をご覧になることができる国土交通省のWEBサイトです。 具体的には、以下のように地図上で不動産情報を確認することができます! 国土交通省不動産情報ライブラリ(千代田区麹町周辺) また、今回のサイトの公開に合わせて、APIも公開されています。 www.reinfolib.mlit.go.jp APIを利用することで、Webサイトで得られる、不動産価格情報(取引価格・成約価格)、国土数値情報(学区
QAの山下です。 QAグループという名前で横断組織として手動&自動テストやツール開発、プロセス改善など仕組みづくりに取り組んでいます。 今回は LIFULL HOME'S の開発で実行されているE2Eテスト(リグレッションテスト)をシフトレフトし、実行時間を80%短縮した話を紹介します。 ざっくり何をやったのか 大規模なリポジトリでのdevelopマージ後のE2Eテストの9割をPR上で実行可能にした コードのpushからE2Eテスト完了まで5~8分で完了できる 運用上の課題も頑張って解消した 目次 ざっくり何をやったのか 目次 結論 前提情報 E2Eテストとは リグレッションテストとは LIFULL HOMESでのE2Eテストの位置付け シフトレフトとは EEとは 対象のプロダクトの規模 起こっていた課題 テストの削除とリファクタを行い、テストケースを3割削減した デプロイ後のアプリケーシ
データサイエンスグループの島です。 普段は機械学習システムバックエンドの開発や運用を行っております。 2024年5月25日に半蔵門の本社2Fにて機械学習(AI・人工知能)に関するライトニングトーク(LT)会が開かれました。 素晴らしいLT会でしたので、内容をいくつかシェアさせてください。 第89回 Machine Learning 15minutes! Hybrid - connpass 「Machine Learning 15minutes!」というコミュニティを運営している門前さんが主催するLT会です。 以前の開催に引き続き、LIFULL AI Hubが協賛という形での開催となりました。 現地参加とオンラインのハイブリッド開催で、会場20名、オンライン100名ほどがいらっしゃいました。 様々な方が発表してくださり非常に盛り上がりました。豪華な内容でとても示唆に富んでいました。関係者の皆
こんにちは。クオリティアーキテクトグループでQAエンジニアをしている星野です。 元々はQAグループという名前で横断組織として社内のテストプロジェクト支援などを嗜んでいましたが、 組織が統合・再編成され、より自動テストやツール開発、プロセス改善などエンジニアリングに寄った仕組みづくりに取り組んでいます。 3行まとめ 共通のフォーマットを開発したよ 抵抗感なく浸透させるように工夫したよ こっそり横断的なメトリクスも取ったら便利っぽかったよ 3行まとめ 背景 課題 対策 やったこと 当たり前品質編 : 満たさないと論外 魅力品質編: 乗り換える理由をつくる 横断部署が常にぶちあたる浸透の課題 ロガー 広報 効果と現状とこれから 終わりに 背景 課題 LIFULLではチームごとにやりやすい開発体制を選択しています。 奇抜な開発スタイルをとっているわけではありませんが、それぞれに特色があり独自に改善
プロダクトエンジニアリング部の興津です。私は普段アプリケーションエンジニアとしてLIFULL HOME'Sのサイト改善業務しています。そのかたわらで、社内の制度を利用して、LIFULLのサービスの一つであるACTION FOR ALLの企画もしています。 今回はそんなLIFULLの独自の制度である「キャリフル」と、その経験を通して私が得られたものについて紹介します。 LIFULLの独自制度「キャリフル」について まず初めに、エンジニアの自分が企画に挑戦することを可能にした、LIFULLの独自制度である「キャリフル」を紹介します。 キャリフルとは、LIFULLの社内兼業制度で、業務時間の1割程度を本業とは別の業務ができる制度です。 私のように、普段とは別の職種に挑戦することもできるほか、たとえば同じエンジニアでもLIFULLの別のサービスの開発に携わることも可能です。 キャリフルについては公
プロダクトエンジニアリング部の二宮です。 次のプレスリリースにある通り、LIFULLでは生成AIを使って20,000時間以上の業務時間削減をしたという大きな成果を上げることができました。数字の根拠が粗い試算ではあるものの、実は社内では1年間で20,000時間の削減を目標としていたため、その半分の期間で目標達成できて関係者が色めき立っています。 lifull.com 私はkeelaiという社内用AIのプロジェクトに開発者の一人として関わっていて、生成AIツールの活用を推進する有志のプロジェクト(タスクフォースチーム)にもメンバーの一人として携わっています。そのため、エンジニアの中でもある程度全体が分かる立場として、生成AI技術の社内普及のための取り組みについて共有します。 私は各部署の導入の相談やプロンプトの技術サポートを担当することが多く、社内発表も行っているため、結果的に生成AI関連のチ
こんにちは。LIFULL Tech Vietnam(以下、LFTV)CEOの加藤です。 2016年よりLIFULLへ中途入社し、主にLIFULL HOME'S 注文住宅領域のエンジニアチームのマネジメントを経験したのち、2023年10月よりLFTVのCEOへ就任致しました。 就任し約半年が経過しましたが、今回はこれからのLFTVが目指す未来について紹介したいと思います。 LFTVについて まずLFTVについてですが、ベトナムホーチミンに拠点を構えるLIFULLグループの機能子会社です。 主にアプリケーション開発業務を担い、LFTVで担う業務の大部分をLIFULL HOME'Sのプロダクト開発が占めています。 従業員は2024年3月時点にて全社で約90名程度在籍しています。 2017年に設立し、これまで右肩上がりで規模を拡大してきましたが、次なる成長を見据え私が就任した今期よりLFTVの第二
こんにちは。エンジニアの小林建太です。 今回はフロントエンド業務での課題をChrome拡張機能で解決を試みた事例をご紹介させていただきます。 LINEヤフー Techから2024年1月に公開された「Tappy」というツールにインスパイアされた拡張機能「Tap Analyzer」を開発し、公開しました。 chromewebstore.google.com Tappyとは Tappyの課題と着想 開発した機能 技術 技術選定 開発 chrome debugger API LLMの利用 活用のメリット 今後の展望 Tappyとは Tappy(https://twitter.com/lycorptech_jp/status/1752587301564436593 より) Tappyは、LINEヤフー Techが開発したスマートフォンのウェブサイトでのタップ操作の成功率を可視化するツールです。URL
こんにちは、プロダクトエンジニアリング部の山﨑です。 私は LIFULL HOME'S 賃貸マーケットのプロダクト開発を行うグループに属しており、その中でも技術負債解消に取り組むエンジニアリングチームのリーダーをしています。 本記事では、LIFULL HOME'S の賃貸マーケットにおける技術負債の現状と、本チームの具体的な取り組み内容を紹介します。 LIFULL HOME'S の技術負債解消への取り組みを知っていただくことで、LIFULL HOME'S でのエンジニアリングに興味を持っていただけたら幸いです。 LIFULL HOME'S の賃貸マーケットにおける技術負債の現状 さっそくですが、現状、賃貸マーケットの基盤刷新後のアプリケーションは刷新前のアプリケーションへリクエストを送ることで一部機能の実行を担保しているという課題があります。 以前別の記事でも紹介させていただいた通り、賃貸
こんにちは。HOME'Sブランドチームの田中です。 2015年12月15日を皮切りに、HOME'Sの各サービス上でひっそりと差し変わったものがあります。HOME'Sロゴです。 HOME'Sロゴは、これまでもレッドからオレンジになったり、線が微妙に変わったりとマイナーチェンジはありましたが、今回の変更でロゴの見栄えはがらりと変わりました。 ポイントは「小判が取れた」ことと「文字が変わった」ことです。 今日はそんな新しいHOME'Sロゴの経緯についてお話させていただきます。 HOME'Sの歩みとロゴ 「HOME'S」の名を冠するサービス・コンテンツは、HOME'Sの20年ほどの歩みの中でたくさん生まれてきました。 2015年12月にリニューアルを遂げた「HOME'Sリノベーション」。 高齢者向けの住まいを探せる「HOME'S介護」。 収益物件検索や、不動産投資のサポートを提供する「HOME'S
エンジニアの市川と申します。 LIFULL HOME'S の売買領域の開発を担当しています。 さて、さっそくではありますが、読者の皆さんは普段ABテストを実施しているでしょうか。 私たちの開発しているLIFULL HOME'Sでも、日々多くのABテストが実施されています。 ABテストの実施によって市場学習回数を増やし、より良いプロダクトを作り上げることが目的です。 その中で私たちエンジニアが貢献できる点といえば、市場学習のスピードを上げることです。 LIFULL HOME'Sでは長年ABテストを実施してきていますが、いくつかの問題がありました。 今回はその問題と、どのように解決に向けて動いたのかという点について紹介します。 ※LIFULL HOME'SでのABテストにつきましては、以下のリンクをご参照ください。 A/Bテストは事前準備で決まる!?LIFULLのA/Bテスト事前設計の取り組み
賃貸領域でフロントエンドエンジニアをしている齋藤です。 今回はここ数年取り組んでいたフロントエンド領域における自動テスト導入とテスト工数削減について、書いていきたいと思います。 なぜ導入したのか、導入して見えた課題、そしてその課題を解決するためにどうしていったのか、という流れで書いていきます。 目次 目次 なぜ導入したのか たびたび障害が発生 開発効率が悪い 自動テストを導入する 自動テストの導入 導入して見えてきたもの ほぼコードを書かない解決策 まとめ お知らせ なぜ導入したのか まず弊社では日々の機能開発は基本的にABテストを実施して効果を検証しながら進めていきます。 そのため、対象となるページが見られたか、対象となる要素が表示されたか・使われたかなどを計測する必要があります。 静的な単一ページであればそれほど問題はありませんが、動的であったり複数のページでそれを行うとなると正しく計
エンジニアの渡邉です。普段はLIFULL HOME'Sの売買領域のエンジニアチームにて技術リーダーとして開発を担当しています。好きなNginxのモジュールはngx_small_lightです。 ここ数年、LIFULLの開発部門では「開発生産性」と「品質担保」の重要性が再注目されています。 LIFULL HOME'Sの主要なリポジトリは、10年以上にわたり運用され続けており、数多くの開発者が日々の改善に尽力しています。 しかし、長年にわたる蓄積によって、アプリケーションの要件を満たすための実装が複雑化し、現在では実装時に調査、開発、レビュー、テストのすべての工程でそれぞれ必要以上に時間がかかる結果となっており、開発の生産性を低下させています。 この問題に対処するため、LIFULL HOME'Sでは既存のアプリケーションから必要に応じてシステムを切り出し、部門ごとでの運用管理を行っています。
こんにちは! LIFULLエンジニアの吉永です。 普段はLIFULL HOME'SのtoC向けCRMチームにてエンジニアリングマネジャーをやっています。 マネジャーとなり、未経験分野へチャレンジしてくれるメンバーと接する機会が増えました。 自身が経験や知見のある分野であれば相談にのったりサポートはしやすいですが、未経験の分野となるとどのようにしてメンバーと接していくかは悩むことが多いと思います。 メンバーに「これお願い」と丸投げできると楽ですが、現実問題なかなか難しい場面も多いと思います。 マネジャーは自身がレビュアーになるか、レビュー対応できない場合は、他部署の有識者を募ってレビュアーやアドバイスをくれる人を確保する必要もあるでしょう。 本日はこんな悩みを抱えているマネジャーの方向けに、私なりにどんな風にメンバーと接したか、その結果どうだったかについて共有したいと思います。 アジェンダ
こんにちは。テクノロジー本部の稲垣です。 LIFULLでは、提供するサービスによって、様々なDBが稼働しています。 異なるDBエンジン間でのデータ移行が必要となるプロジェクトが立ち上がることとなり、AWSが提供しているAWS Database Migration Service(AWS DMS)による検証を行う機会がありました。 www.lifull.blog AWS Database Migration Service(AWS DMS)がリリースされて間もないころに、一度検証目的で使ったことがありましたが、今回使ってみて、色々と分かったことがあったので、紹介します。 AWS Database Migration Service(AWS DMS)とは エンドポイント レプリケーションインスタンス(Replication Instance) データベース移行タスク(Replication t
プロダクトエンジニアリング部の興津です。 私は現在、LIFULLの海外拠点の一つである、LIFULL Tech Malaysia Sdn. Bhd.(以下LFTM)のメンバーとともにLIFULL HOME'Sの賃貸領域でサイト改善業務をしています。 今回は、言語や文化の違う私たちがどのようにコミュニケーションをとりながら働いているのかを紹介します。 LIFULLの海外拠点の紹介 2024年現在、LIFULLにはベトナム(LIFULL Tech Vietnam Co.,Ltd.以下LFTV)とマレーシアにグループ会社があります。 さらなる事業拡大を目指すために、より優秀な開発リソースを確保したいという考えから行き着いたのが、これらのグローバルな開発拠点の設立でした。 それぞれの現地で採用されたエンジニア達が本社メンバーと協働しながら、開発業務を担っています。 本社メンバーが現地に駐在したり、
こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2024年1月のLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されています。 目次 目次 サービス改善 トップの探し方設定ポップアップ エリア選択フローのチェックボックスのフォーカス可視化 トップレベルランドマークを設定 レコメンド物件のカルーセル機能 路線から探す・地域から探す検索フロー中にある送信ボタンのバリデーション設定 育成・啓発の取り組み アクセシビリティ1on1 WCAG解説書 輪読会 お知らせ サービス改善 本期間中の改善取り組みのターゲットはLIFULL HOME'S 不動産アーカイブのPCページです。 諸事情で発表できないものもありますが公開可能な取り組みを紹介させていただきます。 トップの探し方設定ポップアップ アーカイブ
こんにちは。フロントエンドエンジニアの根本です。 LIFULL HOME'Sのプロダクト開発と、スポーツ関連の新規事業開発に携わっています。 過去のブログでは新規事業開発におけるUXエンジニアとしての取り組みを紹介しました。 ご興味のある方はぜひご覧ください。 UXエンジニアとは?新規事業での取り組み - LIFULL Creators Blog 新規事業開発におけるUXリサーチの実践 - LIFULL Creators Blog 今回はLIFULL HOME'Sの既存事業におけるUXエンジニアとしての取り組みを紹介したいと思います。 新規事業とは異なる点の一つとして挙げられるステークホルダーの違いに焦点を当て紹介したいと思います。 はじめに 私の携わっている新規事業では、事業オーナー1名・エンジニア2名という体制のため必然と全部やらないといけない = やりたいことは全部できる環境です。
KEELチームの相原です。 今回はeBPFを利用してKubernetesクラスタの可観測性の隙間を埋めている話です。 前回のエントリではLLMにうつつを抜かしていたので本業(?)の話をしようと思います。 www.lifull.blog LIFULLの可観測性の現在地 eBPFとは 可観測性の隙間 NAT Loopback eBPFを実行するには BPF CO-RE libbpf-rsを利用したNAT Loopbackの検知 1. (ユーザ空間) コマンドライン引数として受け取ったDNSをTTLごとに名前解決してIPアドレスを取得する 2. (ユーザ空間) IPアドレスに変化がある度にカーネル空間で動くBPFプログラムにそのIPアドレスのリストを渡す 3. (カーネル空間) Kprobesで tcp_v4_connect/tcp_v6_connect にフックを仕込む 4. (カーネル空間)
プロダクトエンジニアリング部の興津です。私は前職が客先常駐(SES)専門の会社でエンジニアをしていて、2022年10月にLIFULLへ中途入社しました。 客先常駐でお客様のシステムを開発する前職から、自社のサービスを開発するLIFULLへ転職することは、不安な点が多かったことを覚えています。 今回は、転職して1年が経過した今振り返ってみて、これまでの経験が活かせた点と、活かせなかった点の乗り越え方を紹介します。 同じように客先常駐エンジニアから自社サービスエンジニアへのキャリアチェンジを検討している方の参考になれば幸いです。 (ただし、あくまでも私の・LIFULLに転職した結果であることはご留意ください) 私がLIFULLに転職を決めた理由 もともとは前職と同じ客先常駐ができるような会社に転職をしたいと考えておりました。 そんな中登録した転職サービスでLIFULLからスカウトメッセージをも
こんにちは、エンジニアの中島です。 この記事は2023年10月から翌年1月までのLIFULL社でのアクセシビリティ改善およびやっていき活動の報告です。 この活動報告は月次で出すかもしれないし出さないかもしれないくらいの温度感で運用されていく予定です。 目次 目次 サービス改善 トップページのエリア選択UIのフォーカス管理 地域・路線から探す検索フロー中にあるエリア選択リンクにアクセシブルな名前を設定 路線から探す・地域から探す検索フロー中にある送信ボタンのバリデーション設定 フッタ近くにある物件の種類から選び直すことができる機能の「もっと見る」ボタンのフォーカス関連の不具合を修正 物件一覧ページの見出し順番の不整合を修正 物件一覧の「もっと見る」ボタンを押した後にフォーカスが失われる不具合の修正 おすすめ物件一覧の「もっと見る」ボタンを押した後にフォーカスが失われる不具合の修正 ページトッ
テクノロジー本部の布川です。 私の所属するチームではこれまで、ユーザ体験向上のためにLIFULL HOME'Sの高速化に取り組んできました。 本記事では、上記プロジェクトの一環として実施した、一度チューニングを行ったページの性能を将来に渡って維持するための仕組みづくりについて紹介したいと思います。 背景と目的 性能改善後の再劣化の検知 本プロジェクトにおいては、LIFULL HOME'S内の各ページのパフォーマンスを一覧で閲覧できるような仕組みを用意して、優先的に改善対応を行うべき箇所の特定や、施策の評価などに活用していました。 www.lifull.blog Webページのパフォーマンスは、一度改善の対応を行っても、その後さまざまなリリースが積み重なることによって再び劣化してしまうものです。再劣化を検知したタイミングですぐに原因を特定して対応できれば、改善されたパフォーマンスを長く維持す
本記事は LIFULL Advent Calendar 2023 の17日目の記事です。 qiita.com 事業基盤のチームのマネジメントを担当している磯野です。 自他共に認めるGitHubおじさんとして社内では活動しています。 私たちのチームは開発生産性をより高めるため、開発エコシステムの改善に取り組んでおり、特にGitHubを中心とした生産性向上に注力しています。 今回はその取り組みの一環として、GitHub Actions においてマシンユーザーやAppsを減らしつつ、セキュリティと利便性を向上させるための施策について紹介します。 GitHub Actionsでの課題 GitHub Actionsを用いた処理の実行に際し、いくつかの課題に直面しました。 課題としては以下のような点があります: 標準で使用可能なGITHUB_TOKENではworkflowのトリガーが不可能で、また.g
エンジニアの松尾です。LIFULL HOME'S の売買領域でエンジニアのマネジメントを担当しています。 チーム開発やプロダクトの運用をしていくにあたって開発ドキュメントは重要です。LIFULLにおいても日々作成やメンテナンスをしていますが、運用にあたって問題もあります。今回はこれらを少しだけでも改善すべく、「断捨離」に取り組んだ話を紹介します。 ドキュメント管理の現状 「断捨離」の意味 開発ドキュメントの「断捨離」 年末の大掃除 個人ワーク グループワーク 試してみた結果 まとめ ドキュメント管理の現状 LIFULLの開発ドキュメントの大半は下記のいずれかで管理されています。 GitHub Google Docs Confluence GitHubではリポジトリに紐づく補足情報や知識を記載しており、Google Docsは主にミーティングの議事録に利用されていることが多いです。これらの中
KEELチーム の相原です。 前回のエントリ で我々KEELチームはKubernetesベースの内製PaaSであるKEELを開発・運用する傍ら、LLMという新たなパラダイムの台頭にあわせてベクトルデータベースの提供や周辺ソフトウェアを社内向けに開発していることを紹介しました。 www.lifull.blog あれから数ヶ月が経ち、現在私達はLIFULLのグループ会社全体に向けて汎用AI(仮)を提供しています。 もともと我々KEELチームはPlatform Engineeringの一環として、Kubernetesベースの内製PaaSであるKEELのほかにコードジェネレータによる一貫したPaaS体験を中心に様々なユーティリティをコマンドラインから提供するkeelctl, KEELが提供するプラットフォームのユーザ体験を向上させるブラウザ拡張のkeelextを開発してきました。 Platform
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『LIFULL Creators Blog』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く