悩みを聞いてくれたのは、スマホの向こう側の人だった。SNSなどを活用した「デジタルアウトリーチ」支援の可能性 若者たちの孤立の解決に向けた活動を行う認定NPO法人D×Pが、孤立孤独・生活苦を抱える若者たちを対象に行ったアンケート調査の結果を発表。調査結果からわかったのは、支援が必要にもかかわらず「誰にも相談したくない」と考えている若者が一定数いたこと。そして、若者たちに身近なSNSなどデジタルツールを活用した支援策「デジタルアウトリーチ」の可能性でした。 不登校や中退、経済的困難など、さまざまな境遇にある10代の孤立を解決するための活動を行っている認定NPO法人D×P。LINE相談事業の「ユキサキチャット」で全国から相談を受け付けているほか、現金給付や食糧支援など生活に直結する支援も行っています。 今回のアンケート調査の対象となったのは、生活の困窮や望まぬ妊娠といった悩みを抱えた人たち。こ