個別具体な方がよいものすごく個人的なエピソードは、いつだって本人が思っている以上に、他人を惹きつける。 形容詞をかみ砕く「嬉しい」「楽しい」「美味しい」と書いただけじゃ、残念ながら何も伝わらない。自分の感覚にこそ、言葉を尽くしてみる。何にでも当てはまるテンプレ語彙を使わないよう、細心の注意を払う。 自分にとっての当たり前がコンテンツ盲点、自分と他人は違う。だから、ケンミンショーは盛り上がるし、ジャパンはミステリアス。自分の、自分たちの当たり前は、他人にとっての十分な驚きになり得る。 コロケーションをねじれさす意図的に、当たり前をずらしてみる。音を触ってみたり、キッチンに潜ってみたり、カメラで歌ってみたり。 ちょっと飛躍させるロジカルな文章に飛躍は禁物。誰にでも同じように理解させる必要があるから。エモにアプローチするなら、読んだ人それぞれ違う感想を持ってもらってよい、その方がよい。だから、詰
anond.hatelabo.jp けっこう長い間、読書感想ブログをやっているので、何かアドバイス的なことを言えないかな、と考えてみたのだけれど、あまり役に立つような話はできそうにありません。 ただ、いくつか気づいたことを書いておきます。 基本的には、この増田さんの感想で十分じゃないかと思うし、「ポジティブな感想を書こう」なんて、自分の感情をコントロールしながら出てきた言葉は、たぶん、あまり面白くないのです。 そもそも、ブログで創作物への感想を書く最大のメリットは、利害関係を抜きにして好きに語れる、ということなんですよね。 僕は小心者なので、お金をもらっていたり、出版社や著者と利害関係があれば、やっぱりそんなにひどいことは書けないと思うから。 「褒めたくなければ、褒めなくていい」というのは、個人ブログの特権です。 新聞とか雑誌の書評コーナーで「酷評」を載せるのは難しいだろし。 本の感想なん
6話を観た、誰もが思っただろう。 だれかもつれた糸をヒュッと引き奇妙でかみあわない人物たちをすべらかで自然な位置にたたせてはくれぬものだろうか 大島弓子『バナナブレッドのプディング』より 7話はそんな祈りが通じたかのような兆しが伺える、心震える回でありました。 <佐引の嘘> 佐引(高橋一生)の虚言癖。 俺はな、小室哲哉のブレーンだったんだ 俺があいつ(ウサイン・ボルト)に走り方、教えてやったんだよ 佐引という人間の幼稚さ、もの哀しさを演出していたはずのこれらの台詞が、練(高良健吾)と音(有村架純)の途切れた会話を結び直す。7話におけるとりわけ美しいシーンの1つだろう。このシーンにおいて佐引は、彼の知りえぬ所で救われていると言える。坂元裕二は人間の"みっともなさ"を決して切り捨てたりはしない。余談、ではないが、高橋一生の演技の素晴らしさよ。あの声色と表情。人は誰しも悪魔にも天使にもりうる、そ
久々にダイアリー時代の「不完全な記事をみんなで完成させていく」トラバの流れが見れて嬉しい。 私が最初にはてなに来て「はてなすげー!」って惚れたのはこういう流れなんですよ。 「はてなは記事単体では完成せず、はてブと合わせて一つのコンテンツなんだ」って言ってた頃が懐かしい。 はじまりはこの記事。 マスコミの洗脳。日本人は決して働きすぎではない - 名誉社畜ブログ 面白い意見だと思いますが、単体だと問題ありというか「未完成」というべきかな。 で、最近ってこういう記事に対して「はてブで批判コメ」はいっぱい付くけどそれで終わってしまうケースが結構多いなと思います。 ①批判してる人は別のイメージを持っている。「これが正しい」という前提があって、それをもとにキツめのコメントを書く。 ②でも、「何が正しいのか」というイメージが持てなくてこの記事はこの記事で正しいんじゃないの?と思ってる人からしたら、批判コ
これ読んであーなんかいいですねーと思ったので僕もなんか書こうと思いました。なぜなら、なにより、まだあんまり眠くないからです。 僕は、まあインターネット自体は触り始めてから15年ちょいくらい経ってると思うんですけど、インターネットを触るっていうとInternetExplorerのアイコンの丸みを撫で回してるみたいな誤解をされるかもしれませんけどそこは察して欲しいんですけど、まあそこそこ長いこと人生の半分くらいを多かれ少なかれインターネットと共に過ごしてきてたんですけど、その大半は遠方の気の合う誰かと慣れ合うみたいな目的が大半で、誰も見てないところで一人でアホみたいな顔して月を見て射精するアザラシみたいな顔で長文をカタカタ打ってそれをアップして、その後にリアクションを楽しむみたいな、いわゆるブログみたいなものを始めて早3年とかなんですかね。最初の頃は自分はなにかすごい大変なことをやってるんじゃ
デザイナーの佐藤タカアキ(@sato_tkaaki)です。 僕は2年半くらい前にLIGのことを知って、デザイナー募集記事をきっかけにLIGへ入社しました。そして当時メディア事業部のデザイナーだった王さんからLIGブログのアイキャッチの仕事を引き継がれ、現在ではその制作数も1000を超えました。 そこで今回は、LIGブログのアイキャッチ画像について、制作過程や制作から学んだことなどをお話しします。 そもそも「アイキャッチって何?」という方は「ブログの集客を加速させる「アイキャッチ」とそのデザインについて」をご一読いただけますと幸いです。アイキャッチの概要や必要性、効果的な魅せ方について書いています。 LIGブログはなぜアイキャッチにこだわるのか 他のメディアではフリー写真素材をそのまま使ったり、ちょっとテキストを加えただけの写真を使ったりする中、LIGブログはやたら社員を出していたり、めっち
こんにちは。ライターのフミコです。 突然ですが僕が読みたくなくなるブログの特徴を挙げていきたいと思います。「下ネタが多い」「デリカシーに欠ける」「絶対に勝てる相手に対してマウントポジションからボコボコ殴る」「おっさん臭い」といったところでしょうか。ここまで列挙して気づいてしまったのですが、このブログのことですな。だから皆に疎んじられ、結果、十年以上やっていてもスターダムに乗れていないのですね。淡々とマイペースにやっているのがいいと言ってくださる奇特な人もいますが、注目を浴びないというのは少々寂しい気もします。誰にも求められてないのに自分の下半身を切り売りするようにして下ネタを書き続けるブログ…。 しかし、他方では、あっという間に僕を抜き去り注目を浴びてスターになってしまうブログも多々あります。たとえば、つい先ほど、とあるPVに悩むブロガーがデリケートな問題に対してありえない絡みかたをして炎
冗談を飛ばして人を笑わせるのは実はすごく難しい… 会社などでも同僚の冗談が全然笑えないことはかなり多かった。 自分では面白い!傑作だ!と信じていても相手はそうは感じていないこともある。その冗談を笑う人々の影では、こんなことをわざわざ冗談にしてふざけるなんてどうかしている… と不快感を与えられる一方の人間だっている。そんな氷のように冷たい隔たりを感じたことはありますか… 冗談が冗談にはおもえないときにそれを無理に共有しようとすればお互いが不快感を感じあうことになる。そこは仕方ないとあきらめるのが普通だと思っている。ところがそうは思わない人もいる。冗談を共有しあえないお前の個人的な事情が俺にとってはうざい…のようなツイートをかましてくる滅茶苦茶なブロガーがいるので今からご紹介します。 ←ズイショ→ この人のブログに去年くらいから通い始めツイッター内でも時々やりとりしていました。 ただ彼の文章は
話題沸騰の増田を久しぶりに検証してみたよ! 各自何かしら思うところはあるだろうけど、昨今の「ミニマリスト叩き」と並行してポイントを挙げていきます。真偽の程はどれだけ状況証拠だけ考えても誰にもわからないので、この増田が何を伝えたかったのかやどうして今こういう文章にブクマが集まったのかの考察です。 最初に言っておきますが、シンプルライフやミニマリズムそのものの否定ではありません。 anond.hatelabo.jp オフ会は本当にあったのか? オフ会の存在そのものが創作疑惑のある増田ですが、実際に札幌で大規模なオフ会が開かれたのは事実です。ただ、これは「ブログの勉強会」であって、「ミニマリストの集会」ではなさそうです。でも「ミニマリスト集合」って看板がかかっている。それから増田にあるように二次会ランチも行われている。 www.meguminimal.com もし増田がこの記事の中の誰かなのであ
長いこと縦書き主体の紙媒体にいたせいか、私は縦書きの方が読みやすい。でも、上のアンケートではまたもや少数派になってしまった。情報発信の場が、紙からWebへと移り変わってしまった現在に、20世紀を遠く感じる。 ところで、いつから感嘆符や疑問符の後にスペースを入れなくなってしまったのだろう。もちろん入れているサイトも多くあるけれど、圧倒的に入れていない派が多い。あれがないと困る。その理由を、なるべくオブラートに包んで優しく言うね。 読みづれぇ。ゴメン、無理だった(。・ ω<)ゞてへぺろ♡ <スポンサーリンク> もちろん、そのブログのデザインや文字の大きさにもよる。それでも、みっちり詰まった文字の羅列が何段も続くと休憩が欲しくなる。だから、「!」や「?」の後には一文字分(または半角)アケなさい、というのが出版業界の常識だった。 ところが、先日、毎週ポスティングされてくる地元フリーペーパーに目を通
hagex.hatenadiary.jp 本当の初心者であれば、感性をまず磨くべきだ。映画を観て、無名から有名までの写真を見て、分析・感想を言語化し、日々感性を研いでいかないといけない。 感性という基礎体力ができてから、初めてテクニカルな部分が活きてくる。テクニックだけ学んでも感性がないのは、チェーンがない自転車を漕ぐようなものだ。 たとえば就職したとして、その仕事のノウハウを誰に聞くだろう? A「いやー、オレなんて一か月前に就職したばっかだからー。え?ノウハウ??」 B「この仕事?二年目だけど?え?ノウハウ??」 果たしてAに聞くかBに聞くか? 一般的に多くはBだろう。 Aはまだ学ぶ段階であって、ひとに教えるほどの何かをまだ持っていない。 経験、スキル、知識、ノウハウ、バランス。 しかし面白いもので、ネットやブログと言う世界では必ずしもBではなくAが 「オレが教えてやる!」 ということを
Ask.fmに下記の質問が寄せられました。 はじめまして。 アメーバブログで料理記事を書いております蓮花POWDERと申します。 4/28、spotlightにて画像を盗用され削除依頼をしたところ、 運営事務局からは「調査し連絡する」と返信があったのみ。 翌日私の画像は削除されましたが、 記事のライターが私の盗用にあった状況報告のブログ記事に ありえない量のコメントをし、今現在は 「自分は盗用でなく、引用。根拠の無い名指しの批判に傷ついた、 謝罪しろ、記事を削除しろ」と要求。 脅迫と感じるまでの域に及んでいます。 私自身はspotlight運営事務局へ下記の問い合わせ中です。 ■今回は引用と盗用のどちらであると判断されますか? ■ 実際に質問を寄せていただいた方のブログにいって見てきましたが、Spotlightでライターをしているという ともかわ氏という方の著作権に関する知識が低く、更に自
2015-03-12 最近炎上しやすいかぐや姫 今となってはもう昔のことだが、竹取の翁というものがあったそうな。アカウント名を「@Sanuki_miyatsuco」と言い、オリジナルの竹細工を細々と通販しておったそうな。 ある日のこと、翁が竹を取りに行くと根元が光っている竹がありました。不思議に思って近くに寄ってみると、なんと竹の筒の中が光っているではありませんか。翁は「ちょっとこれやばいんだけど」とまず画像をTwitterにあげて反応を見てから注意深く竹を切りましたがその間も実況を続け、最終的に最初のツイートはRTが4000近くになりました。途中からツイキャスに変更して竹の中を開けてみると、中に小さなかわいらしい女の子が座っていまして、「ようじょwww」「奇跡wwww」と溢れるコメントに翁は気まずさを感じ、即刻Twitterアカウントを削除してしまいました。その結果、「もと光る竹なむあっ
ブログ・Webメディア運営に関する3つ目の記事になる。 今回は、ブログやメディアの未来について予想してみようと思う。未来と言っても先数年間、だいたい2020年くらいまでのことになる。あくまでもぼく個人の考えで、偏った部分もあるだろうから、意見が頂けると嬉しい。 考えるにあたっては、次の2つのことを前提にした。 将来的に、Webメディアは合理化される。 将来的に、Webメディアは人々のニーズに適応していく また「2100年の科学ライフ」 を参考にした。これ程、未来のことを明確な根拠を持って予測している本は他にないと思う。 バイラルメディアの未来 バイラルメディアについて⇒最近話題のバイラルメディアとは? 早速だが、話題のバイラルメディアについて考えてみようと思う。 日本ではバイラルメディアというと「無許可転載」「パクリ」など、あまり良くないイメージがある。 その一方で、アメリカをはじめとする
非常に説教くさい話になるので、せめて鼻で書きます(鼻によるブラインドタッチで今これを書いています)。 ブログというものが世の中にあり、たくさんの人が日々ブログを更新しています。その目的は様々なようです。目的は好きにすればいいとして、そもそもブログとは何なのかというと、自分の書いた文章を誰にでも見れる場所に公開するということなのだそうです。 よくブログを書き、よくブログを読む。そんな僕なんですが、たびたび「こいつのブログの書き方だいじょぶかな心配だな」と思うことがあります。多いのは、育児ブログ。まぁ、それに限らず全般に言いたいなぁと思ってはいるんですけど。ほかに恋愛だとか結婚生活とかを題材にしてるブログでも同じような印象を抱くことは時たまありますが、何つったって育児の話が多いかなぁ。まぁでも、日記感覚でネットに何かを書く人々みんなにちょっと説教させろみたいなところはあります。 僕が特に危うい
2015-02-02 最近メモった雑談集 かほのできごと この人とごはん 友達と二人でご飯に行くと、気になったことはすぐにメモります。 大人数だとなんかメモるの気後れしちゃうので、二人のときに。複数人ご飯で名言だと思ったときは、頑張って記憶していおいて、帰り道にメモします。 メモっておくことで、記憶に残るんですよ(そのためのメモ(笑))。裏を返せば、メモらないとどんどん忘れていくのよね。 楽しかった飲み会の後帰りの電車で、一人で今日どんな話で盛り上がったか思い出してみてください。 ・・・大概あんまり思い出せないから。私だけだったら嫌だな笑。 しかしメモった名言たちも、まとまりのない塊の集まりというか、 メモが集まったからといってストーリーが生まれるわけじゃないんですよね。 秩序無くたまっていく・・・。 どうしようもないんで今日は最近心に残った友達たちの言葉を箇条書きに放出してみたいと思いま
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