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大谷翔平
tomostavern.blogspot.com
こんにちは、このブログがウクライナやラトビアで大人気なようで有頂天になっている@tomoodaです。 いつもプログラミングの技術についてなんだかヘンテコな理屈をこね回してばかりなんで、今回は技術というより楽しさみたいな話をしてみます。 オレはブルックススキーなんで、ソフトウェアについて考える時にはいつもブルックスがソフトウェアの4つの本質的困難として掲げた複雑性や同調性、可変性、不可視性を基準として考えを纏めるようにしています。これらの本質的困難というのは、実はソフトウェアの楽しさの裏返しにもなっています。つまり、複雑性は複雑なものを組み上げて動かす楽しさ、同調性はレゴや機械をうまく制御したり人間と調和して対話する楽しさ、可変性は既にあるゲーム等を改造して遊ぶ楽しさ、そして不可視性は物体としての実体がないことの楽しさ。ん?物体としての実体がないと何が楽しいんだろう?もうちょっと掘り下げてみ
こんにちは、@tomoodaです。今回はnilのオレオレな勝手な話をタレ流します。 nil、言語によってはnullだったりNoneだったりもします。 ヌルポとか言われて嫌われています。 nullを発明したのはホーアさんですが、そのホーアさんまで「10億ドルの失敗」と言っているほどです。 そうなると、判官びいきなオレとしては、少しぐらいは弁明してあげたくなります。 ちなみにオレのミドルネームは善九郎で、九郎の部分は義経さんにあやかってだそうです。ツ さて、nilは何のためにあるのでしょう? どんな時に使われるのでしょう? 多いのは、変数の初期値です。 nilを入れられる型の変数を初期化なしで宣言したらnilになる言語が多いですね。 また、失敗をあらわす返り値に使われることがあります。 便利じゃん? じゃあ、nilの何が悪いのでしょうか?それは、期待外れだからです。 Vector型の変数で足し
このブログを始めて3日目になりました。 おかげ様で、色々な皆さんに読んでいただけているようで、とても嬉しいです。 本当は、呑気に気が向いた時にポツリポツリと書いていこうと思っていたのですが、 折角なので、型付けについて書いてみようと思います。 結論から書きましょう。 プログラマにとって、静的型付けと動的型付けの違いは、問題領域を分割するか共有するかの違いです。 動的型付け言語の例として、Smalltalkを取り上げます。はい、そうです、Smalltalkが好きだからです。ツ SmalltalkにはNumberクラスがあります。そう、数のことです。1とか3.14とか、1/2とかです。 もちろん、足し算とか掛け算とか平方根とかができる、賢い子です。 しかもその上、自分を表わす文字列まで作れちゃいます。 数だけでない、Stringクラス君に関わることまでできちゃうなんて、これはもう天才の領域でし
オブジェクト指向という言葉が陳腐化して、もうずいぶん時間が経ちましたね。 もうオブジェクト指向は終わった、とか、色々な事が言われています。 オブジェクト指向は本当に終わったんでしょうか? 残念でした。オレにとっては、オブジェクト指向ってのは、これから愉快痛快な展開で面白くなってくるコンセプト。ツ 皆が「終わった」と言っているのは、オブジェクト指向を実現するために使えそうな数多くの技術のうち、 とりあえずということで仮採用したプログラム構成技術の1つにすぎないと思うのです。 さて、では本題。オブジェクト指向って何? オブジェクト指向とは、計算メディアを使っている人が認識したモノに対してプログラミングをすること、だと思っています。 例えば、このブログに表示されている著者近影のイラスト。眼鏡をかけているのに気付いたでしょうか? 今、あなたは、イラスト中の眼鏡を認識しました。この眼鏡に対して、「レ
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