出水市の高校でサッカー部の練習中、監督が部員に殴る蹴るの暴行を加えている動画がインターネット上で公開され、学校がいきさつを調べています。 動画はサッカー部の練習風景を映したもので、監督が生徒を呼びつけるといきなり足を蹴り、さらに顔を殴ると生徒がその場に崩れ落ちました。 出水市の出水中央高校によりますと、動画は8日午後5時ごろに撮られたもので、暴行をしたのはサッカー部の監督を務める42歳の体育教師、暴行を受けたのは3年生だということです。 学校は9日、サッカー部員ではない生徒が動画を投稿していたことを把握。校長は「何らかの形で監督を処分するので動画を削除してほしい」と話したということです。監督は聞き取りに対し「素直に話を聞かないのでいけないのはわかっていたが手を出してしまった」と暴力に至った経緯を説明しました。暴行後も生徒への謝罪の言葉はなく「厳しい練習も今後に生きる」という趣旨の発言をした