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大谷翔平
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おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものは 心なりけり これは、知る人ぞ知る高杉晋作が詠んだ歌・名言ですね。 正確に申し上げますと「おもしろきこともなき世をおもしろく」の部分である上の句を高杉晋作が書き残し、下の句は、功山寺挙兵の際に、高杉晋作を匿っていた福岡の勤王女流歌人・野村望東尼が付け加えた歌とされます。 ただし、病床の高杉晋作が亡くなる数ヶ月前に詠んだ辞世の歌とする説もありましたが、現在では否定されつつあります。 意味の解釈としては、本人でしかわからない部分もあり、なかなか難しいですが、この世をおもしろくさせるのも、おもしろい事が無い世にするのも、自分の心ひとつだとでも?申しましょうか? もし、このような解釈が正しければ、どんなことでも自分の考え方ひとつ、すなわち「思考」次第だと言う事になると思います。 なお、この言葉が文書として残っていた訳ではないので、 おもしろきこ
岩崎弥太郎(いわさきやたろう、1834年12月11日~1885年2月7日)と聞いて、小生は恥ずかしながら最初どなた様?と思った。 調べて見ると、岩崎弥太郎は三菱財閥の創業者であり、坂本龍馬とも親交があった土佐出身の明治維新には欠かせない経済人であることがわかった。 そんな、日本の経済発展にも大きく寄与した岩崎弥太郎総裁に敬意を表し、安芸を訪問して撮影した写真と共に年表形式も取り入れ、謹んでご紹介申し上げたい。 郷士の株と岩崎家 岩崎弥太郎(岩崎彌太郎)は土佐国の地下浪人・岩崎彌次郎とその妻・美輪(美和)の長男として、安芸城跡の北方となる井ノ口村(安芸市)で誕生した。 下記写真は岩崎弥太郎の生家。 もともと岩崎家は、甲斐源氏武田の岩崎一族末裔と称している。 甲斐の岩崎氏は甲斐源氏の棟梁職を現す「御旗」「楯無鎧」を8代にわたり相伝したことで有名であるが、岩崎弥太郎の岩崎氏は日本古来の原住民・山
草莽崛起とは?草莽崛起(そうもうくっき)の意味を調べてみました。 「草莽」とは『孟子』にて、草木の間に潜む隠者、すなわち一般大衆(国民)の事を差します。 「崛起」とは「立ち上がれ」という意味との事です。 この草莽崛起と言う言葉は、明治維新の精神的指導者とされる長州藩士・吉田松陰が唱えた言葉です。 「今の幕府も諸侯も最早酔人なれば扶持の術なし。草莽崛起の人を望む外頼なし」 現代語訳してみますと、今の幕府も諸侯(藩主)も、もはや酔っぱらいのようなものだから助けるすべがない。 在野の人が立ち上がるのを望む以外に頼れるところはない。と言ったところでしょうか? 言い換えますと、吉田松陰が民衆主体の改革を望み、今の権力者では本当の改革など出来ない。身分を問わず、志高い者が立ち上がり、新しい時代を切り開く事こそ大切だと言いたかったのです。 松陰先生の意思を継いだ久坂玄瑞が土佐藩郷士・武市半平太に充てた手
勝海舟とは 勝海舟(かつかいしゅう)は幕末の旗本で、幼名・通称は勝麟太郎(かつりんたろう)と言う。 勝氏は徳川幕府の御家人から旗本へと出世した家柄となる。 勝海舟も昇進すると勝安房守を称した。 年表的には1823年生まれで、江戸本所亀沢町の出身。 御家人と言っても、41石と貧乏であり叔父の屋敷や妻の実家の離れに間借りする生活で、勝海舟の話し方は気風のいい江戸弁であった。 幼少期から剣術を島田虎之助から習うと直心影流免許皆伝の腕前となったほか、1838年、16歳で父・勝小吉から家督を譲られると、蘭学を志して永井青崖の下で地理学、後に兵学を研究し蘭学塾も開いた。 なお、1845年9月頃、薪炭商兼質屋・砥目家の娘で、ある民子(おたみ)を正室に迎え、1846年には長女・夢が生まれている。 このお民は、2歳年上、美女だったようで、深川で芸者をしていたと言う説もある。 また、この1846年頃に、勝麟太
広岡浅子(ひろおかあさこ、三井あさ)が生まれたのは、江戸時代後期(幕末)の嘉永2年(1849年)9月3日。 京都・油小路通出水の小石川三井家である第6代当主・三井高益の4女として誕生した。兄に三井高喜がいる。 2015年9月から放送されるNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン「今井あさ」・「白岡あさ」のモデルとなった女性が、この広岡浅子である。 幼名は三井照。浅子は「あさ」とも呼ばれていた。 伝統ある豪商三井家の娘らしく、姉・はつと同じように、幼い頃より裁縫や茶の湯、生け花、琴の稽古などを習った。 あさは、稽古よりも四書五経の素読など学問を非常に好んだが「女に教育は不要」と、時代の慣わしで、好きな読書も禁じられたと言う。 しかし、三井浅子には「三井殊法大姉」の血が受け継がれている。 商売上手は1に「才覚」、2に「算用」、3に「始末」であり、三井殊法は「始末」「締めくくり」に徹し、
青天を衝け, 新選組, 幕末・維新, 幕閣, 会津藩 土方歳三の解説 新撰組副長としての「生き様」とは
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