サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
www.mixmag.jp
NEWS Mixmag Japan’s Picks: The 50 Best Mixes of 2021 今年魂を揺らしたミックス50編 Mixmag Japan | 31 December 2021 アルバムに比べて、ミックスの聴き方は限定的かもしれない。どちらも等しくリスニングミュージックとして聴かれる場合もありうるが、ミックスは概ねフロアを志向しているように思われる。コロナ禍以降はフロアに意識が向く回数が減った人もいるかもしれないが、それでもやはり優れたDJが紡ぐストーリーに身をゆだねるのは素晴らしい体験だ。個人的な話をさせてもらえば、パンデミックが起きる以前よりもクラブに期待感を持っている気がする。フロアが閉鎖されていた時期があった分、より切実にイーブンキックやベースサウンド、フィジカルな高揚感を求めているのだろう。 そんなわけで、今年はオンラインプラットフォームで素晴らしいミック
FEATURES Amps 【インタビュー】 「今のミニマル/ディープテックが一番しっくり来てる」 いかにして、群馬のローカルヒーローはUKの最前線に至ったのか? Mixmag Japan | 1 December 2021 群馬在住のDJ/プロデューサーのAmpsが、来る12月3日(金)に渋谷のSOUND MUSEUM VISIONで開催される人気パーティ「EDGE HOUSE」に登場する。トリップホップやドラムンベース、ダブステップといったUKクラブミュージックをルーツとし2009年にDJを開始して以降、国内のベースミュージックシーンと親交を深めつつ、Addison GrooveやDenham Audioの国内ツアーを成功させてきた。 現在は〈Solid Grooves〉を彷彿させるミニマル/ディープテックを武器に、国内外のトレンドセッターやプロデューサーに熱視線を向けられている。今年
FEATURES レイヴ・アーカイブのノスタルジックな宝箱を探訪 90年代レイヴ・サウンド、ノスタルジア、そして歴史の金鉱 Mixmag Japan | 19 October 2021 インターネットがアメリカのダンスミュージック・シーンを変貌させる前は、ミックステープがレイヴァーたちにとって究極の通貨であり、DJたちがプロモーターに訴えかけ、ファンたちにアピールする代表的な手段だった。クラブカルチャーの黎明期より、無名の気鋭らのものから時代を象徴するDJたちのものまで、これらのカセットをコピーし、交換し、販売してきたカセット戦士たちは、ダンスミュージックの歴史のフレームワークを現代まで残すという形で、この世界に多大な貢献をしたと言えるだろう。 カセットがめざましいカムバックを見せている昨今といえど、これらの物理的なコピーを入手するのは困難だ。しかし古いDJセットのRIP(物理音源をデジタ
NEWS 新潟県妙高市 LOTTE ARAI RESORT にて新たなリゾート音楽フェスティバルが始動! 限定1000枚のチケットが本日より発売開始! Mixmag Japan | 27 September 2021 東京から新幹線で好アクセスの新潟県妙高に位置し、冬場は全15コースあるスキー場として、グリーンシーズンは澄んだ空気と山並みを堪能できるプレミアムなマウンテンリゾートLOTTE ARAI RESORTにて行われる初の大型音楽フェスティバル「MIND TRAVEL」。記念すべき初回は10月16日(土)~17日(日)の2日間にわたって開催される。 エッジーなアーティストラインナップで行われるライブやDJステージはもちろん、テントサウナやCBDが楽しめるチルアウトエリアも展開。ラグジュアリーなホテルステイや温泉完備のキャンプ体験とセットで心と身体がほぐれて“ととのう”ワンランク上のプ
NEWS Elon Muskがテクノ・アルバムをリリース 『Technoking』は音楽配信プラットフォームで公開前に、非代替性トークンとして販売 | 29 April 2021 Elon Muskがテクノ・アルバムをリリースした。 10曲入りLP『Technoking』は、音楽配信プラットフォームで公開に先駆けNFT(非代替性トークン)として販売された。 Elon Muskは2年前にSoundCloudで「Don’t Doubt ur Vibe」を公開した後、このアルバム製作に取り掛かって来た。TeslaとSpaceXを率いる同氏は、一時は100曲以上のディープ・ハウス・トラックを作成しリリース間近と思われたが、生まれたばかりの息子X AE A-Xiiに聞かせてからプロジェクトを完成させることにしたようだ。 Technokingとは、MuskのTeslaでの新しい役職名。 『Techno
NEWS Larry LevanがParadise Garageでプレイしたほぼ全トラックのリスト House MastersがLarry Levanのセレクトした全曲リストを公開 Mixmag Japan | 21 November 2020 ダンス・ミュージックのレジェンドLarry Levanが、ニューヨークのクラブParadise Garageで専属DJだった際にプレイしたほぼ全曲のリストが公開された。 Paradise GarageのFacebookページに、「Larry Levanが Paradise Garageでプレイしたほぼ全てのトラック」のリストを掲載。 この膨大なリストには、Donna Summerの「Bad Girls」、 David Bowieの「Let’s Dance」、Loleatta Hollowayの 「Love Sensation」、Marshall J
FEATURES 珠玉のジャングルミックス・17選 黎明期の90年代~現代までを網羅 Mixmag Japan | 22 September 2020 昨今、何かと参照される90年代。プロパーテクノ界隈では特に分かりやすかったが、その範囲は日々拡大中である。さらに高いBPM、代表的な例がジャングルやドラムンベースだが、この辺も勢力を強めている。そこでこの記事では、特に前者のジャングルのミックスについてまとめることにした。黎明期である90年代~現在に至るまで、オンラインで視聴可能なミックスを17個ほどご紹介しよう。 初期のものは海賊ラジオ、あるいは古いカセットテープ、はたまたオールド・スクールなレイバーの頭の中にしか存在しない。しかしジャングルは今もなお健在だ。フォーマットや媒体を変え、Web上には素晴らしいジャングルミックスが山ほど眠っている。 LTJ BUKEM & OMNI TRIO
FEATURES tofubeats最新作『TBEP』から知る、ハウスの進化論。〈インタビュー〉 コアなダンスフロアと、ポップなライヴの現場を繋げる架け橋 Mixmag Japan | 6 April 2020 tofubeatsの最新ミニアルバム『TBEP』が、先日デジタル配信にてリリースされた。現代のシティポップ代表作とも囁かれた、前作4thアルバム『RUN』より約1年ぶりとなる今作。ディスコ、ハウス、シカゴ、レイヴ、アシッドと、ダンスミュージックの歴史を紐解くキーワードとなるサウンドがあちらこちらに散りばめられ、ダンスフロアを相手にするDJ、tofubeatsから発信された内容に仕上がっていた。コアにダンス&クラブミュージックを聴いている人たちは、うんうんと頷き、tofubeatsの曲は好きだけど、ダンスミュージックはそこまで知らないよ、という人たちは、新しい扉を開くことになるであろ
SPECIAL The Culture Clash – シカゴ生まれのゲットー・ハウスを生き証人たちが語る。DJ DEEON & DJ FUNK【インタビュー】 シカゴの”ローエンド”から生まれたゲットー・ハウスを生き証人が語る。 Mixmag Japan | 6 March 2020 1980年代半ばにスタートして以来、数々の名作をリリースしてきたシカゴ発レコードレーベル〈Dance Mania〉。Lil Lousや、Marshall Jefersonなどによる80年代後半の初期ハウスから、DJ Rush、Robert ArmaniによるBPM早めのハード目なハウスまで、数々の伝説のトラックを生み出してきた。その中でもとりわけレーベルの顔となったサウンドが、シカゴゲットー・ハウス。シカゴのゲットー地区、サウスサイドで生まれた、ベース音の効いたストリート感溢れる4つ打ちは、常に進化し続け、
FEATURES Squarepusher 【インタビュー】 「いなくなってしまった親友に対する感謝の贈り物として…」 原点回帰の真相 Mixmag Japan | 17 February 2020 昨年30周年を迎えたUKの老舗レーベル〈Warp Records〉。日本でも3都市を巡るアニバーサリーパーティが開催されたが、その中心にはもちろん、看板アーティストであるSquarepusherことトム・ジェンキンソンがいた。自身の楽曲を使いまくった圧倒的ドリルンベースセットを展開し、フロアを狂宴へと導いた。今年も4月から名古屋を皮切りとするジャパンツアーに繰り出すことが決定している。 それに先駆けて、彼は1月31日に新作アルバム『Be Up A Hello』をリリースした。原点回帰的でレイヴィーなプロダクションが耳を引き、まさしく昨年のアニバーサリーパーティで披露されたドリルンベースに寄った
SPECIAL okadada -Epoch Making-【Interview】 Part.2 新時代を己で切り開くDJ、okadada に聞く2010年~2020年 Mixmag Japan | 6 February 2020 ― ちなみに、今のダンスミュージックシーンをどう思いますか? okadada: 良いんじゃないでしょうか、というか、昔からシーンって言葉は使い方が難しいと思ってます。あってないようなもんだし。自分が見えている範囲ではこういう感じ、ってことしか言えないんですけど、自分が好きなのはコミュニケーションの幅が広い世界というか、閉じていない世界なんですけど、その中でここ最近はローでダークな空気感がある感じはしていますね。はしゃいでいる感じはもういいよね、それよりダークなムードがしっくりきてる、みたいな。前はチル・ウェイヴとか、EDMとか上から下まで基本祝福する感じがあった
SPECIAL okadada – Epoch Making -【Interview】 Part.1 新時代を己で切り開くDJ、okadada に聞く2010年~2020年 Mixmag Japan | 6 February 2020 2010年代が終わり、2020年代が始まった。日本は令和2年目、そして東京オリンピックも始まる。世の中もだけど、音楽シーンもいろいろと変化するのではないだろうか。実に楽しみな2020年だけど、DJの人たちはこの時代どう感じ、過ごしているのか。 そこで2019年の日本のダンスミュージック・シーンに爪痕を残したDJの方々に、さまざまな角度から聞いてみた。2019年のMVP的DJと言えば、どのパーティやイベントにもフィットし、実にさまざまな引き出しを見せてくれたokadadaではないだろうか。この先もまったく目が離せない、1986年生まれの革新的DJが今思うことと
FEATURES エイドリアン・シャーウッド 【インタビュー】 「バンドとの生演奏における俺の作業は、サウンドの“翻訳”に近いと思う」 UKダブのゴッドファーザーに聞く、ダブの神髄 Mixmag Japan | 21 November 2019 ついに来日公演を明日に控えたダブ界のゴッドファーザー、Adrian Sherwood(エイドリアン・シャーウッド)。今回のライブは盟友Lee Perryとの名盤『Time Boom X De Devil Dead』~『Heavy Rain』、さらには伝説のスタジオ〈Upsetter Productions〉・〈Black Ark〉のアーカイブにまで潜り込み、ライブ・ダブ・ミックスを披露する。日本のレゲエ/ダブシーンを牽引してきたAUDIO ACTIVE、DRY&HEAVYのメンバーを中心とし、今回のために集結したスペシャルバンド “ROOTS OF
MUSIC ミックスに聴くテックハウスの変遷 プーラからプラヤデンボッサまで、今年のダンスフロアはテックハウスが制覇した。これまでの道のりをミックスを聴きながら振り返ろう。 Mixmag Japan | 14 November 2019 (PAGAN/1998年2月) TERRY FRANCIS『ARCHITECTURE』 (END RECORDINGS/2000年4月) MR C『SUBTERRAIN 100% UNRELEASED』 「80年代に”RIP at Clink Street”と”The Dungeon”が登場してテックハウスが生まれたんだ」と2000年に語ったのは、DJに転向したShamenのラッパーにしてクラブ・オーナーでもあるMr. Cだ。「名前を付けるまでは、誰も存在を意識してなかった」。決定打となったは、1995年にLayo PaskinとMr. Cがロンドンにオー
NEWS JEFF MILLS、DJの十戒を書き記す デトロイト・テクノのオリジネーターがエレクトロニック・ミュージックのアーティストが留意すべき10のポイントを書き出した Mixmag Japan | 8 November 2019 神と崇める人も多いJeff Mills…ついにDJのための十戒を書き出して、自らの神聖さを裏付けた。詳しくは神の直筆を己の眼で確認してほしいが、かいつまんで紹介すると「音楽について語るべし」、「愛するものを大切にすべし」、「音楽には業界と芸術性があり、その両方を極めるのは簡単ではない」、「曲を混ぜればDJというわけではない」などなど。 以下よりチェック。
NEWS PIONEERのDJM-RECアプリを使ってミックスの権利処理が可能に 著作権管理会社Dubsetのサポートがスタート Mixmag Japan | 3 June 2019 DJM-RECはPioneerが開発したミックス録音用のiOSアプリだ。今回、大手ストリーミング・サービスに配信できるようミックスの権利処理を施してくれるサービスが新たに開始された。これは、著作権管理会社のDubsetと提携した結果だ。 仕組みはこうだ。まず、ミックスをアプリからDubsetにアップロードすると、著作権に関する分析が実行される。その後、DJは同ミックスをSpotifyやApple Musicを含む音楽ストリーミング・サービスにて合法的に配信可能になる。 そして、これらのストリーミング・サービスでユーザーがDJミックスを再生すると、著作権を所有するレーベルや出版社などに適切なロイヤリティが支払わ
NEWS UKレイヴ・カルチャーを描いた『BEATS』の公式トレーラーが公開 90年代の青春映画、イギリス、アイルランドでは5月17日に封切り Mixmag Japan | 6 April 2019 UKレイヴ・カルチャーを描いた新作映画『Beats』の公式トレーラーが公開された。 スティーブン・ソダーバーグがプロデュースし、『ブラック・ミラー』などのBrian Welshが監督する青春映画。舞台は、1994年夏のスコットランドで、自由なパーティ・シーンに飛び込む親友同士を描く。 サントラには、The Belleville Three、Carl Craig、Leftfield、The Prodigy、Lee ‘Scratch’ Perry、Plastikman、LFO、Hudson Mohawke、Orbitalなどが登場。 映画はロッテルダム映画祭でプレミア上映され、5月17日のイギリス
NEWS ニュータイプの激しいダンスミュージックを生み出したTHE PRODIGYのフロントマンKEITH FLINT Keith Flintが49歳で他界した。しかし、世界中に影響を与えた彼のエネルギーは燃え続ける。 Mixmag Japan | 5 March 2019 The Prodigyの制作的なブレーンはもちろんLiam Howlettだが、多くの人々にとって、同グループの顔といえば、やはりKeith Flintであった。また、音楽制作に本腰を入れるようHowlettを勇気付けたのも、エセックスのレイヴ・セントラルで激しく踊りまくっていた若き日のFlintだった。その後、Howlett、Flint、Leeroy Thornhill、Maxim RealityからなるThe Prodigyは、レイヴ世代を代表するグループに成長した。「ニュースは本当だ」とLiam Howlettは
EVENTS Charlotte de Witte、いま最もホットなフィメールDJ。 そこは革新とリヴァイヴァルが繰り返されるダンスミュージックの爆心地。 Mixmag Japan | 11 September 2018 いつの時代も、シーンの起爆剤になり得る瞬間は、記憶にも記録にも残るものだ。例年通り、今年のTomorrowlandも各DJのプレイ動画がアップされている。再生数において、そのトップをひた走るのはマーティン・ギャリックスだ。958万再生という驚異的な数字を叩き出している。その次がアーミン・ヴァン・ブーレン。そして3番目に位置付けているのが、ベルギーの才媛シャーロット・デ・ウィットである。HardwellやDimitri Vegas & Like Mikeらがその後に続く。 どう聴いてもシャーロットだけ異質だ。いわゆる「EDM」然としたアーティストの並びの中に、ド直球のテクノ
NEWS 「退屈な音楽をかけた」ことによりDJが殺害 DJ、命がけの職業へ Mixmag Japan | 26 January 2019 複数の報告によると、ウガンダのDJが、退屈な音楽をかけたなどの理由で、クラブ常連のパーティ好きに殺害されたようだ。 事件は先週、ウガンダ北部のネビ県のクラブで発生した。同クラブで時折DJをしていた被害者の学生が同日もプレイしていたところ、DJが好きな曲をかけてくれないため、酔客たちの怒りが爆発。被害者はその後、同じ集団に、路上で殺されたと見られている。 ネビ県当局の代表は、事件に対して、激昂した客からDJを守れなかったクラブの経営者を非難、事件が発生したクラブを含む地区におけるディスコ営業を全面的に禁止とした。
NEWS UKレイヴ・カルチャーを描いた新作映画『BEATS』の映像が公開に 94年の夏、スコットランドを舞台に、二人の親友同士が自由なパーティ・シーンに突撃する Mixmag Japan | 26 January 2019 UKのレイヴ・カルチャーを描いた映画『Beats』の映像が初めて公開された。 スティーブン・ソダーバーグがプロデュースし、『ブラック・ミラー』などのBrian Welshが監督した思春期映画の舞台は、1994年夏のスコットランド。二人の親友同士が、何も考えずにレイヴ・カルチャーに飛び込み、自由を知る物語だ。 本作で映画デビューを果たした主役のクリスティアン・オルテガとローン・マクドナルドが、親友同士のJohnnoとSpannerを演じた。深い絆で結ばれた二人はレイヴに夢中で、大人の階段をまさに登りつつあった。そんな二人が離れ離れになることが決まり、二人は、最後の夏を、
FEATURES INTERVIEW:Howie B「素敵なつながりをもとに世界中から35曲が集まった」 才人Howie Bによるレーベル「Pussyfoot Records」、再始動。 Mixmag Japan | 7 January 2019 これまでにBjörkやU2と仕事を重ね、映画やTVドラマのサウンドトラックを作り、DJとして名コンピレーションシリーズ「FabricLive」に参加。マルチな才能で多くの人々を魅了してやまないのは、グラスゴーが生んだ異才Howie Bである。「Pussyfoot Records」を主宰する彼は、レーベル単位での活動も目立つ。2001年にPussyfootは活動を停止するが、この度全35曲ものボリュームのコンピレーションを引っさげ、カムバックを果たした。その名も、『Space Is The Plaice』。そのものずばり、壮大なスケールで描かれたス
FEATURES INTERVIEW:Jeff Mills「本当に未来的なものは、最新テクノロジーではない」 音楽シーンの魔術師がバンドを始めた理由 Mixmag Japan | 14 December 2018 恐らく、現行音楽シーンにおいてJeff Mills(ジェフ・ミルズ)ほど純粋に「未来」を追求しているアーティストは稀だろう。デトロイト・テクノを世界に広めた立役者のひとりであり、驚異的なテクニックでもって今日までに唯一無二の地位を築き上げてきた。その特異なスタイルは映像作品『Exhibitionist』(2018年12月現在までに2作出ている)で確認できよう。そしてその活動は、DJだけにとどまらない。エレクトロニック・ミュージックとオーケストラを結びつけることに成功し、アルバム『Where Light Ends』ではついに宇宙と繋がった。「明日から来た男」の眼差しは、常に果てしな
LISTS アーメンブレイクをサンプリングしたベスト・トラック20選【前編】 エレクトロニック・ミュージックを永遠に変えたドラムソロ Mixmag Japan | 23 November 2018 1969年、その後のヒップ・ホップとエレクトロニック・ミュージックの辿る道を決定づけるドラムソロが録音された。ワシントンのファンク/ソウル・バンド、The WinstonsのGregory C. Colemanが手がけた「Amen, Brother」の中の一節である。いずれヒップ・ホップからブレイクビーツ、ジャングル、ハードコア、ドラムンベースなどあらゆるジャンルの2,500曲以上でサンプリングされる運命だとは、当時のバンドメンバーとしては、知る由もなかっただろう。しかし、この物語には少し悲しい裏話がある。The Winstonsは、これらのサンプリングに対しての印税を一度も受け取っておらず、こ
FEATURES SOI48【インタビュー】「大物DJたちの本当のバケーションはタイなんですよ」(後編) モーラムに恋した2人組DJ……テクノヘッズが目覚めたタイ音楽の面白さと、DJで伝えるアジア音の新解釈。 Mixmag Japan | 16 October 2018 SOI48のインタビュー後編。前編では彼らが如何にしてタイ音楽に出会ったのか、そしてどのようにその愛情を育んでいったのかが語られた。後編では、ふたりのDJに関する更にディープなところまで掘り下げる。 ― 去年、20年ぶりにタイへ行ってみたら、ルークトゥンという言葉をよく聞いたんですよ。バンコクとチェンマイだったんですけど、モーラムとルークトゥンというのが同じくらいあって。結果、なんなのか分からずに帰ってきてしまったんですが。 宇都木景一(以下、宇都木):モーラムとルークトゥンが混じっている曲もめちゃくちゃあるんですよ。 高
FEATURES INTERVIEW:SOI48「大物DJたちの本当のバケーションはタイなんですよ」(前編) モーラムに恋した2人組DJ……テクノヘッズが目覚めたタイ音楽の面白さと、DJで伝えるアジア音の新解釈 Mixmag Japan | 5 October 2018 テクノをルーツとするタイ音楽のパイオニア、SOI48。近年では国内のアンダーグラウンドにとどまらず、海外からも熱い視線を注がれている。2016年製作の映画『バンコクナイツ』にスタッフとして参加し、毎日映画コンクールにて音楽賞を受賞。以降、新宿歌舞伎町で定期的に開催されるパーティーを中心に、活躍の場を広げている。今回のインタビューでは、そんな彼らが如何にしてタイ音楽にのめり込んだのか、そして、タイ音楽への深すぎる愛情を余すところなく語ってくれた。ディープでドープな話が展開されたゆえ、前後編に分けてお届けする。深淵でピュアな、
NEWS レコードを溜め込む行為が正式に医学的障害へ レコードを手放せない諸君、医者が待ってるで Mixmag Japan | 20 August 2018 レコードは、多くの人にとって宝物である。あの、ツルッとした、丸くて黒いビニールの板には、しばしば思い出が詰まっていて、手放しにくいものだ。レコードの溜め込みは、実際に起きてしまうことだが、たくさん買い込んで、手放せなくなってしまいがちな諸君に、少しだけポジティブなニュースを… 物品を溜め込んでしまう行為が、WHOによって正式に医学的な障害として認定されたのだ。この場合の溜め込みとは、「過剰な入手や廃棄に対する抵抗のために、実際の価値と無関係に、所有物が溜まってしまうこと」のようだ。 かくして、溜め込み行為は国際疾病分類に含まれるようになった。ハウスのレコードを溜め込んでしまい、なかなかチャリティに寄付もできないという諸君…これで、各種
NEWS CARL COX:「EDMは、テクノの再起にとって重要な役割を果たした」 ダンス・ミュージック・カルチャーに訪れた転機 Mixmag Japan | 6 August 2018 伝説のアーティスト、Carl Coxは、30年に迫るキャリアを誇り、ダンス・ミュージックの進化についての彼の知見は誰にも負けない。そんなコックスが、最近のインタビューで現在進行中のテクノの再ブームについて語り、EDMの人気による部分もあると説明した。 The Independentのインタビューにあたり、コックスは、イビザのクラブ・シーンで起こっている変化について持論を展開した。今、他のあらゆるジャンルを差し置いて、テクノが強い存在感を持っているというのだ。テクノの爆発的な人気上昇について、その理由を尋ねたところ、EDMの人気に助けられている部分があるという。 「正直、テクノの再起にあたって、EDMが果た
LISTS ハウスへと繋がった80年代初期ポスト・ディスコ・トラック10選 「I Feel Love」から一夜明けて「Strings Of Life」が誕生した訳ではないのだ Mixmag Japan | 6 June 2018 フランキー・ナックルズがハウス・ミュージックを「ディスコの逆襲」と形容したことにより、ハウスの起源を巡って、ダーウィンの進化論に匹敵する規模の論争が巻き起こった。ハウスとディスコは、あらゆるダンスミュージックを指すためのオールマイティな言葉として活用される言葉がディスコからハウスへとモーフしていったように、切っても切れない関係にある。しっかし、ディスコからハウスへの変化はそのように起きたのではなく、「I Feel Love」から一夜明けて「Strings Of Life」が登場した訳でもない。アメリカからヨーロッパへ、そして人力から機械へと橋を架け渡した、重要な存
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Mixmag Japan|ダンスミュージック&クラブカルチャー・メディア - ミックスマグ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く