2017年2月11日のブックマーク (2件)

  • 坂元裕二『カルテット』4話 - 青春ゾンビ

    軽井沢の別荘にゴミが溜まっていく。なるほど、カルテットのメンバーは皆一様にして”捨てられない人”だ。たとえば、すずめ(満島ひかり)ならば同僚からの”出てけ”のメモを引き出しが一杯になるまで溜め続けていたし、巻(松たか子)は失踪した夫の下をそのままの形で保存する。別府(松田龍平)は長年の巻への片想い、家森(高橋一生)は別れた家族への想い、もしくは”アジフライにはソース”というこだわりを捨てられない。この捨てられなさは当然、”呪い”というイメージと結びついていることだろう。捨てられないゴミは腐臭を放ち、別荘の部屋に侵してくる。この”侵入”のイメージが4話のキ―である。ゴミに続いて、半田が、そして鏡子(の眼鏡)が、光太が、茶馬子が、次々に他者が別荘に侵入してくる。これまでカルテット以外に別荘に入ったのは、有朱だけ。しかし、それはすずめのみが在宅中の時であったはず。4人が揃った別荘に他者が侵入

    坂元裕二『カルテット』4話 - 青春ゾンビ
    fahrenheitize
    fahrenheitize 2017/02/11
    また4話を見直したくなってしまった。
  • 恋人を実家に連れて帰るのって、気が重い……

    恋人を実家に連れていく――これは一般的に結婚を前提に付き合っています、と親に宣言するようなもの。それゆえ戸惑う思いも捨てきれない。元遊び人の筆者が「恋人を実家に連れて帰る」という人生初のアクションを描く短期連載「遊び人だった僕が恋人を実家に連れて帰った」#1。決断するまでの逡巡の理由は……? 2016年12月中旬、僕はモジモジしていた。年末年始の帰省。彼女に付いてきてもらうか、否か、それが問題である。 あまり家庭事情を公に書かないけれども、僕と家族の仲は良好である。愛情たっぷりに育てられた方なのは、比較的最近になって認識し、改めて感謝している。その親に「彼女を連れて帰ってもいいかな?」とひとこと言うだけのこと……が、とてもダルかった。 このあたりの逡巡は一般的には理解されにくいかもしれない。「女好き」と呼ばれる類の男は、ほぼ100%自分の恋愛を親に語ったりはしない。屈託のない笑顔で、「お父

    恋人を実家に連れて帰るのって、気が重い……
    fahrenheitize
    fahrenheitize 2017/02/11
    コラム書きました。