attacこうとうはATTAC Japan(首都圏)のローカルグループです。グローバルな問題を地域から、ローカルな問題を世界的に考え、行動するグループです。 ドキュメント映画『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』を観た。(公式サイト) 冒頭、工業化、都市化、ダム建設などによって、水の枯渇問題が提起される。本来、自然のなかで循環してきた水が、人的影響、とりわけ資本主義による工業化によって、循環のサイクルが断ち切られている状況が分かりやすく提示される。 枯渇する水資源を民営化等の手法によって囲い込む多国籍企業の問題点が指摘されるところから、ぐいぐいと引き込まれていった。 2007年1月にアフリカ・ケニアの首都ナイロビで開催された世界社会フォーラム2007のワークショップで、水の民営化問題を提起するモード・バーロウが登場する。インタビューに答えてこう訴える。 「世界銀行は第二次大戦後、途上国援助