main.cfに設定変更を加えたのち、Postfixをreloadすることで設定反映を行うという手順は、さまざまなサイトで言及されている手順となる。 しかし、main.cfの設定は自動反映されることがある。したがって、事前にmain.cfに設定変更を行っておき、任意のタイミングで反映するような作業計画は危険であり、main.cfの設定変更は、設定反映と同じタイミングで実施するよう計画すべきである。 通常の設定では詳細なログが出力されないので、Postfixをデバッグモードにする。以下の通り、master.cfのsmtp行に「-v」のオプションを付ける。 # cat /etc/postfix/master.cf | grep -v -e "^#" ------------------------------ smtp inet n - n -
[目次] [前] [次] Postfix の罠 Postfix にはハマリがちな罠がいくつかある。 main.cf が反映されるタイミング main.cf を変更して、すぐに反映させたければ「postfix reload」コマンドを実行する。 しかし、「postfix reload」コマンドを実行しないと反映されないというわけではない。 Postfix は必要に応じて各種デーモンを起動したり停止したりするが、各デーモンは起動時にその時点の main.cf を読み込んで動作するのである。 postconf コマンドで出力されるパラメータ値も、main.cf を読んでいるだけなので、その値で各デーモンが動作しているとは限らない。 だから、設定を反映させたくない状態で、main.cf を変更してはいけない。 設定を反映したいタイミングで、main.cf を変更し、直後に「postfix relo
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