Reported by 本田雅一(2014/10/30) パナソニックはここ数年、年の前半にミドルクラスのテレビを投入し、後半にハイエンドモデルを用意するというサイクルを繰り返している。画質至上主義で評価するならば、前半に投入されたモデルを評価して進化の方向を見定めつつ、後半投入の本命がどうなるかを予想しながら発表を待つのがいい。こうしたノウハウは、ちょっとしたAVファンなら心得ているのではないだろうか。 ところが、高付加価値モデルの脇を固めるための春モデル、ビエラ AX800の出来がちょっと驚くほど良い画質を備えていたので、このまま(当時海外で噂されていた上位モデルの)AX900が登場したらどうなっちゃうの?と期待したのは言うまでもない。 実は1月のCESにおいて、モデル名は発表していなかったものの、最新技術による液晶テレビの高画質化を見せるデモを行っていた。AX800とは明らかに異なり