栄養不足にはならない程度のカロリー制限は、寿命を延ばしたり、加齢関連障害の発症を遅らせたりすることが、線虫やネズミなど多くの種で認められています。しかし、霊長類では相反する結果が出ていました。 一つはワシントン大の研究で、カロリー制限で寿命を伸ばす効果が認められています。一方、National Institute on Aging studyでは寿命の延長効果が認められていません。そこで↓では、この二つの研究をまとめて検討しなおしました。その結果、サルではカロリー制限が健康上の便益を生むことがわかり、人でも同様の期待ができるのではないかと推測されました。 Caloric restriction improves health and survival of rhesus monkeys. Mattison JA, Colman RJ, Beasley TM, Allison DB, Kem
1月21 COMPASS試験 新規アンチセンス阻害薬の第III相試験においてトリグリセリドが減少 http://www.carenet.com/medscape/cardiology/000343.html 2016年12月にAkcea Therapeuticsは、volanesorsenの第III相臨床試験であるCOMPASS試験において、主要評価項目である重症高トリグリセリド血症患者における平均トリグリセリド値の有意な減少を達成したと発表した。 volanesorsenは、アポリポ蛋白C-IIIを標的とすることによって、トリグリセリド値を低下させることを目的としてデザインされたアンチセンス薬である。 AkceaはIonis Pharmaceuticals(カリフォルニア州、カールスバッド)の完全子会社であり、まれな代謝障害である家族性カイロミクロン血症症候群(FCS)および家族性部分型
特に専門は絞っていない内科医のブログ *医学情報のブログです. 個別の相談には応じられません. 現在コメントの返事がうまくかけませんのでコメントを閉じています. コメントがあればFBページでお願いします 心筋症の約半数が特発性であり, 他には心筋炎, ウイルス感染症, 虚血性心疾患, 浸潤性疾患(サルコイドなど), 薬剤(ドキソルビシン), 内分泌疾患(甲状腺), 沈着症(ヘモクロマトーシスやアミロイドーシス), 栄養障害(チアミン)など、、、様々な原因がある. その二次性の1つに膠原病が挙げられるが, どのような膠原病が原因となるのか? その前に, そもそも特発性心筋症の中にAnti-heart antibodies(AHA)と呼ばれる自己抗体の存在がわかっており, 特発性拡張型心筋症では, β1 adrenoceptor, α, β-myosin heavy chain, myosin
備忘録です。CDCのガイドライン *1から。 抗インフルエンザ薬の推奨されるインフルエンザ合併症ハイリスク群は以下のとおりです。 2歳未満の小児 65歳以上の成人 慢性肺疾患(喘息を含む)、心血管疾患(高血圧のみを除く)、腎疾患、肝疾患、血液疾患(鎌状赤血球症を含む)、代謝性疾患(糖尿病を含む)、神経疾患と神経発達障害(脳、脊髄、末梢神経、筋の異常を含む)のある人 免疫不全(薬剤性、HIV感染症を含む)の人 妊娠中の女性または産後2週間以内の女性 長期にアスピリンを服用している19歳未満の人 アメリカンインディアン、アラスカ原住民 肥満(BMI≧40) 介護施設や慢性ケア施設の居住者 ここに該当しない人には抗インフルエンザ薬は推奨されていません。 *1:Centers for Disease Control and Prevention (CDC) 2016-2017 recommenda
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