ニコンが35mmフィルムと同じ撮像面積を持つセンサー、いわゆるフルサイズセンサー(ニコン式に言えばFXフォーマット)を搭載するミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ「D700」を発売したが、ご存知のように、この後にはソニーαシリーズのフルサイズ機投入が予定されている。加えて、キヤノンも昨年からEOS 5Dの後を受ける製品を開発していることを明言しており、近い将来、こちらも発表されることになるはずだ。 “中判一眼レフを開発したら、その後はフルサイズも……”と意欲を見せているペンタックスも数に入れるなら、センサーサイズがマウント規格とセットで決められているフォーサーズを採用するメーカー以外は、(ペンタックスはやや遅くなるだろうが)すべてフルサイズ化されることになる。 今年後半、店頭ではエントリークラスの激しい戦いと同様、“普及型フルサイズ機の戦い”が繰り広げられることになるのだろう。しかし、フル