Apple初の空間コンピューティングデバイスであるApple Vision Proは、周囲の現実に仮想コンテンツを重ねる複合現実(MR)を体験できるヘッドセット型端末です。VRを専門とする開発者であるアザド・バラバニアン氏が、Apple Vision Proを旅行先で使いまくった体験の詳細なレポートを自身のブログに公開しています。 Traveling with Apple Vision Pro – Azad's Blog https://azadux.blog/2024/10/08/traveling-with-apple-vision-pro/ ◆準備 Apple Vision Proには、本体とバッテリーケースを梱包(こんぽう)できる純正の「Apple Vision Proトラベルケース」が存在します。しかし、バラバニアン氏は「Apple Vision Proトラベルケースは不必要に大
こんにちは D2CエンジニアのYuki Suzukiです。 2023/11/27~2023/12/1に開催されたAWS re:Invent 2023では今年も様々な新サービスが発表されました。 中でもAmazon Qについては生成系AIサービスとして一番注目を浴びたのではないでしょうか。 Amazon Qとは AWS re:Invent 2023で発表されたAWSの新サービスで、エンタープライズ向けに設計されたAIチャットアシスタントです。 (AWS版のChatGPTと考えるとイメージしやすいです) 今回はAmazon Qのビジネスユーザー向け機能を使い、独自のデータを読み込ませチャットQ&Aアプリケーションを作り実際の動作を確認してみました。 ※開発者向け機能もありますが本稿では触れません。 Amazon Qの特徴 AWS管理コンソールからクリックするだけでAIチャットアシスタントのアプ
はじめに こんにちは。D2C エンジニアの市村です。 最近、AWSでインシデント検出と対応に特化したIncident Managerというサービスを知り、本番環境で構築してみました。 この記事ではIncident Managerを実装してみた感想を書いていこうと思います。 Incident managerでできること 以下のことができます。 インシデントの管理 インシデント時の電話通知やSlack通知 AWS Systems Manager Automationのrunbookを使った運用の自動化 詳細な説明はこちら参照 このように構築が少し大変だった電話通知機能も備わっているので、運用時に活躍できるサービスだと思います。 構築 内容 今回は、EC2のCPU使用率が高くなった場合にIncident Managerで通知対応をし、LambdaでEC2を再起動をさせるということをやってみます。
カオスエンジニアリングとは、実験を通してシステムの弱みを明確にすることである。カオスエンジニアリングから継続的検証へ(後編)。JaSST'23 Tokyo基調講演 Netflixが始めた「カオスエンジニアリング」は、現在では大規模なシステムにおける可用性向上の手法のひとつとして確立し、広く知られるようになりました。 そのカオスエンジニアリングという手法を定義したのが、元Netflixカオスエンジニアリングチームのエンジニアリングマネージャーを務めていたCasey Rosenthal(ケイシー ローゼンタール)氏です。 そのローゼンタール氏が、ソフトウェアのテストに関わる国内最大のイベント「ソフトウェアテストシンポジウム 2023 東京」(JaSST'23 Tokyo)の基調講演に登壇し、「Chaos Engineering to Continuous Verification」(カオスエン
可用性や安全性を高めつつ、ソフトウェアをシンプルにすることは不可能だ。カオスエンジニアリングから継続的検証へ(中編)。JaSST'23 Tokyo基調講演 Netflixが始めた「カオスエンジニアリング」は、現在では大規模なシステムにおける可用性向上の手法のひとつとして確立し、広く知られるようになりました。 そのカオスエンジニアリングという手法を定義したのが、元Netflixカオスエンジニアリングチームのエンジニアリングマネージャーを務めていたCasey Rosenthal(ケイシー ローゼンタール)氏です。 そのローゼンタール氏が、ソフトウェアのテストに関わる国内最大のイベント「ソフトウェアテストシンポジウム 2023 東京」(JaSST'23 Tokyo)の基調講演に登壇し、「Chaos Engineering to Continuous Verification」(カオスエンジニアリ
温泉ジャーナリストの植竹深雪です。 10月に入り各地で朝晩はぐっと冷える日が増え、秋らしさをじわじわ感じるようになると、つい恋しくなるのが温泉ではないでしょうか? これから湯旅計画を立てるのならば、紅葉も楽しみたい。 場所によっては今がちょうど見頃なところもありますが、全国的にはまだまだ紅葉の本番はこれから。紅葉と温泉をセットで楽しむことができる至高の露天風呂を、今回は毎年季節の絶景温泉の追っかけをしている温泉ジャーナリストが、実際に足を運んでみて、湯も最高で、紅葉露天風呂もひたすら感動しきりだったので本当は教えたくないと思ってしまった東日本の紅葉温泉を5つご紹介します。 泥湯温泉奥山旅館 秋田県湯沢市。奥羽本線湯沢駅から車で30分程のところにある泥湯温泉奥山旅館。 深い山奥の小盆地にある泥湯温泉の中でも、まるで時代劇に出てくるような趣がある旅籠風の旅館が目を惹く奥山旅館は、野手溢れる大露
アプリ内課金の経験を増やしたいな、と思って、個人でアプリ内課金の実装をしてみたいな、と思っていました。アプリ内課金、特にサブスクリプションは審査に通す難易度が高いと言われています。 作ったアプリの宣伝 PhotoGuesserというアプリを作りました。 PhotoGuesser Kouki Saitoエンターテインメント無料apps.apple.com 動画を撮ったので見てみてください!もしくはインストールして触ってみてください! www.youtube.com 実はiPadで開発しています。どうやってやっているの?と思った方はこちらもみてください! kouki.hatenadiary.com サポートURLはちゃんとしたものを使う App Storeではアプリごとに、サポートURLが必須になっています。これは開発者に連絡を取るための手段で、これまではXなどのURLで通っていたので、今回も
はじめに こんにちは、DELISH KITCHEN でクライアントエンジニアを担当している kikuchi です。 昨今 AI がますます普及し業務で AI を活用する事例も増えてきましたが、Google が提供している Gemini が Android Studio の一機能として提供されていることをご存知でしょうか? 2024/9/13 時点ではまだプレビュー版ではありますが無料で公開されていますので、今回は実際に使用した際の環境構築手順、使用感などをまとめてみたいと思います。 Gemini の詳細は今回割愛しますが、Gemini は大きく分けて無料版の Gemini、有料版の Gemini Advanced と分かれており、現時点では Android Studio は無料版の Gemini と連動しているようです。 事前準備 Android Studio と Gemini を連携する
この記事は every Tech Blog Advent Calendar 2024(夏) 12 日目の記事です。 今週はWWDCでiOS 18やXcode 16の情報が公開されていますが、この記事では昨年9月にリリースされたXcode 15で実装されたアセットカタログの画像/色のシンボル自動生成機能についての説明と、トモニテアプリへの適用(途上です)について書きます。 Xcode 15の画像/色のシンボル自動生成機能 Xcode 15から、アセットカタログ内の画像/色に対してSwiftのシンボルを生成できるようになりました。今までの名前文字列で指定する方法と比較すると、コード補完が効き、コンパイラの型チェックがされるため安全です。 例えば post_icon という画像がアセットカタログに含まれる時、これまでは以下のようにアセットの名前を文字列で記述していました。 // Swift UI
はじめに こんにちは。ニコニコ開発部で ニコニコ動画 iOS アプリ を開発している兎澤です。 ニコニコ動画 iOS アプリでは2023年末より Jenkins から Xcode Cloud への移行を開始し、現在は完了しています。今回は、この移行をどのように進めていったのか?移行した結果どうだったか?について紹介します。 iOSDC 2024 のチャレンジトークンが記事内に 1つ 含まれています。ぜひ探してみてください! (※ 記事の見出しの横についている「#」はチャレンジトークンではありません。チャレンジトークンは文中に配置されています。) 課題 ニコニコ動画 iOS アプリの従来の CI/CD サービスは以下のような状況でした。 Jenkins を利用 社内クラウド上のマシンを Controller とする 社内ネットワークに接続された複数台の Mac mini を Agent とす
デモモードとは Apple の審査プロセスで、アカウントベースのアプリではレビュアがログインするためのデモアカウントが必要とされています。もし法的やセキュリティの理由でデモアカウントを提供できない場合、デモモードを実装して審査をすることができます。 デモモードではアプリの機能をシミュレートするような実装が推奨されます。また、デモモードで実機を操作するアプリの場合、全ての機能が動作するわけではなく、操作感や画面遷移を確認できるような最小限の機能が求められることが多いです。デモモードでも提供が難しい機能がある場合には、その機能のみ動画で説明することも可能です。 特に確認されるのは録音やカメラなどのパーミッションが必要な機能で、もしもデモモードに組み込めない場合は、初回アクセス時に表示されるパーミッションの許可アラートを含めた動画を提供する必要があります。 App Review ガイドライン 2
はじめに こんにちは、ZOZOTOWN企画開発部・企画フロントエンド1ブロックのゾイです。 ZOZOTOWNトップでは、セール訴求や新作アイテム訴求、未出店ブランドの期間限定ポップアップ、著名人コラボなどの企画イベントが毎日何かしら打ち出されています。私はそのプラットフォームとなる企画LPをメインに実装するチームに在籍しています。 今まで実装した企画LPをアーカイブするプロジェクトにも参加しているので、チームの特性や企画LPの詳細は下記の記事をご覧いただければと思います! techblog.zozo.com 目次 はじめに 目次 背景・課題 仕様・技術選定 1. 型の定義と入力データのバリデーション 2. 入力フォームの実装 3. URLの生成 ユーザーの反応 終わりに 背景・課題 ZOZOTOWNではカルセールバナーなど、アプリとWeb共通で表示させるコンテンツにはURLを分ける必要があ
はじめに こんにちは。メルカリ Director of Engineering の @motokiee です。この記事は、Mercari Advent Calendar 2023 の21日目の記事です。 メルカリのサービス開始から10周年ということで、2023年9月にiOSDC Japan 2023 カンファレンスで「メルカリ10年間のiOS開発の歩み」について発表を行いました。 この発表は、10年間のiOS開発の歴史を40分のトークにまとめたものです。メルカリはこの10年多くの技術的なチャレンジをして断続的にアプリケーションをアップデートしてきました。自分が見てきた歴史と、見ていない歴史については git log を手繰りながら調査した集大成となっています。 サービスの歴史が長くなると、アプリケーションのリファクタリングはもちろん、作り直す話も出てくると思いますが、そういった意思決定の際
iOSエンジニアのtakecianです。 株式会社メルカリでは YOUR CHOICE という「働く場所・住む場所」を自由に選択できる制度があります。そのため同僚とはリモートワークでコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが多いです。(六本木にオフィスはあるので出社して仕事をすることも可能です) リモートワークで働いている時にアプリのバグを見つけたり、気になる挙動を見つけた時にアプリの画面を録画して共有することがあります。「ここの動作がおかしい気がする」「この順で操作すると画面表示が変になる」など、操作中の画面を録画してもらい、ビデオを受け取って確認してみます。ですが画面にはどこをタッチしたかは表示されないので、「どういう操作をしているか」「どこをタップしたか」が分かりにくいと思った経験が iOS エンジニアだと誰もがあるのではないでしょうか。 このエントリでは、iOSアプリで見つけ
Appleは次期開発環境として年内にも登場予定の「Xcode 16」に、自然言語のプロンプトによる指示を基にSwift言語のコードを生成する「Swift Assist」を搭載することを明らかにしました。 マイクロソフトのGitHub CopilotやGoogleのGemini Code Assist、AWSのAmazon Q Developerなど、主要なクラウドベンダが生成AIをベースにした自然言語によるコード生成機能を提供し始めています。 AppleのSwift Assistは同社のクラウド上で実行されると説明しており、これらクラウドベンダのコード生成機能と競合する位置づけになると見られます。 自然言語で指示するとコードを自動生成 下記はAppleが公開したSwift Assistのデモ動画の一部です。 Xcodeの画面に書きかけのコードと、下部のプロンプト入力欄に「Create li
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