あんまり深く考え込まないようにしてるんですよ。で、考えるときは、なるべく思考を単純化するために、偏った立場をベースにして考えてみることがあるんですが、物事に極端な答えなんてないんです。ステレオとかの重低音のチューニングにように、それぞれが落ち着くポイントがあって、それは最大とか、最小とかの両極にはなく、真ん中付近のどこかにあるのが常なんです。 例えば、働いてるとこんな話が山ほどあります。 商品開発と営業、どっちがえらい? モノをつくる人と売る人、どっちがえらい? 制服組とスーツ組、どっちがえらい? まあよくある話ですよね。飲み屋さんでのグチネタとしては定番です。「俺がどんなにいい商品つくっても、あいつらが売らねえんだよ。開発の苦労をわかってるんか!」「頭下げてモノを買ってもらう苦労を、開発の連中は(以下略)」っていうね。誰もが耳にした事のある対立概念。 でも、こういった話の答えなんて簡単な