ファイナンシャルプランナーの寺門美和子です。夫婦問題カウンセラーとの二刀流で仕事をしていますが、「シングルの母子家庭」というお客様からご相談をもらうこともあります。抱えている問題は切実。心が痛むことも少なくありません。 例えば、シングルマザーで働きながら子育てしている方からの「私に万が一のことがあった場合、まだ小さな子どもは生きていけるでしょうか」といった相談です。障害者の子どもがいる、というお母様からも、同様のご相談をいただいたことがあります。 いずれも、「死ぬに死ねない」という親の悲痛な叫び声が背景に横たわる問題です。万が一を考えて生命保険に加入していても、こうした親御さんは、やっぱり死ぬに死ねません。保険金を受け取る子どもが小さかったり、障害を抱えていたりすれば、お金を自分でしっかり管理することができないからです。 しかし、私は「生命保険信託」を利用すればシングルマザーなどのお客様も