はじめに 知り合いのツイートを通じて、まとめブログへの転載禁止を明記したはずの拙作画像がまとめサイトに転載されている事を知ったので、どうしてこのような事態となってしまったのかを整理しようと思いブログに書き綴ります。 転載された画像について 以下のツイートで投稿した画像が、改竄のうえで転載されました。 箱根駅伝完全ガイド「好きな女性タレント」欄を元にアニメ・声優好きのランナーをまとめました。東農大のクオリティ高かった。 #hakone2014 pic.twitter.com/a5IUNyBHY2— えるもと (@erumoto) 2013, 12月 2 なぜまとめブログへの転載禁止の文言を入れるに至ったかの経緯 私は以前、箱根駅伝2011、2012に出走するアニメ・声優好きランナーを整理した以下の画像を作成しツイートしました。 区間別のアニメ、声優好きの箱根駅伝出走選手一覧を作ってみるなど
テレビなどで流れる音楽の著作権使用料の9割超を管理する「日本音楽著作権協会(JASRAC)」の使用料の徴収方式が、新規業者の参入を妨げているかどうかが争われた訴訟の判決で、東京高裁(飯村敏明裁判長)は1日、「JASRACの方式は新規参入を著しく困難にして自由競争を妨げている」との判断を示した。 その上で、この方式を容認した公正取引委員会の審決を取り消した。 公取委が「独禁法違反ではない」と結論づけた審決を、裁判所が覆すのは初めて。1939年の設立以来、音楽の著作権管理事業を独占してきたJASRACのビジネスに影響を与える可能性もある。 公取委は2009年、JASRACに徴収方法の廃止を命じたが、JASRAC側の異義を受け、昨年6月、一転して命令を取り消していた。
著者プロフィール:山崎潤一郎(やまさき・じゅんいちろう) 音楽制作業に従事しインディレーベルを主宰する傍ら、IT系のライターもこなす。街歩き用iPhoneアプリ「東京今昔散歩」「スカイツリー今昔散歩」のプロデューサー。また、ヴィンテージ鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」の開発者でもある。近著に『AmazonのKindleで自分の本を出す方法』(ソフトバンククリエイティブ刊)がある。 YouTubeやニコニコ動画には、国内外含めて有名アーティストの動画が多数アップロードされている。1970年代に青春まっただ中で、ばりばりのロック少年だった筆者としては、「こんな映像があったのね!」というヴィンテージ系ロックの驚きの映像を見つけるたびに、自分のブログやFacebookの「近況」にエンベッド(埋め込み)し、「こんなの見つけたぜ」と「いいね!」の数が
一つ前のエントリーでHysteric Blueの歌詞を引用しました。 カクテル (Hysteric Blue) 作詞:たくや 五年前、心の底から欲しかった あなたの子供に、私の面影はない これまで、本ブログでは歌詞を引用することは一切ありませんでした。 というのも、以前調べた際には、JASRACが「引用」について著作権法とは異なった定義をしており、利用料の請求やサイトの閉鎖要求などのトラブルの原因となっていることがわかったからでした。 >歌詞の引用とJASRAC(2007-05-27) JASRAC FAQ (現在は削除) ■質問 歌詞は部分的な掲載であれば引用にあたるのでしょうか ■回答 部分的なご利用であってもその曲と特定できる形でのご掲載であれば、一般的には許諾が必要な利用となります。 なお、著作権法上の「引用」に該当するかどうかは、これまでの判例に基づく要件などからケースごとの判断
アダルトビデオに著作権はない=台湾の不思議な司法と日本メーカーの戦い Guanghua Market / Teosaurio ■台湾司法 VS 日本AVメーカー ここ数年、台湾VS日本AVメーカーのバトルが続いている。 台湾といえば、日本アダルト・ビデオの一大消費地。しかも台湾を経由して、中国本土や東南アジアに流通しているという。ケーブルテレビのアダルトチャンネルで放映されたり有料視聴サイトもあるなど、たんなる海賊版消費だけではなく、それなりに産業として成り立っているようだが、問題は日本のメーカーにお金が落ちていないこと。 というのも台湾ではアダルト・ビデオは著作物ではない。 21日、日本メーカーが敗訴した裁判があったので、「台湾のAVと著作権問題」について簡単にまとめてみたい。 ■日本企業の敗訴 アダルトビデオは著作権の保護を受けず=日本AVメーカーが愛爾達科技など台湾企業を訴えるも不起
2013年3月16日 15時0分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 日本雑誌協会がスポーツ紙とヤフーなどのネットメディアに抗議 写真誌、週刊誌の早刷り・中吊り広告の見出しをもとに無断でニュースを作成 各スポーツ紙に早刷りの引用禁止を通達 日本雑誌協会がスポーツ紙とヤフーなどのネットに猛烈抗議に出た。 先日開かれた2月の定例理事会での決定を受け、スポーツ紙などが写真誌、週刊誌の早刷り・中吊り広告の見出しをもとに無断でニュースを作成し、発売日に同時掲載するケースが増えているのを改めて欲しい、と通達したのである。 引き金をひいたのはフライデー。 昨年11月、度重なるスポーツ紙の“無断引用”に激怒した同誌は、各スポーツ紙に早刷りの引用禁止を通達した。 本来、スクープは写真誌、週刊誌にとっては売上増につながる大切なもの。それがスポーツ紙やテレビで、あたかも自分たちが抜いたように報じられ
WEBの中にどっぷり身をおいているといわゆる「パクリ炎上」事件ってのは定期的にお目にかかる機会がありまして。自分のブログがどこそこのブログに無断転載されたとか、色んなブログのネタかき集めて転載する乞食サービスが始まったとか。 当事者にならないとなかなか著作権とか引用のことについて真面目に考えたりしないですけど、ブログ書いてりゃ他サイトの引用なんて「やらねばならない」ことも日常茶飯事で、そう考えるといつ自分が「権利侵害者」側にまわるかわかりません。 「良識の範囲」でやってれば大抵問題ないんですが、これがまた曖昧模糊としていて個人の解釈が大幅に違ったりするので、具体的な「引用の要件」についていま一度確認しておいたほうがいいですよね、そろそろ。 定義と要件 著作権法の本文は総務省のe-GOVサイトで確認できるので最低限これくらいは流し読みしておいてください。 著作権法 法律上の「引用」の取り扱い
違法ダウンロード刑罰化への津田大介氏の国会参考人発言を書き起こしました 2012-06-20 平成24年6月19日の文教科学委員会における、津田大介氏の参考人発言を書き起こしました。津田氏の発言は非常にわかりやすく、書き起こしたら違法ダウンロード刑罰化問題について理解する人が増えるのではないかと思ったからです。 なお、見出しの追加は僕によるものです。また発言内容に関して、一部てにをはの加筆修正、前後重複する発言の一部修正、そして「あー」「まあ」「やはり」などは相当数削除しました。 期間限定ですが、ニコニコ生放送でタイムシフト視聴が可能です。津田大介氏の発言は3:36:00頃から20分間ほどです。かなり長文なので、動画が観れる方は読むより観るほうが早いかもしれません。ではどうぞ。 目次 前段、自己紹介 みなさんよろしくお願いします。津田と申します。 すいません、まず最初に、こんな不謹慎な金髪
これが事実だとすれば一大事、祭りどころの騒ぎではなくなるはずだ。掻い摘んで説明すると、日本の楽曲の著作権を管理する団体ご存じJASRACが、ご自身のホームページ内で使用しているJavaScriptの一部に、他人のソースと思われるコードを流用している可能性が高まった。しかも著作表示もなく、あろうことかオリジナルの著作表示は削除されていた。おいおいJASRACがソースコピペってマジなのかよと思うかも知れませんが、マジです。 ※今回は、技術的な話でかつ長いので『私には難しいかも・・・』と思う方もいらっしゃると思います。なるべく理解しやすいように記述しました。ちょっとだけお付き合いいただきたい。 さて問題があるのは下記URLにあるページのスクリプト(nav_rollover.js)である。このJavaScriptは、jQueryと呼ばれるJavaScriptライブラリを使った、画像のロールオーバ処
Twitterと連携した写真投稿サービスTwitPicで、利用規約の改正をめぐって一部ユーザーがボイコットを呼びかける「炎上」騒ぎが起きた。問題となったのは、投稿した写真の権利をめぐる条項だ。 5月10日に改正された規約は、TwitPicに投稿された写真の著作権は投稿者にあるとしつつも、ユーザーはTwitPicにコンテンツをアップロードすることで、同社にコンテンツの利用を認めることになるとも述べている。またユーザーがコンテンツを削除しても、TwitPicはその写真を「商業的に妥当な期間」利用でき、削除したコンテンツのコピーをサーバに保持できるとも書かれている。 これに対し、Twitterには「#boycottwitpic」タグをつけたユーザーからの怒りの書き込みが相次いだ。ユーザーらは「TwitPicがわれわれの写真を売るのならボイコットする」「TwitPicをやめてYforgに乗り換えた
アダルトPCゲームメーカーAileのTwitterアカウントより、ニコニコ動画への同社ゲームソフト「relations sister×sister.」プレイ動画のアップロードについて怒りのTweet。 ただいま絶賛激怒中 本日Aile公式blogにて重大発表を行います 著作権に関する問題です Aileが潰れるとかではありませんよTue May 10 05:35:44 via Twitter for iPhoneみやび@Aile miyabi_aile 正規購入ユーザーのゲームを楽しむ権利を貶める、愚弄する行為には徹底交戦します。不退転の決意というものを思い知って頂きますよ。いまさら削除しても無駄です。悪しからず!Tue May 10 05:45:38 via Twitter for iPhoneみやび@Aile miyabi_aile 著作権侵害(知的著作権)のプロを味方にしました。割れよ
今日はいつもと少し視点を変えて、自分のコンテンツをパクったサイトがあった場合に、そのサイトが検索エンジンで表示されないようにする手順を紹介します。しかも、グーグル公式の方法で、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく正式な方法です。 サイトのコンテンツがパクられた!世の中には、他人の著作物を盗用することに一切の罪の意識をもたない人も多数います。そのため、あなたのサイトのコンテンツを(自動的にまたは手動で)コピーして別のサイトを作り人がいないとは限りません。特に、あなたのサイトが人気を集めていて、RSSフィードを提供していればなおさらです。 そして、場合によってはあなたのサイトのコンテンツを盗用した悪質なサイトが、検索エンジンであなたのサイトよりも上位に表示されてしまう場合もあるでしょう。 最近のグーグルは重複コンテンツの扱いがうまくなっており、同じコンテンツが複数の場所で掲載されてい
ニコニコ動画を運営する株式会社ニワンゴの取締役である木野瀬友人(キノセトモヒト)氏が驚きの事実をTwitterで明らかにした。歌詞をつぶやくと、JASRACの利用料が発生すると言うのだ。 JASRACの利用料とはもちろん音楽著作権の利用料。たった140文字の世界でもこれをつぶやけばお金を取るというから驚きだ。利用料は誰に発生するのだろうか? ユーザー? それともTwitter? アメリカのTwitter社から利用料を徴収するつもりならそれはそれで面白いが。 この件についてTwitterユーザーの間では「つぶやきまくってた」「つぶやきが既存の歌詞と一致してない自信がない」「JASRACは無断フォロー禁止!」「これはひどい」「本気なんだろうか」「そろそろくると思ってた」などと話題になっている。 今後、Twitterユーザーは不用意に歌詞をつぶやかないように気をつけた方がいいだろう。そうそう、作
[PR] 本ブログの商品紹介リンクには広告が含まれています お仕事で四国から飛んで帰っている間にGoogle様が「Google日本語入力」をリリースしていました(Google様のブログ参照)。 ATOK とか MS IME とかと同じ役割をする、かな漢字変換エンジン。Windows と Mac の両方揃って、どちらも無料です。 まだ現物は試していないのですが、上記のブログの説明や Twitter に流れている試した人の感想を読む限りでは、かなりすごい。破壊的にすごい。 Google が蓄積している Web 上のテキストの膨大なデータを辞書に使っていて、Web から機械的・自動的に辞書を生成することで、人手ではカバーしきれないような、新語、専門用語、芸能人の名前などを網羅的に収録しています。高い変換精度を実現するために、Web 上の大量のデータから統計的言語モデルを構築し、変換エンジンを構成
キリスト教の「与えよ、さらば与えられん」。 英語の「Give and take」。 昔みて感動した映画「Pay forward」。 バラバラのように聞こえるこれらのフレーズ。でも私には同じことを意味しているフレーズに見えます。そのメッセージは 「まず提供しなさい。そうすると想像もしていなかったものが提供されるますよ」。 順番は必ず「提供」が先。ここがポイント。「鶏が先か卵が先か」なんて言葉で曖昧に議論を終わらせてしまうこともあるけれど、物事を本質まで考えたら、多くは論理的順序が見いだせるのではと思っています。そして、この場合は必ず提供が先なのです。 オープンカルチャーのダイナミズムもここにある気がしてなりません。 例えばブログ。私がブログでさまざまな有益な情報を提供するとする。そうすると自分が提供した以上のフィードバックがあり、知らなかったことを知ったり、新しい視点で物事を考えさせて
2009年7月25日から11月8日まで森美術館で開催される「アイ・ウェイウェイ展-何に因って?」。日本の美術館として初めてクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを採用し、館内での写真撮影を許可する企画展を実現しました。 私自身、クリエイティブ・コモンズのアドバイザリーとして今回の試みを支援した立場のため、「美術館の中で写真撮影できる」という事実が、訪れた観客にどのように受け止められるか、そしてアート業界やメディアからどのような反応があるか、とても楽しみでもあり不安でもありました。 ただアート業界にとってもクリエイティブ・コモンズにとっても、とても大切な一歩だと認識しており、表面的な「良かった!」というコメントではなく、もう少し踏み込んだ形で自分の考えを整理しようと思います。 まず、私は今回の森美術館が写真撮影を公式に許可したことは素晴らしいことだと思っているし、日本だけでなく世界の美術館にお
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