大学生の頃から読み出した東野圭吾さんの小説。面白い作品が多いけど、僕としては初期の頃が好きだったりする。最近の作品もいいのだけど、少しダークで笑いある小説が好みだった。ということで、今回は東野圭吾小説を一つ一つ言及していく。 ①『秘密』は第二の人生への嫉妬と憧れがある ②『悪意』は人の憎悪は子供時代の出来事で決まる ③『魔球』は家族への愛とプロ野球への夢の両立は難しい ④『聖女の救済』は復讐心からの救いが印象に残る ⑤『容疑者xの献身』は恋を超えた信仰心があった ①『秘密』は第二の人生への嫉妬と憧れがある 秘密 (文春文庫) 作者:圭吾, 東野 発売日: 2001/05/10 メディア: 文庫 妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘