ベルリン市内で「ザ・ワン」のプレミアに登場した(左から)仏人デザイナーのジャンポール・ゴルチエ、オーストリア人シンガーのコンチータ・ウルスト(2016年10月6日撮影)。(c)AFP/dpa/Maurizio Gambarini 【10月11日 AFP】昨今、昔ながらの性別の線引きを問う声が多くなってきた。背景には、テレビドラマや映画、美術展などで「ジェンダー流動性」を擁護するものが増え、ファッションショーにも「中性的」なモデルや服があふれていることが挙げられる。だがその一方で、線引きが不鮮明なこの問題が一躍、進歩的なテーマとして取り上げられるようになるにつれ、政治的な論争も急激に熱を帯びてきている。 「ジェンダー流動性」は、リベラル派と保守派による文化的論争では対立を生む話題だ。米ニューヨーク(New York)にあるニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート(New Muse
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