多文化主義の国、カナダの先住民イヌイットの事例から、少数民族の言語と教育の問題を考える。現地調査や参与観察などをもとに、イヌイット語の状況と人々の意識を浮き彫りにする。世界各地で消えゆく言語と文化を救うために、私たちは今何をすべきなのか。 はじめに 序章 1.本書の目的と研究方法 2.研究の動機 3.危機言語と言語保持の重要性 4.先住民の教育 第1章 カナダの先住民とイヌイット 1.1982年憲法と先住民 2.先住民の人口 3.先住民の学歴 4.先住民と言語 第2章 イヌイットの歴史(1) 1.ヨーロッパ人との接触以前 2.ヨーロッパ人との接触とその影響 3.カナダ連邦政府とイヌイット 第3章 イヌイットの歴史(2) 1.北西準州時代 2.ヌナブト準州成立 3.ヌナブト協定とヌナブト準州成立 4.ヌナブト準州のイヌイットと仕事 5.イヌイット社会の性役割と結婚 6.現在のイヌイットの宗教
だが恐ろしいことに、今回のアクション・サミットでは、政府、投資家、企業から、ものすごい数のコミットメントがあったにもかかわらず、日本の報道機関はその内容をほぼどこも報じないという異常事態が発生している。 サミットで、「あなた方は、その空虚なことばで私の子ども時代の夢を奪いました」「あなた方は私たちを裏切っています」とスピーチしたグレタさん。その結果、「環境問題だけでなく経済も大切なことを大人がグレタさんに教えてあげなければいけない」と諭す意見や、「東日本大震災で原子力発電が停止した日本では、なかなか難しい議論だ」という言論が日本には溢れかえるようになった。 このような話を日本国外のビジネスパーソンや投資家にしたら、「いつまで20年前と同じ話をしているのですが。もっとアップデートしてください」と言われるのがオチだろう。 では、今回の国連気候アクション・サミットでは何があったのか。見ていこう。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く