この記事をまとめると■今では考えられないが、かつては実質燃費5km/L以下のクルマがゴロゴロあった ■ロータリーエンジン車やハイパフォーマンスカーは燃費が悪かった ■ボディが大きく車重もあった輸入車のミニバンやSUVなどはかなり燃費が悪かった 街乗りで実質4〜5km/Lがほとんどの中……さらに強者も 今やクルマの性能で重視されている項目のひとつとなった低燃費。しかし、ひと昔前まで「燃費なんて気にしていたら、男が廃る」と豪語して、ガソリンをがぶ飲みするクルマを乗り回す強者達が結構いた。そんな強者達に愛された、大食らいグルマを振り返ってみよう。 1)ユーノス・コスモ まずは国産車を代表する大食漢、ユーノス・コスモから。初代RX-7(SA22A)以前から、ずっと燃費が悪いイメージのあるロータリーエンジンだが、なかでも極めつけなのが、バブル時代に登場したユーノスコスモ。3ローター+ターボの20Bエ