わが国は法治国家であるから、どこぞの国のような「愛国無罪」なる便宜主義的スローガンは通用しない。このたびの中国漁船衝突事件ビデオ映像「流出」問題に際して、国家公務員法(守秘義務)や不正アクセス禁止法違反、窃盗罪容疑があると考えられるならば粛々と捜査を進めるがよい。 そのことを前提としてあえて言うのだが、いま問われるべきは「流出」そのものではなく、本来広く国民(国際社会)の間で共有されるべき情報が政府の判断によって公開に制限が加えられ、結果として「流出」騒ぎになってしまった点である。 ◆犯人捜しは問題のスリ替え 役所の危機管理体制上の欠陥と、ビデオ公開を避けた政治家の判断の是非は別個の問題であり、より重要かつ深刻なのは後者、すなわち菅直人首相以下、政府の判断がもともと姑息(こそく)かつ不当だったことにある。「流出」という側面の強調によって、政治家の当事者能力の欠如という問題が放置されてはなら
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、海上保安庁の職員が「映像流出に関与した」と自ら名乗り出たことが10日、わかった。同庁は同日、この職員から聴取を進め、事実確認を行っている。 事件をめぐっては、検察と警視庁が、国家公務員法(守秘義務)違反容疑などで捜査に乗り出している。海保が、検察などと連絡をとっているとみられる。 映像は4日、インターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開された。海保の巡視船「よなくに」「みずき」に中国漁船「●晋漁(びんしんりょう)」が衝突した場面や漁船が違法操業している場面を撮影したもので、約2分半〜11分半の計6本、合計で約44分間あった。 映像の投稿者名は「sengoku38」となっており、4日にユーチューブのアカウントを登録。5日に自ら映像を削除したが、コピーされた映像がネット上に
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、第5管区海上保安本部(神戸市)の職員が「映像流出に関与した」と自ら名乗り出たことが10日、わかった。同庁は同日、この職員から聴取を進め、事実確認を行っている。 事件をめぐっては、検察と警視庁が、国家公務員法(守秘義務)違反容疑などで捜査に乗り出している。海保が、検察などと連絡をとっているとみられる。 映像は4日、インターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開された。海保の巡視船「よなくに」「みずき」に中国漁船が衝突した場面や漁船が違法操業している場面を撮影したもので、約2分半〜11分半の計6本、合計で約44分間あった。 映像の投稿者名は「sengoku38」となっており、4日にユーチューブのアカウントを登録。5日に自ら映像を削除したが、コピーされた映像がネット上に多数拡散してい
【器小速報】 1 ポンきち(東京都) 2010/11/09(火) 21:40:11.55 ID:5pWYcaUW0● ?PLT(32458) ポイント特典 「逮捕された人が英雄になる、そんな風潮があっては絶対にいけない」。仙谷由人官房長官は9日の衆院予算委員会で、中国漁船衝突事件の映像流出を歓迎する声がある状況を、色をなして批判した。 流出をめぐっては海上保安庁に「正しいことをやっているのに告発は残念」などと肯定的な内容の電話が寄せられている。目的や動機は別にして、国家の情報管理の上から許されないと強調したかったようだ。 みんなの党の柿沢未途氏が予算委で「犯人捜しは恥の上塗りだ。犯人だという人を摘発したら、その人は英雄になってしまう」と指摘したのに対し、仙谷氏は“英雄扱い”を批判し「映像を故意に流したことを褒めそやし、良いことのごとくに言うのは不本意だ」と語気を強めた。 http
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