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PlayStation 3 supercomputer can read, correct input (AirForceLink) 例の、米空軍 AFRL (Air Force Research Laboratory) が PlayStation 3 を束にしてこしらえたスーパーコンピュータ "Condor Cluster" の話。 速度性能は世界で 35-36 位程度ということで、突出して速いわけではなく、むしろ所要の計算能力を極端に安価に実現できた点がポイントかと。 といったところで、例の「武器輸出三原則の見直し」の話。 社民党が、国会で通したい議案を人質に取るような形で見直しを阻止してしまったようですけれど、こうなると「社民党は日本の防衛産業基盤をつぶして輸入に向けて舵を切らせる、海外軍産複合体の手先である !」と文句をつける人が出てくるべきじゃあないかと。 というのは冗談ですけれ
MiG-35 stalls in Indian MMRCA fighter comptition (defpro) Indian Short List for New Combat Aircraft (Forecast International) まだ公式発表は出ていないようなので「こんな話もある」レベルですが、インド空軍の MMRCA 候補が Typhoon と Rafale に絞られたらしい、という話。 個人的には、もっとも枯れているということで F/A-18E/F が有力じゃないかとみていたのですが、脱落が確定だとすれば、やはり AN/APG-79 をめぐる、尋常ならざるガードの固さが足を引っ張ったかなと。 装備品国産化を推進するインド政府としては、技術移転やオフセットの条件が良い方が嬉しいわけで、そうなると上記 2 機種が有力なのは確か。マルチロール ファイターとしての熟成度を考
米軍の特殊作戦部隊がレーザー目標指示器と無線機を持って、CIA の工作員が札束を持ってアフガニスタンに潜入、北部同盟を支援しながら Mazar-e-Sharif を攻略するまでの話と、そこで発生した捕虜 (?) の反乱事件について取り上げた一冊。 衛星通信機・レーザー目標指示器・GPS といった文明の利器を持った特殊作戦部隊員が、地元の馬に乗って山岳地帯を移動して、突撃する北部同盟の騎馬隊をレーザー誘導爆弾や GPS 誘導爆弾で支援するという構図。 21 世紀と中世が入り乱れた、なんともハイブリッドな戦いぶり。でも、21 世紀の不正規戦って、往々にしてこういうものになるのかも知れないなあと思った次第なのです。
Petraeus: Limited Airport Hampers Haiti Relief (DoD) なぬ ? と思って現地の衛星写真を確認してみた結果が、これ。 この駐機場の狭さからいって、離着陸の能力というよりも、到着した飛行機から荷物を降ろすためのスペースが問題になるのは間違いなさそう。降ろした荷物を広げて配送するためのスペースも要るので、同時にさばける機数は 10 機もないでしょう。 この問題を緩和するため、Port-au-Prince に加えて Jacmel に追加の滑走路を確保する ことになっているという話です。滑走路 1 本だけで貧弱極まりないですが、ないよりマシでしょう。 救援に行くのはいいけれど、行ってもインフラが整っていなくて支障をきたす、というのは発展途上国だとありがちかも。かといって、空母を持っていっても大型輸送機は降ろせないので、設備が整った近隣の飛行場に降ろ
以下の読み違えに覚えがある方は、正直に挙手してください (笑) 水原 → すいばら スウォン 仁川 → にがわ インチョン 最上級 → さいじょうきゅう もがみきゅう 思いつく範囲で並べてみたら、地名が韓国ばかりになっちゃいました。漢字を使う地名でないと読み間違えはあり得ないので、場所が限られるのは致し方ありませんが。ちなみに、「水原」は羽越本線の駅、「仁川」は阪急今津線の駅です。 先日、陸羽西線に乗ったときに最上川を眺めてきましたが、雨が降った後で増水気味、色も濁りまくっていたのは残念。
「アメリカは、日本に兵器を売りつけて儲けるために北朝鮮の核の脅威を煽っている」 とか、 「アメリカは、日本に軍事費を支出させるために北朝鮮を支えている」 とかいう与太話を吹聴する人、あるいはそれを本気で信じちゃってる人がいるのは、実にこまりものであります。でも、反論するにしても、具体的に数字を出さないと説得力がないですよね。 冒頭で挙げた陰謀論が現実味を帯びるには、アメリカの対日兵器輸出が膨大なものになり、北朝鮮という国家を維持するためのコストを上回る利益をもたらす必要があります。トータルで損しちゃったら「儲ける」ことになりませんからね。 そこで、資料をいくつかあたってみました。 まず、日本の数字。 平成 20 年度の防衛予算は 4 兆 7,426 億円 http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2008/2008/html/k2251000.h
「雑談用」のコメント欄で、あかさたな さんから、こんな質問をいただきました。 http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/20080502/1209722404#c 一理あるんだし、もっと日本人は戦争という敵を知らないといけないと思うけど、 ただ、賞賛しているアメリカはその割にイラクとかベトナムでは賢くない戦争をしているような・・・。 井上さんはどう思います? 最初はコメント欄で書こうかと思ったのですが、ちょっと長くなりそうだったので、独立したエントリを立ててみました。 戦争について煎じ詰めると、ある国家などが、別の国家などに対して力ずくで意志を押しつける行為、ということになると思うのですが、そこには 2 つの分類があるんじゃないか、と考えました。 ひとつは「戦闘に勝つこと」。意志を押しつける障害になっている相手の抵抗力、すなわち軍事力をつぶす作業ですね。もうひとつは、「国
昨日、新聞各紙などで「中国が米海軍の調査船に対して妨害行為」というニュースが流れてました。 次の本館の更新で詳しく取り上げますが、調査船といっても、問題になった USNS Impeccable は T-AGOS-23、つまり SURTASS 装備の音響測定艦です。しかも場所が海南島の近く。その海南島には、ミサイル原潜の基地が新設されたという話が出たばかりです。 つまり、米海軍は中国の新型原潜を狙って、音紋取りなどの情報収集のために SURTASS 搭載の音響測定艦を送り込んだのでしょう。だから中国もピリピリして妨害に出たわけです。 米軍の発表では、曳航ソナーのところに棒を突っ込んだとか、艦の前方に材木を投げ込んだとか、針路前方に中国の船が居座ったとか、なかなか激しい話が出てきてました。
「ヨット右翼大料理」のおかげで流行り始めたコピペ。 ネット右翼 : PCの向こう側にいるという右翼。 ヨット右翼 : 海とヨットをこよなく愛する右翼。石原慎太郎。 メット右翼 : メットとゲバ棒で武装している。見た目は完全に左翼だけど右翼。 チョット右翼 : どちらかというとほんの少しだけ右翼な右翼。 ナット右翼 : ネジをしめるのに良く使われている右翼。 キット右翼 : 本当は右翼ではないが、左派から右翼に違いないと後ろ指を差されている。そんな右翼。 シット右翼 : 左翼の思想に嫉妬している右翼。 モット右翼 : 右翼とは何かを追求し続ける向上心豊かな右翼。 ソット右翼 : 普段は物静かだがさりげなく右翼的思想を持つ、縁の下の力持ち。 ジット右翼 : 周りが左翼ばかりでも流されずに右翼であり続ける。そんな右翼。 ザット右翼 : 大まかにみると大体右翼だと思われる右翼。 ズット右翼 : 最
うちの職場では各自の部屋の壁に好きな写真やポスターを持って来て貼っていい事になっています (もちろんセクハラとか暴力とかはダメですが) みんなアイドルとか二次元とか子供の写真にしていますが、年齢不詳の二階堂.com とかいうオヤジは、欧州製戦闘機のおたくで、国防総省から送りつけてきたと自称するパンフレットを片手に米国製戦闘機の罵倒に励んでいます ボーイングが製作した、F-15FX の日本語パンフレットです。 他の人は何も言わないのですが、わたしはとても非常識だと思いました そのパンフレットや、そこに書いてあることより詳しい記事がすでに「航空ファン」誌に載っているというのは常識なのに、 そんな状況下で「世界初公開」とか「本当に防衛省でもごく一部の人しか見たことがない」とか「別にたいしたことありません。というのはウソで、たいしたことあるわけです」とか言ったりしているのが信じられません 休憩時間
http://www.nikaidou.com/2009/02/post_2322.php 今からお見せする資料は、おそらく全世界で初めて出るモノではないだろうか。何せ、ボーイングという武器商社のF-15FXの売り込みパンフレットの一部なのだから。 こんなふざけたパンフレット作って売りに来ているのだが、F-15FXのパンフレットとしてはこれが世界初公開。なぜかわたしのところには国防総省を通じて武器カタログがあれこれ送られてきていたのだが、今回公開していいということになったので公開するものだ。 「こんなくだらないパンフレットを持っているからなぁに?自慢したいの?」と思う人がいるかもしれないが、これが出ること自体、びっくり仰天な訳です。このパンフレットは本当に防衛省でもごく一部の人しか見たことがない。たぶん、一部の連中は「いったいnikaidou.comは誰とつながっているんだ」と震え上がると
イスラエルは最新兵器投入、ハマスは手製武器でゲリラ作戦 (Yomiuri Online) ガザ市で活動するノルウェー人医師が地元テレビに語ったところによると、軍は米国開発の新兵器 DIME (高密度不活性金属爆薬) を使った疑いがあるという。DIME は超高濃縮炭素に金属粒を詰めた兵器で、人体の表面をほとんど傷つけずに骨や内臓を高温で焼いてしまう。殺傷力が高く、発がん性も強いとされる。 ちょっと落ち着きましょうよ > 讀賣の人 「炭素に金属粒を詰めた兵器」が「人体の表面をほとんど傷つけずに」内部に浸透して「骨や内臓を高温で焼いてしまう」って、そんなことが物理的に可能なの ? マイクロ波兵器なら、まだ分からんでもないですよ。あれは、いってみれば電子レンジのお化けみたいなものですから。でも、物理的に弾片が飛び交うのに「表面をほとんど傷つけずに」というところで、おかしいと思わないと。 以前の「白
F-22As scheduled to deploy to Japan, Guam (AirForceLink) Langley AFB の 1st FW から、F-22A×12 機が嘉手納に展開します。2009 年 1 月から 3 ヶ月ほどの予定。それとは別件で、Elmendorf AFB の 3rd WG から、F-22A×12 機が Andersen AFB に展開します。 実動戦力の半分近くが西太平洋に展開するって、タダゴトじゃないなあ…
カナダde日本語 政権交代以外に道はなし おまけにMDのPAC-3について書いたら、JSFさんのところから一日で1000件のアクセスがあり、ここ2、3日にぎわっている。特に、kaetzchenさんのコメントが好評だったようだ(笑)。それにしても、JSFさんってどうしてこんなにミサイル防衛に詳しいのだろうか。防衛省にお勤めとか? ちょっと詳しいことを書くと、すぐに「中の人」だと思っちゃうのはこの手の人の悪い癖ですけれど、JSF 氏にしても私にしても、公開されている情報を見ているだけです。公開されている情報を丹念に拾い集めればよいのです。 もっとも私みたいに、業界専門誌 (JDW のこと) を読んでいる人もいますけれど、これだって公開情報を基に記事を書いているのは同じことですし、然るべき対価を払えば、業界関係者でなくても、誰でも手に入れることができます。 つまり、自分から情報を探しに行けば済む
杉○浩○ 2008/9/6 うちの職場では各自が使うパソコンに好きな機種を買ってもらっていい事になっています (もちろん AX とか PC-9801 とか FM-R とか互換性がないのはダメですが) みんな DELL の Latitude とか Panasonic の Let's Note とか NEC の VersaPro にしていますが、わたしより年下の女性 (たしか30才くらい) は、パソコン兵器のおたくで、同じ Panasonic でも Toughbook がいいといって譲りません。 アメリカの軍隊とか警察とか日本の自衛隊とかで使っているのと同じ機種です。 他の人は何も言わないのですが、わたしはとても非常識だと思いました 日本は昔戦争をして負けてから戦争やめて平和な国になったというのは常識なのに、 そんな現代で Toughbook なんていう "パソコン兵器" がいいとか言ったりし
雨がザーザー降っている中、小田原まで出かけて新幹線の写真を撮ってきました。普通なら晴れている日に行くのですが、雨なら雨で違った味わいがあるんじゃないかと思って。ただ、ちと雨脚が強すぎましたけれど。 雨が降っていると、車体の周囲の気流を可視化できるんじゃないかと思い、その辺に重点を置いて写真を撮ってみました。 (いずれも、クリックすると拡大) もちろん、車体の周囲に水煙を巻き上げるだろうというのは想定の範囲内でしたが、その流れが面白かったです。撮影した写真を後でしげしげと観察した結果、こんな感じかなあと思いました。 前面形状の関係で、空気が上に吹き上げられる 側面は空気の粘性の関係で、車体に貼り付く空気の流れができる そこに、上に吹き上げられた空気が左右に拡散しながら吹き下ろしてくる それが左右に拡散していくため、列車の後部ではモワーンと広がった形になる だから、肩を丸めている 500 系と
前に、QinetiQ の無人機管制実験について、まるっきり正反対の意味の記事を配信してしまったテクノバーンですが、またすごいドジをやらかしました。 B-52の最終量産型機が退役、就役から45年が経過 米空軍の戦略爆撃機、B-52 の最終量産型となる B-52H の 1 機が 7 月 24 日、最後の飛行を行い退役処分となったことが米空軍の発表により明らかとなった。 B-52H 型機が退役処分となるのが今回、退役したロサンジェルス州バークスデール所属の B-52H 型機が最初となる。 元ネタは AirForceLink のこの記事で、「(94 機の B-52H のうち) 18 機を退役。残り 76 機は運用を継続」というものですが、テクノバーンの記事だけ見ると B-52 が全部引退するようにも見えます。それよりなにより。 「ロサンジェルス州バークスデール」って何ですか (´Д`;) アメリカ
Looming Budget Issues Threaten Defense Readiness (発表本文) U.S. Defense Modernization: Readiness Now and for the Future (PDF) これは、アメリカの航空宇宙・防衛産業が集まって構成する業界団体・AIA (Aerospace Industries Association) がまとめた報告書なんですが、骨子は以下の通りです。 「国防予算全体の伸びと比べて、装備調達・研究開発関連の伸び率は低い。これは、(進行中の戦争のために) O&M (Operation and Maintenance) 経費、兵士の待遇改善のための経費、戦闘で損耗した装備の修復・補充にかかる経費が嵩んでいるため。そのせいで、装備の近代化に必要な調達や研究開発に回る資金が不十分になっている。かかる現状が、将来の米
W05K のインプレを上げようと思ったんですが、それは明日に回して。 インド洋で実施している対テロ洋上哨戒作戦が、実はテロ対策とは関係ないんじゃないか、と主張している人がいるみたいですね。なんでも、「海賊事件といったって、大した事件は起きていない。それなのに軍艦が出ていって洋上哨戒をやるなんておかしい」なんてことを主張しているらしいのですが。 まず、陸の上と海の上に共通する話ですけれど。 テロリストにとって好ましい土地とはどんな土地かといえば、政府のコントロールが効かない無政府状態。もっとも理想的なのは、政府が崩壊状態になっている国です。裏を返せば、治安維持組織がちゃんと機能していて、悪いこと、怪しいことをするとたちまち通報されて警察が駆けつけてくるような場所は嬉しくありません。 ということは、テロリストの聖域を潰して追い込みをかけるためには、各国政府がちゃんと機能する治安維持部隊を擁して
ヤマハが色々と最強過ぎる件 (摂津堂テクスト) なぜ「ヤマハ」なのかといえば、創業者が山葉虎楠という人だからなんですが。 もともと「日本楽器製造株式会社」という名前で、略して「日楽」なんて呼ばれておりました。口の悪い人は「ケチ楽」とも (をひ) 383 おさかなくわえた名無しさん 2007/07/05(木) 13:01:07 ID:i3Aks+Df >>366 ヤマハの歴史 ・最初は輸入ピアノの修理 → 楽器関係作る ・楽器やってた流れで電子楽器も作る → DSP も作る ・DSP を他に利用しようとして → ルータ作る という流れで、楽器、電子機器、ネットワーク関係の製品を作るようになった。 じゃ、なんで発動機や家具とかも作ってるかというと、 ・ピアノの修理で木工のノウハウが溜まる → 家具を作る → 住宅設備も作る ・戦時中に軍から「家具作ってるんだから木製のプロペラ作れるだろ」といわ
なんという洗脳ソング。 そして気が付いたらreplayを押して(ry そういえば最近MiGの名前を見ないなぁと思ったり。
なに考えてるんだ民主党 の続き。 インド洋での給油任務に関して、「給油した燃料が OEF ではなくて OIF に使われている」 なんていう難癖が登場したあたりから、ずっと感じていたことですけれど。 そもそも本筋からいえば、日本が置かれている状況、現在の世界的な状況に照らして、日本がどういう形でコミットしていくのが最善か、 という議論が必要なんです。 もちろん、「なにもコミットしないで引きこもる」という選択肢もあります。ただしそれは、 その結果として生起するであろう事態をちゃんと考慮して、それに対する覚悟を説いて、その上で賛同を求める必要がありますけれど。 ところが現実にはどうかというと、そういう議論はそっちのけで、安全保障上の問題を政争の具にしてグダグダにしてしまっている。 似たような事例というと、真っ先に連想するのがロンドン条約をめぐる統帥権干犯騒動なんですね。 この件では、統帥権干犯だ
民主対案、外国の警備会社活用 文民警護、自衛隊を敬遠 (MSN 産経ニュース) 民主党の対案は、教育や医療、インフラ整備などの民生支援が主体となるが、 参加する文民の安全確保が課題となっている。 安全確保は必要ですよ。だからこそ、民生支援にあたる要員と、 それを警護する軍人をワンセットにした PRT という仕組みが考案されて、アフガニスタンやイラクで用いられているわけです。 それでも、いつぞやの PKO 派遣論議みたいに、 武器の携行そのものがいいとか悪いとかいう低次元な議論をするよりはマシだなと思ったんですが、なんですか、こりゃあ。 「他国に守ってもらうのでは国際的に評価されない」と陸上自衛隊の警護部隊派遣論もあったが、 「政治判断として実力部隊を出すことは考えられない」(直嶋正行政調会長) として否定された。このため、 外国の民間警備会社に警護を委ね、会社が雇用する現地のアフガン人に守
まだピースがバラバラで、自分の考えもまとまりきっていないのですが、情報を整理する意味で、手元にある関連ネタをまとめてみました。 ◎シリア-イラン関係 シリアとイランは 2004 年に包括的戦略合意を締結、経済・軍事の両面で協力するという内容の MoU を取り交わしているが、2005 年暮になって協力関係を深度化、国際社会から制裁を受ける事態に対する備えを盛り込んだ。具体的には、こんな内容。 シリアはイランに対して、ヤバい事態になったときにイランの兵器やその他の重要物資、汚染物質などをシリア国内で保管すると申し出た シリアは、Hizbullah に対する武器・弾薬・通信機材の支援を継続する イランは、シリアが西側諸国から経済制裁を受ける事態になったときに経済援助を行うと申し出た。シリア国内の石油関連施設や工場への支援、シリアが制裁措置によって海外と商取引を行えなくなった場合のイランによる代行
テクノバーンが、大誤報をやらかしました。なんと、意味を正反対にしてしまっています。それがこれ。 英国防省、有人戦闘機の無人飛行実験に成功 (注 : 現在は 404) 【テクノバーン 2007/4/3 16:35】英防衛省が有人戦闘機の無人飛行に成功していたことが 2 日、英 BBC などの報道により明らかとなった。 英防衛省は既に昨年、改造を施した一般旅客機を使った無人飛行に成功。しかし、操縦がより難しい有人戦闘機を無人化させて飛行させることはこれまで成功してこなかった。 今回、英防衛省が無人飛行の実験に用いられたのはトーネードという戦闘機。機体の改造は英防衛省の技術開発部門が民営化したクインティック (Qinetiq) 社が担当。改造を施されたトーネード戦闘機は 3 月 30 日、国内外のマスコミ関係者を乗せた旅客機と共にイギリス国内にあるボスカンブ・ダウン空軍基地を離陸。その後、上空で
「大石英司の代替空港」によると、ノルウェーで開催されていたクラスター爆弾の規制に関する会議で、「日本、ポーランド、ルーマニアだけが宣言に加わらなかった」と、朝日新聞が非難がましい記事を書いているんだとか。ちなみに、当該記事によるとアメリカ・ロシア・中国が会議に参加していない由。また、イギリス・フランスも単純な一律禁止には反対していたとのこと。 そんな中で、こんなことをいっている国もあるわけです。(太字筆者) Finland Considering Cluster Bombs to Replace Antipersonnel Mines (STT Finnish government news via Defense-Aerospace.com) Cluster bombs are to be part of Finland's defence system and a replacemen
杉さまが、また飛ばしてくれました。 http://list.jca.apc.org/public/aml/2007-February/011265.html また、電子戦機 EP3 の改修は 09 年度までに完了する予定で、これにより海自に配備されている 5 機全てが改修されることになります。電子戦機の危険性について、半田滋さん (東京新聞社会部記者) はこう述べていました。「足りなかったのは、相手が地対空ミサイルを撃つために照射するレーダー波をかく乱する電子戦機だけで、その開発には 2005 年度から着手することが決まっている」「自衛隊が攻撃的な武器類をそろえ、敵基地を攻撃できる能力を備えるのは、もはや時間の問題となっている」(『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための 18 人の発言』岩波ブックレット)。 F2 等の戦闘機と GPS 精密誘導爆弾 JDAM、空中警戒管制機
野原氏が、ここのコメ欄で散々にやられたのに対抗するために、何やら書いているようです。 ■醜悪な、そして血塗られた何か これで、私の反論に対抗できたと思っておられるのかも知れませんが、目を通してみたところ、決定的な破綻がありますね。それがこれ。 米軍が撤退するなら暴力・武力事件は減るでしょうか ? おそらく減るでしょう。 イラク国民を対象にした調査では、回答者のほぼ 66% が、もし米軍が撤退するなら暴力・武力事件は減ると考えていた。 38% は、マリキ首相にイラクの現状を改善する能力を「信じない」と回答し、ほぼ 90% が政府の約束と実行力はひじょうにお粗末だと述べた。 政府系の治安部隊では国をコントロールできないと感じている者は 36.5% に昇った。 よくよく読んでみると、ここにあるのは現状批判でしかないのに、なぜか「減るでしょう」という結論に結びつけられています。「現状の治安部隊に問
「ちゃんと公表してるんだが」の続き。 このエントリに「カナダ de 日本語」の新エントリからトラバを頂戴したわけですが、それを見て私はひっくり返りました。いわく。 SM-3 ミサイルは、3 億円どころか、458 億円で これだけ読むと、ミサイルの値段が 458 億円だと主張しているように読めます。さて、そこで DSCA が公開している元文書の原文を見てみましょう。The Government of Japan has requested a possible sale of nine SM-3 Block IA Standard missiles with MK 21 Mod 2 canisters, Ballistic Missile Defense (BMD) upgrades to one AEGIS Weapon System, AEGIS BMD Vertical Launch
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