定価:本体2,200円+税 ISBN:978-4-624-41094-0 発行日:2013年9月19日 判型:四六判並製 ページ:258 Cコード:C0036 「復帰」40年を迎え、いぜんとして相対立する基地問題や米兵暴行事件などをかかえさせられる沖縄で、基地反対運動をはじめさまざまな問題に積極的に参加するとともに、日本政府の対沖縄政策、基地対策の無責任や拙劣さにたいして一貫して厳しい批判的論陣を張り、それに意識的無意識的に同調する日本人(ヤマトゥンチュ)の沖縄への無理解、無知、さらには事態の本質を知ろうとしないあるいは、知らないふりをすること(シランフーナー)の暴力性を暴き出す。『ウシがゆく』につぐ政治論集。著者の思考の原点を示すエッセイ等とともに最近の主要な発言を収録。 第一部 知らないふりは暴力であり、攻撃である 沖縄の米軍基地へ核査察を 基地の「平等負担」 アメリカで在沖米軍基地の
社会参加は、社会的排除の反対語。そういう とらえかたで、ほんとうに いいんだろうか。 マイノリティの社会参加を すすめるというのと、社会的排除を やめる、あらためる、あるいは 社会的排除を 批判するというのとでは、やっぱり意味あいが ちがってくると おもう。 不公正、不公平が まずあって、それに対して、対策を たてる。改善する。なくす。たとえば、バリアフリーというのは そういう概念。 たとえば、障害者の社会参加というような表現は、それは すばらしい ことば、大事な理念であるようでいて、じつは、そこには ある種の いやらしさが あるように感じる。排除してきた これまでの歴史があって、それを 改善する、やめるということであるはずなのに、「仲間に いれてあげる」というようなパターナリズムが そこには あるんじゃないか。ふくんでしまってるんじゃないか。それって、ぬすっとたけだけしいことなんじゃない
暴力団を脱退しようとした男性が、山梨県警甲府署に保護を求めたのに、署を訪ねてきた組員への面会を署員に強要されたとして、男性が県に慰謝料など約113万円の支払いを求めた訴訟の判決が24日、東京地裁であった。木納敏和裁判長は面会の結果、男性が組員に脅迫されて精神的苦痛を受けたと認定。25万円の支払いを県に命じた。 判決によると、男性は2011年4月、暴力団からの脱退を組長に拒否されたうえ、車に乗っていたところ、脱退を阻もうとした組員の車に衝突された。このため身の危険を感じ、甲府署員に保護を求めた。 しかし、署員は組員と面会するよう男性を説得。応じた男性と組員を取調室で面会させた。署員が立ち会ったが、組員はその場で「指でも詰めて度量を見せろ」と脅迫したという。
STAP細胞をめぐる一連の大騒動 2014年03月23日(最終更新 2014年03月23日 01時47分) STAP細胞をめぐる一連の大騒動。その決着は最終調査報告を待たなければならないが、「過失か作為か」「疑義」などの言葉が乱れ飛んだ論文を通じ、普段、門外漢には近寄り難い学術界の一断面を垣間見る思いがした。 研究者にとって成果の結晶であり、職にも直結する論文。大学教員などの公募サイトをのぞくと、論文提出を求めるケースが大半だ。ただ、脳みそが軽いわが身には論文の中身はもとより言葉、意味そのものが分からない。ネット上に公開された大学などの論文にある「解釈的文脈」「モダリティ辞」「ディアスポラ」「語用論」って何? 高度な論文でなければ注目されず、不勉強と冷笑されもするだろうが、難解な言葉で自己陶酔する世界観が学術界に広がっていないだろうか。 本来、研究は人、社会に役立つべきものと思うが、ネット
コミュニティの経験をコミュニティに伝える小さなメディアは、多様な場所で人々の生存とアイデンティティ承認の拠点となり、「市民が情報の発信者となる」という理念を現実のものにしている。現場の声を中心に、コミュニティメディアの世界の過去・現在・未来を描き出す。 いま、コミュニティメディアの必要性を問う 第1部 「生きのびる」ためのメディア(マイノリティの社会参加を促すコミュニティラジオ—FMわぃわぃを持続可能にする仕組み;世界のコミュニティラジオ—平和と開発のための国際運動 ほか) 第2部 社会運動とコミュニティメディア(権利の獲得とメディア・アクティビズム—メディアに関わる市民の課題と可能性;コミュニティ・アクティベーションの視点—イタリア・ミラノにおけるメディアの重層性から ほか) 第3部 制度化のモデルを問う(北米コミュニティテレビの法政策史—地域社会の再生をめざした試みの記録;ドイツ市民メ
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