ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (291)

  • マゾヒスト女性はその行為を真に欲望しているのか、それとも男性優位社会の社会通念を内面化した「被害者」なのか

    私はマゾヒストであり、この男性から完全に支配されることを望んでいます、と主張する女性がいたとする。私はサディストであり、この女性を縛り、鞭打つことを「愛情行為」として実践しています、と主張する男性がいたとする。これらの行為には同意があるとしよう。これらは、いわゆる「SM」と呼ばれる実践に当てはまる。 対等な成人同士による、同意の上の行為については、それがたとえ一般的な社会通念に沿わないものであっても尊重されるべき、という考えは、現在それなりに支持を得ている。しかしそうはいっても、支配や暴力行為に対する同意については、なんとなく不安を覚えることが多いはずだ。 そもそもその同意は当に人の意思なのか。男性のほうがかなり年上で社会的地位もある場合、女性の同意は信じられるのか。そもそもどのような関係が真に対等な関係と言えるのか。人の気づかないうちに、誘導されているのではないか。そもそも、なぜ支

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    filinion 2024/04/25
  • 最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

    <火山の熱や深海の水圧、真空の宇宙空間さえ生き延びるクマムシは、驚くべきDNA修復メカニズムを備えていた> クマムシは想像を絶するほどの過酷な環境を生き延びることができる生物だが、その生命力の謎が解明される可能性が出てきた。 【動画】クマムシは宇宙の最強生物 クマムシはその愛らしい姿から、水グマやコケブタと呼ばれているが、極端な高温や低温、高圧・低圧、空気不足、放射線、脱水、さらには宇宙の真空状態に至るまで、ほとんどの生命体にとって死を招く環境に耐えることができる。 最近、学術誌『カレント・バイオロジー』に掲載された論文によれば、この頑健な生物が放射線を生き延びるメカニズムが解明された。 体長わずか0.5ミリのクマムシは、さまざまな環境で生息している。コケ、落ち葉、淡水や海洋の堆積物などに生息していることが多いが、高温の沸騰泉、ヒマラヤ山脈の頂上、水深4000メートルの深海でも発見されてい

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに
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    filinion 2024/04/18
    生物の普段使わない能力は進化の過程で失われるのが通例だと思うのだが、クマムシは何のためにそんな能力を獲得し、どうして今も持っているのか…。
  • トランプ陣営、民事訴訟で保証金払えず、100万人に献金呼びかけ...選挙資金を個人的な支出に使うのは禁じられているが

    トランプ陣営、民事訴訟で保証金払えず、100万人に献金呼びかけ...選挙資金を個人的な支出に使うのは禁じられているが 3月20日、トランプ前米大統領の選挙陣営は、ニューヨーク州のジェームズ司法長官に提起された民事訴訟で州内に所有する資産が差し押さられる恐れがあるとして、100万人の支持者に献金を呼びかけた。米サウスカロライナ州で先月20日撮影(2024年 ロイター/Sam Wolfe) トランプ前米大統領の選挙陣営は20日、ニューヨーク(NY)州のジェームズ司法長官に提起された民事訴訟で州内に所有する資産が差し押さられる恐れがあるとして、100万人の支持者に献金を呼びかけた。 トランプ氏は同訴訟で、一族企業が資産価値を偽って不正な利益を得たとして4億5400万ドルの支払いをNY州地裁に命じられており、弁護団が18日、控訴中に罰金の保証金を引き受ける保証会社を確保できていないと明らかにした。

    トランプ陣営、民事訴訟で保証金払えず、100万人に献金呼びかけ...選挙資金を個人的な支出に使うのは禁じられているが
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    filinion 2024/03/22
    たった3300ドル(約50万円)の献金でいいならいつでも払いますよ。Jアノンの人によれば、トランプさんが量子金融システムで全人類の口座に60億円ずつ振り込んでくれるそうなので、それを受け取り次第すぐにその中から…。
  • 「衝撃的に劣悪」な性能...北朝鮮ミサイル、ウクライナでの「大失態」でロシアが調達キャンセルの情報

    ロシアウクライナの首都キーウなどに北朝鮮製「火星-11ナ」ミサイルを発射したものの、標的を大きく外れた地に着弾したという> 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は25日、ロシアウクライナに対して使用している北朝鮮製ミサイルは「衝撃的」なほど性能が劣悪であるとする、韓国の軍事専門家、イ・イルウ自主国防ネットワーク事務局長のインタビューを掲載した。 ウクライナ当局は、ロシアが自国に向け発射したミサイルの残骸を分析し、北朝鮮製の短距離弾道ミサイル「火星-11ナ」(KN-23)が使用されたと断定している。同ミサイルは、ロシア製「イスカンデル」の北朝鮮版として知られ、変則軌道を飛行することから迎撃が困難である可能性が指摘されてきた。 【写真】「ここまで落ちぶれた」...プーチンが見せた、金正恩に「すり寄る」弱々しい姿に専門家も驚き イ事務局長は米国家安全保障会議(NSC)の資料を引用し、

    「衝撃的に劣悪」な性能...北朝鮮ミサイル、ウクライナでの「大失態」でロシアが調達キャンセルの情報
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    filinion 2024/03/01
  • 「猫バーにいるんだ」「説明してくれ...」日本から年越し番組に出演の世界的ギタリスト、シュールな絵面にネット爆笑

    <司会の質問に冷静に応じるジョン・メイヤーと、カウンターの上を自由気ままに動き回るたちの様子に司会者も大興奮。「アメリカにもバーが必要」との声も> 世界最高峰ギタリストでシンガー・ソングライターのジョン・メイヤーが、CNNが大晦日に放送したカウントダウン番組に東京のバーから出演。年明け早々とじゃれ合う姿に司会者は抱腹絶倒となり、「番組史上最高の年越し」とSNS上で大きな話題を呼んでいる。 【動画】シュールすぎる...恒例の年越し番組に東京のバーから出演したジョン・メイヤー CNNの看板キャスター、アンダーソン・クーパーと人気司会者アンディ・コーエンが司会を務める恒例の年越しカウントダウンは、4時間半に渡って米ニューヨークのタイムズスクエアから生中継される人気特番。2人の軽快なトークや生放送中の飲酒、豪華ゲストの登場などで毎年話題を呼ぶが、今年のハイライトは一足先に年が明けた元旦の

    「猫バーにいるんだ」「説明してくれ...」日本から年越し番組に出演の世界的ギタリスト、シュールな絵面にネット爆笑
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    filinion 2024/01/11
    アメリカにはないのか。Steamに「Cat Cafe Manager」なんてゲームもあるので、海外でも一般的なものかと思っていた。/動物虐待めいた猫カフェもあるから、規制されるのもわからないではない…保護猫カフェも多いけど…。
  • 「猫も人間が好き。ただ犬より愛情表現が分かりにくい」最新科学が解き明かす猫の本当の気持ち

    は社会性がなく冷淡なイメージだが、当は飼い主のことをどう思っているのか?犬との比較研究や実験による新たな発見から、の真実と上手な付き合い方が見えてきた> 動物行動学者のペーテル・ポングラッツは4匹の──クッキー、スシ、クランブルズにスティンキー──と暮らしているだけあって、のミステリアスな心を解き明かすための研究テーマには事欠かない。 ペットとして世界で人気第2位のは、人間に対してどんな感情を抱いているのか。飼い主のことをどう思っているのか。 とはいえ謎の解明を手伝ってくれる忍耐強く意欲的な大学院生は、そういない。 人間にいい子だと褒められ、ご褒美の骨をもらうためなら何だってする犬という研究対象がいるとなれば、なおさらだ。 ハンガリーのウトブス・ロラーンド大学で教鞭を執るポングラッツが研究の難しさを思い知ったのは、2005年のことだった。 を研究室に連れてきてもらったところ

    「猫も人間が好き。ただ犬より愛情表現が分かりにくい」最新科学が解き明かす猫の本当の気持ち
  • 世界で注目集める「数十年で完成する小さな森」、考案したのは日本の植物学者だった

    <広さはテニスコート1面分ほど。通常なら数百年かかる「極相」の形成を驚異的に速められる植樹方法――「宮脇方式」が世界各地に広がっている> 英ロンドン南東部の緑豊かなケイター公園で今年6月、131の木が違法伐採される事件が起きた。取り返しのつかない行為に住民は憤慨し、悲しんでいたが、その思いをバネに官民連携のユニークな復旧策が立ち上がった。 それが伐採現場近くのテニスコート1面分ほどの土地に約600の木を植え、「小さな森」(tiny forest)を作るプロジェクトだ。 環境団体のアースウォッチ・ヨーロッパ、公園の友の会、ブロムリー・ロンドン特別区(公園がある行政区)、地元議員などが中心となり、クラウドファンディングを実施。2023年11月14日までの42日間で243人から3万1927ポンド(約600万円)を集め、目標額を達成した。植樹は2024年2月24日に行われる予定だ。 植樹を主導

    世界で注目集める「数十年で完成する小さな森」、考案したのは日本の植物学者だった
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    filinion 2023/12/15
    宮脇氏の主張には科学的な疑問もあると聞いたけど…。とはいえ、迅速な緑化が可能、という実効性こそ今は重要なのかも知れない。
  • 「鼻をほじるとアルツハイマー病のリスクを高める...」研究結果発表される

    「鼻の粘膜を傷つけると、脳に侵入する細菌が増えるおそれがある」という...... ridvan_celik-iStock <豪グリフィス大学の研究によって、肺炎クラミジアがマウスの鼻から直接脳に侵入し、アルツハイマー病のような病状を引き起こすおそれがあることが明らかとなった......> ヒトに感染して肺炎を引き起こす「肺炎クラミジア」は、晩発性アルツハイマー型認知症患者の脳内で見られ、「この細菌への感染が晩発性アルツハイマー型認知症の危険因子のひとつではないか」と考えられてきた。このほど、肺炎クラミジアがマウスの鼻から直接脳に侵入し、アルツハイマー病のような病状を引き起こすおそれがあることが明らかとなった。 肺炎クラミジアが鼻腔から72時間で脳に感染 豪グリフィス大学の研究チームは、雌マウスの鼻孔に肺炎クラミジアを接種した後、1日目、3日目、7日目、28日目に脳や嗅粘膜、嗅球などの組織を

    「鼻をほじるとアルツハイマー病のリスクを高める...」研究結果発表される
  • 「福島の魚を一生食べ続けてもトリチウム摂取量はバナナひと口分」──処理水放出、海外専門家の見方

    Japan Is Releasing Fukushima's Water Into the Pacific—Is That Safe? <近隣諸国が激しく反発するなか、東京電力福島第一原発にたまる処理水を太平洋に放出する計画がいよいよ開始。海外専門家の意見もふたつに分かれているが、処理水放出自体への反対は少ないようだ> 東京電力は、福島第一原子力発電所に溜まっている汚染水を太平洋に放出する作業を8月24日に開始する。 <処理水放出決定を聞いて号泣する中国の中1女子> 岸田文雄首相は22日、「発電所の運営者である東京電力に、原子力規制委員会によって承認された計画に従って排水の準備を迅速に行い、気象・海象条件に支障がなければ8月24日に放水の開始を求めた」と述べた。 東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波によって、原子力発電所の電源が失われ、核燃料が溶け落ちるメルトダウンが発生した福島原発事故か

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    filinion 2023/08/26
    「太平洋周辺諸国の人々は、日本の汚染水放出計画から得るものは何もない」まことに。処理水はたぶん安全なんだろうが、「安全」とは最善でもプラマイゼロということ。近隣国が積極的に賛成すると思う方がおかしい。
  • 潜水艇タイタン悲劇の責任は誰が取る──オーシャンゲートを相手に訴訟を起こすのは困難、遺族は誰を責めればいい?

    炭素繊維とチタンでできたミニバンサイズのタイタン。安全性を疑問視する声は何度も上がっていたが、事故をい止めるには至らなかった OCEANGATE EXPEDITIONSーREUTERS <「たとえ死んでも責任は問わない」そんな免責同意書に乗員乗客全員の署名を求めたオーシャンゲート社を遺族が訴えて勝てるのか> 今回のように極めてハイリスクな探検ツアーで事故が発生した場合、最終的に責任を負うのは誰なのか。また、遺族は運営会社に対して訴訟を起こすことができるのか――。 【動画】オーシャンゲートCEOが紹介...小型潜水艇タイタンの内部 小型潜水艇タイタンの捜索が続いていたとき、法律や保険の専門家たちがこうした疑問について見解を述べた。 6月18日、アメリカの深海探検専門ツアー会社オーシャンゲートが所有するタイタンは、沈没した英豪華客船タイタニック号の残骸を見学するため5人を乗せて出港し、消息を

    潜水艇タイタン悲劇の責任は誰が取る──オーシャンゲートを相手に訴訟を起こすのは困難、遺族は誰を責めればいい?
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    filinion 2023/06/27
    日本だと、「死んでも文句は言いません」みたいな契約書は公序良俗違反で無効になりそうな気がするけど…。でも「これは試験機です」って書いてあると違うのかな。医療治験で死ぬみたいな。
  • 「ダライ・ラマは小児性愛者」 中国が流した「偽情報」に簡単に騙された欧米...自分こそ正義と信じる人の残念さ

    「ダライ・ラマは小児性愛者」 中国が流した「偽情報」に簡単に騙された欧米...自分こそ正義と信じる人の残念さ <チベット弾圧から世界の目をそらすため、欧米の無知と偏見に付け込んでダライ・ラマを炎上の的にさせた中国と、見事に引っかかった世界> チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に対して4月8日、世界の主要なSNSで新たな中傷キャンペーンが開始された。 と言っても、それだけなら今に始まった話ではない。抗中独立運動が拡大した1959年のチベット動乱以来、祖国を脱出したダライ・ラマは隣国インドで亡命生活を送っている。今もなおチベット人には敬愛されているが、中国政府はダライ・ラマの写真を所持することも禁じている。そして一貫して、ありとあらゆるメディアで誹謗中傷を続けている。 今回もまた「メイド・イン・チャイナ」の偽情報なのはほぼ間違いないが、不愉快な新手法があった。ダライ・ラマを、なんと小児

    「ダライ・ラマは小児性愛者」 中国が流した「偽情報」に簡単に騙された欧米...自分こそ正義と信じる人の残念さ
  • ロシアの「竜の歯」、ウクライナ「反転攻勢」を阻止できず...チャレンジャー2戦車があっさり突破する映像を公開

    ロシアの「竜の歯」、ウクライナ「反転攻勢」を阻止できず...チャレンジャー2戦車があっさり突破する映像を公開 <間近に迫っているとも言われるウクライナによる反転攻勢に備え、ロシア軍は占領地域に防御用障害物「竜の歯」などを設置している> ロシア軍は、ウクライナ国内の占領地域に戦車などの進軍をい止めるための防御用障害物「竜の歯」を設置している。だが近いうちにウクライナが反転攻勢に打って出ると言われる今、その障害物も実際にはほとんど効果がないかもしれない。ツイッターには、ウクライナ軍の戦車が「竜の歯」をやすやすと突破する様子を捉えた動画が投稿されている。 ■【動画】ロシアの「竜の歯」をウクライナ軍のチャレンジャー2戦車があっさり突破する様子 ウクライナが保有するチャレンジャー2は、イギリス軍が「チャレンジャー1」の後継として1994年から導入した主力戦車。その主な目的は、敵の戦車を破壊すること

    ロシアの「竜の歯」、ウクライナ「反転攻勢」を阻止できず...チャレンジャー2戦車があっさり突破する映像を公開
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    filinion 2023/06/02
    「『竜の歯』なるものがあるならば、『竜の歯医者』だっているはずだ」スタジオカラーですねわかります。/これはこれでいかにもなプロパガンダではある。
  • 「高い」「時代遅れ」 あれだけ騒がれた「メタバース」、早くもこんなに残念な状態に

    <三次元の仮想空間の中に入り込んだような感覚が味わえ、様々な活動が行えるメタバースに大きな可能性を見出した人や企業は多かったが......> 仮想空間で活動ができるメタバース。2021年にはフェイスブックが社名をメタに変えて大きな話題になったが、ここにきて失速している。 昨年11月から今年3月までの間に、メタ社は業績悪化で2万人以上をレイオフ(一時解雇)すると発表し、メタバース事業の現実を露呈した。メタバースに使うゴーグルのように仰々しいヘッドセットも売り上げが減少し、メタ社が提供するメタバース用アプリもユーザー数が伸びない。 さらにメタバース上で売買される土地の価格も90%ほど下落しているという。 米起業家らは、「アバターが時代遅れ」「ヘッドセットが高くて普及しない」と口をそろえ、メタバースを使う理由やビジネス化の道筋を見いだせないなどと語る。そもそもメタバースは独立した空間が点在してい

    「高い」「時代遅れ」 あれだけ騒がれた「メタバース」、早くもこんなに残念な状態に
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    filinion 2023/04/28
    リモートワーク的な実用機能や、ゲームや映画みたいなエンターテイメントとしてのVRには未来があろうけど、Amazonでもできるお買い物をするためにバーチャルデパートの中をうろうろしたい人がそんなにいるわけない。
  • 現代独裁制の謎を解明、独裁者はできるだけ「公正な選挙」を好む

    <「双子」のようだった旧ソ連の独裁国家、カザフスタンとキルギス共和国を分けたものは何か。強い独裁者が「選挙のジレンマ」にいかに対処しているかが、現地調査と国際比較の統計分析をつうじて分かってきた> 「独裁政治」と聞き、どんなイメージをもつだろう。 北朝鮮の金正恩がくりかえすミサイル実験や一糸乱れぬマスゲームなどから、人民を抑圧する恐怖政治を想起するかもしれない。あるいは、戦後国際秩序をウクライナ侵攻で踏みにじるプーチン体制の暴挙も思い浮かぶ。国際情勢に興味があれば、ミャンマーの軍事政権の凄惨な暴力やベネズエラのマドゥロ政権による激しい野党弾圧を想起するかもしれない。 いずれにせよ、権力を独占する権威主義体制の指導者(独裁者)による遠い国の出来事、と思われるかもしれない。 ところが、こうした独裁者像は、独裁政治のほんの一部を切り取ったものにすぎない。暴力や抑圧は、センセーショナルであるがゆえ

    現代独裁制の謎を解明、独裁者はできるだけ「公正な選挙」を好む
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    filinion 2023/02/23
    選挙前にバラ撒きで選挙民の歓心を買えるという点で与党は選挙に有利…。選挙制は、選挙に勝つことには有能だが内政にも外交にも無能な与党を生み出してしまうのだよな…。
  • 世論調査に振り回される「孤独な独裁者」プーチン...戦争を終わらせないことで延命か

    戦争が長期化する中でワグネル創設者プリゴジンなどロシア民族主義者が主導権争いを始めたが、プーチンは戦争長期化に安住しているように見える> [ロンドン]ウラジーミル・プーチン露大統領によるウクライナ全面侵攻から間もなく1年。「死傷したロシア側の兵士は18万人に近づき始めている。ウクライナ軍の死傷者はおそらく10万人以上だろう。加えて約3万人の市民が殺害された」。ノルウェー軍の事実上の最高司令官エイリク・クリストファーセン氏は22日、同国のテレビ局TV2に明らかにした。 米マサチューセッツ工科大学(MIT)のバリー・ポーゼン教授は米外交誌フォーリン・アフェアーズで「ロシア軍は多くの間抜けなことをし続けたし、実際今でもしている。しかし軍事戦略全般に関して言えばモスクワはより賢くなったようだ」との見方を示し、「米国の推計によれば当時も今もロシアウクライナの犠牲者の比率は1対1だ」と指摘している

    世論調査に振り回される「孤独な独裁者」プーチン...戦争を終わらせないことで延命か
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    filinion 2023/01/30
    一般には、世論が政府に影響を与えるのは良いことなのだが、政府の世論操作が行き届いた社会ではそうでもないということなのかな…。戦争状態を維持することで政権が安定するって、「1984年」でもあった話だ。
  • ロシア軍による「子供の拷問部屋」の内部と、そこでの所業が明らかに ウクライナ南部へルソン

    ロシア軍が監禁・拷問の場所に使っていたとされる建物(ハルキウ州、2022年9月) Viktoriia Yakymenko-Reuters <ロシア軍に抵抗したウクライナの子どもたちが連行され、拷問や心理的虐待を受けていたという。その内部の様子とは?> ウクライナ軍がロシア軍から奪還した南部ヘルソン州で、ロシア軍が占領中に使用していたとみられる子ども用の「拷問部屋」が発見された。内部の様子や、そこで行われていたおぞましい行いの一部も公開され、その非人道的な内容に批判の声が高まっている。 ■【写真】解放されたへルソンで見つかった、ロシア軍の「子供の拷問部屋」内部 ウクライナ議会人権委員会のドミトロ・ルビネツは、12月14日に国営通信社「ウクルインフォルム」のメディアセンターで行った記者会見の中で、ロシア軍に抵抗した子どもたちが、これらの部屋に入れられていたと説明。破壊されたロシア軍の装備の写真

    ロシア軍による「子供の拷問部屋」の内部と、そこでの所業が明らかに ウクライナ南部へルソン
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    filinion 2022/12/17
    「破壊されたロシア軍の装備の写真を撮っていた」が拷問の理由って、尋問とかスパイ対策とかじゃなくて単なる腹いせなのでは…。
  • 「驚異的かつ前例ない」宇宙で発電しマイクロ波で地上へ送電...折り紙に着想のプロジェクト、試作機打ち上げ

    「驚異的かつ前例ない」宇宙で発電しマイクロ波で地上へ送電...折り紙に着想のプロジェクト、試作機打ち上げ <宇宙で発電し、地上へ送電する。SF世界のようなプロジェクトのプロトタイプが打ち上げられる> 宇宙空間で効率良くソーラー発電を行い、得られた電力をマイクロ波の形で地上に届ける。そんな発電方式の研究が進んでいる。課題のひとつであるパネルの小型化は、折り紙に着想を得た技術で解決したようだ。 現在は地上でのソーラー発電が普及しているが、効率という意味では限界がある。曇りや雨などの天候に出力が左右されやすいほか、夜間はほぼ発電ができない。 そこで、雲を突き抜けた宇宙空間でソーラー発電を実施し、常時フルパワーで発電・送電する技術に期待が寄せられている。科学ニュースサイトの「サイテック・デイリー」は、地上と比較して最大8倍の発電効率が期待できるとしている。 得られた電力をマイクロ波で送電することか

    「驚異的かつ前例ない」宇宙で発電しマイクロ波で地上へ送電...折り紙に着想のプロジェクト、試作機打ち上げ
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    filinion 2022/12/08
    宇宙太陽光発電、資源のない日本にこそ必要な技術だし、かつてはこの分野で先行していたはずなんだが…。「選択と集中」で切り捨てられてしまったのか…?
  • ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手

    訪日したプーチン大統領(2016年12月) Sputnik/Michael Klimentyev/Kremlin/via REUTERS <ウクライナ侵攻が始まる以前、ロシアは「かなり真剣に」日との局地的な軍事紛争を計画していたとするFSB職員のメールを入手> ウラジーミル・プーチン大統領が率いるロシアは、ウクライナへの大規模侵攻に着手する何カ月も前の2021年夏、日を攻撃する準備を進めていた──こんな衝撃的な情報を、誌が入手した。これはロシア連邦保安庁(FSB)内部告発者からのメールで明らかになったものだ。 ■【動画】プーチン「重病説」を再燃させる「最新動画」...脚は震え、姿勢を保つのに苦労 3月17日付けのこのメールは、「Wind of Change(変革の風)」と名乗るFSB職員が、ロシア人の人権擁護活動家ウラジーミル・オセチキンに定期的に送信しているメールのひとつだ。オセチ

    ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた...FSB内通者のメールを本誌が入手
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    filinion 2022/11/26
    戦争計画の立案は国防省の仕事であって、FSB(連邦保安庁)の仕事じゃないだろ。ロシアが対日情報工作を計画していた可能性はあろうし、鈴木宗男や森喜朗はトランプと同様その影響下にあるのかも知れないが。
  • へルソン撤退は「敗走」ではなく、ロシアの珍しく見事な「作戦成功」と軍事専門家

    Putin's Kherson Retreat Signals Russia May Be Learning From Slips: Experts <ヘルソン撤退はプーチンにとって大きな打撃であることは確かだが、軍事的に見れば賢明な選択で、実施も過去の「敗走」とは大違いだった> 11月9日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相はウクライナ南部ヘルソン州の州都へルソンからロシア軍を撤退させる方針を表明し、11日には撤退完了を発表した。この動きはセルゲイ・スロビキン総司令官の提案によるものとされるが、複数の専門家たちは、今回の撤退の動きからはロシア軍の「弱さ」よりむしろ「軍事戦略の進化」が伺えたと分析している。 ■【動画】ウクライナ兵も思わず失笑...全てを捨て「裸で川を泳いで」逃げていったロシア軍部隊 米海軍分析センター(CNA)でロシア研究プログラムの軍事アナリストを務めるマイケル・コフマン

    へルソン撤退は「敗走」ではなく、ロシアの珍しく見事な「作戦成功」と軍事専門家
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    filinion 2022/11/19
    一般に、最も被害が大きいのは撤退戦なので、それをやりおおせたのは確かに「成功」なんだろう。その戦力が東部に再配置されるわけだし。ウクライナ側が罠を疑って慎重に進んだお陰で無事に逃げられたという感も。
  • 「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ

    Zelensky Accused of Trying to Start World War III Over Missile Strike <ポーランドにミサイルが落下した事故を早々に「ロシアNATOに対する挑戦」と決めつけ、反撃を促したことで、ウクライナの英雄は手痛いイメージダウンを被った> 11月15日にウクライナの隣国ポーランドの領内にミサイルが着弾し、2人が死亡した。今ではこれはロシアのミサイルを迎撃しようとしたウクライナのミサイルが誤って落下したものと見られているが、事故直後からこれをNATO加盟国に対するロシアの意図的な攻撃だと激しく非難したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は立場を失った。とくにアメリカの保守派の間では、「世界を新たな戦争に導こうとした」とゼレンスキーを非難する声が強まっている。 保守派コメンテーターのベニー・ジョンソンは「ウクライナは第3次世界

    「ゼレンスキーは第3次大戦を始めようとした」 ──米保守派から非難相次ぐ
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    filinion 2022/11/17
    ポーランド大統領が抑制的なのにアメリカ共和党が大騒ぎしてるのよくわからんな…。トランプはロシアの支援を受けてるからともかく…。