スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2019年ノーベル化学賞を、京都大工学部出身で旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3人に贈る、と発表した。授賞理由は「リチウムイオン電池の開発」。吉野氏はコバルト酸リチウムを使い、高性能のリチウムイオン電池を開発した。リチウムイオン電池は携帯電話やノートパソコンのバッテリーなどIT社会に不可欠な電源となり、自動車にも利用が広がっている。太陽光や風力で発電したエネルギーを蓄積でき、地球温暖化を進める化石燃料の浪費から脱却する技術であることも高く評価された。 【写真】伏見稲荷大社で記念撮影する受賞者 共同受賞は、米テキサス大教授のジョン・グッドイナフ氏(97)とニューヨーク州立大特別教授のマイケル・ウィッティンガム氏(77)。グッドイナフ氏はノーベル各賞を通じ最高齢受賞となった。 日本のノーベル賞受賞は27人目。化学賞は2010年の鈴木章氏と根岸英一氏に
アメリカの弁護士で、過去の任天堂のアメリカ進出時に起こった『ドンキーコング』関連の裁判で活躍したことで知られるジョン・カービィ氏が、血液がんのため79歳でこの世を去ったことが海外メディアにて報じられました。 大きな写真で詳しく見る 訃報は、NYタイムスなどによって報じられました。カービィ氏は、かつて任天堂がファミコン(米国ではNintendo Entertainment System)を展開する前に米国で起こった『ドンキーコング』と「キングコング」の類似性を巡る裁判でも知られています。 当時ユニバーサルにより、「『ドンキーコング』が「キングコング」の著作権を侵害している」として訴えられた任天堂の弁護士として法廷に立った同氏は、「キングコング」自体の著作権が当時既に失効していることを説明し、大きな勝利を遂げました。この活躍により氏は後に「ドンキーコング」の名を冠したヨットを任天堂より送られて
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