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  • 首相側近、元号案を独自に提示 国書出典「佳桜」など3案 | 共同通信

    Published 2024/04/21 21:01 (JST) Updated 2024/04/22 08:16 (JST) 元号「令和」を巡り、当時の安倍政権で首相秘書官を務めた今井尚哉氏が2019年4月1日の発表前、元号選定の実務を担う事務方とは別に、国書(日本古典)由来の元号案「佳桜」など3案を安倍晋三首相に独自に提示していたことが21日、政府関係者への取材で分かった。発表前に政府の事務方内で漢籍(中国古典)由来の「万和」が「平成」に代わる元号として最も有力視されていたことも判明。発表から5年を経て終盤の詳細な選定過程が明らかになった。 関係者によると、杉田和博官房副長官(当時)をトップとする事務方が複数の専門家に依頼して得た「英弘」「広至」「久化」「万和」「万保」の5案のうち、石川忠久二松学舎大元学長(故人)が「史記」を典拠として考案した万和が有力とされた。ただ安倍氏は、国書では

      首相側近、元号案を独自に提示 国書出典「佳桜」など3案 | 共同通信
    • 「漢文は教養だ!」って議論が再度賑わうが「その教養、ぜんぶ現代口語訳で学んじゃだめですか?」と問われたら? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

      さっき、Xにも投稿したけど、こっちにも書いておくわ。 自分は個人としては格別に漢文好き(このブログに、多くの証拠が残ってる筈だ)。 だからこそ、原則に返って問うけど… 【質問】教養を比べるなら、「漢文は読めないので、現代日本語訳で論語や史記や三国志演義を全部読みました」というのと、 「漢文の読み方は覚えました、それらは読んでませんが」、だと、どっちが「教養」あるの? これと同じことを、古代ギリシャ語やラテン語で考えてもいいわけだけど。 だいたい古文は甘えすぎなんや。古文や漢文以外にも、学校の教育に取り入れてほしいほどだが学習時間の確保ができずに無念さを噛みしめざるを得ない科目なんてゴマンとあるんや。「役に立ちます。春は揚げ物で笑えます」程度で認めてもらえるなんておかしいで。サンスクリット語をやりんさい。— 慈永祐士 (@jiei_yushi) February 29, 2024 これは本当

        「漢文は教養だ!」って議論が再度賑わうが「その教養、ぜんぶ現代口語訳で学んじゃだめですか?」と問われたら? - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
      • 人を叱るときは「人前で」が、なぜ重要なのか(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

        川崎製鉄とNKKの統合により誕生したJFEグループのトップとして、鉄鋼業界の国際的な再編のなかで経営を指揮、その後NHK経営委員会委員長や東京電力会長を歴任したプロ経営者でもある數土文夫さん。製鉄所のエンジニアとして技術畑を歩み、やがては経営の道へと進むなかで、歴史や中国古典を座右の書に「人間学」を学び、財界きっての教養人としても知られる。そんな數土流マネジメントの流儀の一部と、リーダーのための組織運営の知恵をご紹介しよう。(第3回/全3回) 【写真】世界最大の規模を誇るJFEスチール西日本製鉄所福山地区の高炉。 ■失敗も危機も経験したことがない 経営には人間学が必須です。人間に興味がない人が、人間の集団を率いることはできません。私が川崎製鉄の社長だった時代も、「人間に興味がない者を上級管理者にするな」と、口癖のように人事部に言っていました。 人間に興味を持つことは経営者として成功するため

          人を叱るときは「人前で」が、なぜ重要なのか(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
        • 終わらない氷河期~疲弊する現場で:空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望 | 毎日新聞

          バブル崩壊後の採用が少ない時期に、辛酸をなめた就職氷河期世代。彼らはそれぞれの業界、職場で長く苦闘を続けてきたが、制度改正や合理化によって労働環境の劣化は一層進んでいる。疲弊する現場の今を追った。 ×    × 遅刻しないよう、朝は早めの5時に起き、自宅のある埼玉県東部から2時間以上かけて神奈川県西部にある私立大学に向かう。1時間半のフランス語の授業を2コマ終えると、休む間もなく千葉県北部の私立大学へ。電車の中で昼食のおにぎりを詰め込み、2時間後にはまた教壇に立つ。文学や芸術の授業を午後6時に終え、帰宅する頃にはくたくただ。「毎日違う大学に行っています。一つの職場で集中したいですが、仕事があるだけましですね」。約15年間、非常勤講師を続けてきた川本昌平さん(50歳、仮名)は淡々と日々のスケジュールを教えてくれた。現在は六つの大学で講師を掛け持ちする。細いレンズのめがねにアーガイル柄のセータ

            終わらない氷河期~疲弊する現場で:空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望 | 毎日新聞
          • 息子が2元(約40円)貸してと言うので理由を聞いたら、マンション内で少年がお店を開いていて買い物がしたいと。警戒しつつ話を聞いたら凄く楽しそうな世界だった「さすが史記の国…」「司馬家の末裔か…?」

            Hayakawa Ayako @AyakoHayakawa 昨日マンションの公園で男子VS女子の大戦争が起こり、前にも男子女子の戦いがあったのかその歴史書を見たいという。その子は歴史書の他にも誰かが拾って、皆の間で流行りまたいつの間にか遊ばれなくなった物(バイクのミラー、変な形の枝、壊れたおもちゃなど)を記念品として売っているんだそう。 2022-06-01 10:01:46 Hayakawa Ayako @AyakoHayakawa 「这是大大小小的孩子们玩儿的东西。虽然很小,但里面装满了孩子们的快乐的记忆」記念品にはこんなカードが添えてある。大人に見つかると怒られるので人が少ない所にひっそり現れるそう。木を削っておもちゃを作り小さい子にあげたり。このマンションにそんな素敵な子が居たなんて!詩人じゃ無いか‼︎ 2022-06-01 10:01:46

              息子が2元(約40円)貸してと言うので理由を聞いたら、マンション内で少年がお店を開いていて買い物がしたいと。警戒しつつ話を聞いたら凄く楽しそうな世界だった「さすが史記の国…」「司馬家の末裔か…?」
            • 大河ドラマ「光る君へ」の漢文とアナクロニズム|桃井御酒

              昨日かなり遅ればせながら、大河ドラマ「光る君へ」の第1回を観た。 力の入ったセットや小道具で、それらしい雰囲気が出ていてよかった。大筋で雰囲気が出ているから、細部にあるアナクロニズム(後の時代のものごとが紛れこむ時代錯誤)が、かえっておもしろい。 「光る君へ」の調度品のしくじりを発見。 藤原兼家の後ろの唐屏風に書かれている人物が明らかに清国人w(平安時代だったら宋代か唐代の人物のはずなのに)#光る君へ pic.twitter.com/zwc1jeaayX — 介 (@suke88887) January 7, 2024 視聴前にこのツイートを見ていたから、多少の先入観があったことは否定できない。けれども、過去を描くのにアナクロニズムはつきものだ。無毒なアナクロニズムなら、アナクロニズムとして美味しく楽しめばいい。 第1回は少女時代の紫式部の話。ちなみに「少女時代の紫式部」という表現もアナク

                大河ドラマ「光る君へ」の漢文とアナクロニズム|桃井御酒
              • ゆくゆくは漢字を絶滅させるはずだった…「中国の漢字」が妙に簡略化されている恐ろしい理由 中国共産党は「漢字は劣った文字」と考えていた

                漢字はいつ、どのようにして生まれたのか 漢字はおおむね甲骨文→金文きんぶん→篆てん書→隷れい書→草書・行書・楷書と発展してきた。 甲骨文は殷いんの時代(紀元前17世紀頃~紀元前1046年)に使われていたもので、主に骨や甲羅に書かれていたもの。長らく失われていたが、清末に発見され、20世紀になってからようやく研究された。 甲骨文字は、最初に発見した王懿栄おういえいが薬として服用するための竜骨(大型哺乳類の化石化した骨)に文字が書かれているのに気がついたというエピソードがよく語られているが、これは事実ではないらしい。こうした出来すぎた物語はたいてい作り話である。 甲骨文の次の段階である金文は、青銅器に鋳込まれていたもの。中国の古代史研究と言えば、かつては漢代の『史記』など、後世に成立した文献を中心に行うものだったが、最近は発掘調査が進んだので、金文を用いた研究もさかんになっているときく。 篆書

                  ゆくゆくは漢字を絶滅させるはずだった…「中国の漢字」が妙に簡略化されている恐ろしい理由 中国共産党は「漢字は劣った文字」と考えていた
                • 36歳歌手の若すぎる死が示した「ビンロウ」の危険性

                  【10月17日 東方新報】中国では「史記」や「紅楼夢(Dream of the Red Chamber)」にも記述があるほど古くから親しまれてきた、ビンロウ。一部の人にはなくてはならない嗜好(しこう)品とも伝統的な風習とも言えるかもしれないが、今、その発がん性と危険性が改めて注目され、規制が強化されつつある。 ビンロウとは、ヤシ科の植物。太平洋の島々や東南アジア、中国では主に南部では、その実を嗜好品として、噛(か)みたばこのようにそしゃくする。見た目は大きめのオリーブのようで、葉に巻いて売られていることもある。旅先で、現地の人が何やら歯を真っ赤に染めて噛んでいたり、まるで血液が混じったかのように見える唾を吐き出したりしている様子を見た人がいれば、まさにそれだ。アルコールやたばこに似た覚醒作用があり、中毒性がある。 中国でそのビンロウへの風当たりが強くなったのは、今年9月、著名な男性歌手、傅

                    36歳歌手の若すぎる死が示した「ビンロウ」の危険性
                  • 甘寧(田島くん)と酒を飲んで、ファミコン版の三國志のことを思い出した話

                    つい先日、数年ぶりに友人の甘寧(かんねい)と酒を飲みまして、大変懐かしかったので、今日はファミコン版の「三國志」の話をします。 三国志をご存じの方なら、一行目から「こいつは何を言っているんだ???」という疑問を抱かれたと思いますので順を追って話しますと、甘寧というのは私の小学校来の友人の田島くん(※仮名)のことです。 田島くんが何故甘寧かというと非常に単純な話でして、それは彼が甘寧に酷似しているからです。 これが甘寧です。そして田島くんです。当時から似ていましたが大人になってより一層甘寧になっていました。 ご存じの方には今更の話で恐縮ですが、光栄(現コーエーテクモゲームス)の「三國志」には「武将」が出てきます。 劉焉、曹操、孫権などの皆さんよくご存じの中国・三国時代の英傑たちを操って中華全土を統一することが目的のゲームなのですが、当時既にファミコン移植されていた「信長の野望・全国版」が基本

                      甘寧(田島くん)と酒を飲んで、ファミコン版の三國志のことを思い出した話
                    • 『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                      Executive Summary 司馬遷『史記』に登場する焚書坑儒は、儒者どもが体制批判したせいだとされるが、実は穴に埋められた儒者たちにもそうされる十分な原因があったのかもしれない。かつて儒者を厚遇していた始皇帝だが、封禅の儀式のやりかたに結論を出せず、しかも後から揚げ足をとって悪口を述べた儒者の役立たずぶりに呆れた可能性がある。 これは二千年以上の時をこえた現代であっても、儒者=知識人の役割について何かしらの示唆を与えるものかもしれない。いやあ、古典って本当にすばらしいですね。 落合『殷』を読んでちょっと興味が向いて『史記』を実際に読み始めておるですよ。 史記 全8巻セット (ちくま学芸文庫) 作者:司馬 遷筑摩書房Amazon 一応歴史記録で話は淡々と進むし、本紀ではなぜか各種エピソードが何度か繰り返されて、続きを読んでいるつもりが話が戻っていたりして面食らうし、おもしろいからみん

                        『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                      • 辺境と文明が逆転する『遊牧民から見た世界史』

                        中国がなぜ中国かというと、世界の中心を意味するから。 中国皇帝が世界の真ん中にあり、朝廷の文化と思想が最高の価値を持ち、周辺に行くにつれ程度が低くなり、辺境より先は蛮族として卑しむ華夷思想が根底にある[Wikipedia:中華思想]。 しかし、蛮族とされている遊牧民から見ると、舞台はユーラシア全体となる。遊牧生活によって培われた軍事力で圧倒し、スキタイ、匈奴の時代から、鮮卑、突厥、モンゴル帝国を経て、大陸全域の歴史に関わる。中心と周辺が反転し、中華は一地域になる。 視点を反転することで、いままで「常識」だと考えてきたことが揺らぎ、再考せざるを得なくなる。歴史を複眼的に眺めるダイナミズムが面白い。『遊牧民から見た世界史』は、その手がかりを与えてくれる。 「モンゴル残酷論」の誤り たとえば、「モンゴル残酷論」これは誤りだとする。 モンゴル帝国といえば、暴力、破壊、殺戮というイメージが付きまとう

                          辺境と文明が逆転する『遊牧民から見た世界史』
                        • 役に立つ研究とは、みたいな話だがまとまらない - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                          昨日、『史記』の記述をもとに「知識人、昔から変わんねーなウププ」という小文を書いた。 cruel.hatenablog.com するとこれを見てツイッターで「昔の中国の儒学者は、いまの知識人とは役割ちがうんだよ、そんなことも知らないのかバーカ、いまの知識人は何も役にたたなくていいんだよクソが」という非常に建設的なコメントをしてくれた人がいる。えーと、これか。 当時の儒教は現代でいういわゆる「学問」ではないんだよね。役に立たないことに没頭する「学問」は余裕がある文化人にのみ許された行為であり、役に立たないからこそ価値があるの。役に立ったら学問としては邪道よ。 / “『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「…” https://t.co/SjJeAf6dnj— でかいの (@dekaino) February 6, 2022 前半はその通り、というか、あそこに挙げた大室幹雄『滑稽』

                            役に立つ研究とは、みたいな話だがまとまらない - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                          • 「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠

                            blog.tinect.jp 黄金頭さんがbooks&appsで図書館利用について文章を書いてらっしゃった。エッセイと呼んで似合いの文章だと思う。はてなブログのエッセイストとして、はじめのほうに名前の挙がるブロガーではないだろうか。 図書館の利用については私にも来歴があり、思い入れがある。 触発されてそれを書いてみたくなった。書いてしまえ、と思う。 図書館で本を借りることを忘れていた 私は小さい頃から図書館に連れていってもらっていたので図書館で本を借りることには抵抗がない。当時の実家には蔵書と呼べるものはなく、狭い廊下の本棚には父の職業上の専門書と『史記』が、それと母が親族からもらい受けた、古びた子ども向け図鑑一式と絵本が収納されていた。それらのおかげで小中学生の頃は国語と理科と社会については苦労しなかった。 けれども高校時代からしばらく、図書館のことは忘れていた。大学生時代、レポートをつ

                              「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠
                            • 世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた

                              まず、自分の歴史認識が古いこと。 学校で習った「歴史」は、石油危機と東西冷戦のあたりで終わっている。そして当然、私が生きているあいだも歴史は書かれていく。 しかし、私はそれらを「ニュース」として知る。 メディアやネットを通じた出来事として接する。大きな事件や紛争の報道には、そこに至る経緯も解説されるが、それだけだ。私は少し心を痛め、赤十字に募金し、次のニュースを見る。ニュースは上書きされ、私の関心や、日本との関わりが遠いほど速やかに流されてゆく。 食糧問題は解決した? 例えば、飢餓人口について。 どこかで「飢えに苦しむ人は大幅に減少している」と耳にしたことがあった。食糧問題や貧困は大きく解消に向かっているという主張だったと記憶している。 しかし、サハラ以南ではここ半世紀一貫して増加していることを知った(下図参照)。また、世界全体から見ても、2014年を境に増加に転じていることが分かった(※

                                世界史をやり直したら、自分の時代錯誤に気づいた
                              • 夢枕獏公式Blog「酔魚亭」 : 夢枕 獏「静かに、しかし強く、なお強くこみあげてくるもの」 - ライブドアブログ

                                2020年04月13日10:12 カテゴリ 夢枕 獏「静かに、しかし強く、なお強くこみあげてくるもの」 静かに、しかし強く、なお強くこみあげてくるもの 夢枕獏 心の中に湧きあがってくるものがあるのである。 原稿を書いていても、窓から外を眺めていても、それは湧きあがってきて、消えない。怒りと言えば怒りなのであるが、その半分は哀しみのようなものだ。 それは、うまく表現できないのだが、 「馬鹿だなぁ、人間は……」 という思いのようでもある。 「愚かだなぁ、人類は……」 というあきらめのようでもある。 もちろん、この“馬鹿”と“愚か”の中には、ぼく自身も入っている。 人は馬鹿で、愚かで、つい保身に走りたくなる。自分が可愛い、そういうものでできている。だから、できるだけ、人の愚かさを愛そうと努めてきた。許そうと努めてきた。当然ここには下心もある。 だから、ぼくの馬鹿や愚かも許してねという下心である。

                                • アニメ『宝石の国』をニコ動で見てて、とあるコメントに対する返しに「教養が要る笑い」を感じた「教養は無駄遣いしてこそ」

                                  ルルビイ @ruruvi 宝石の国のアニメをニコ動の公式配信で観てるときに流れた「シンシャちゃんペロペロ」ってコメントに「始皇帝ニキおっすおっす」みたいなレスが付いてたの、だいぶ教養が要る笑いだったなって(始皇帝は水銀を不老不死の妙薬と信じて摂取し死亡したとされる+辰砂は赤色硫化水銀で水銀製造の原料) ルルビイ @ruruvi 何見てんだよいやらしいわね。人間として多々ブレる。妄言を吐き続ける限界カプ厨。FGOとポケモンが多め。人類最古のキュケオニスト。ご歓談勢。二次創作えっち絵は気が沈んでしまうタイプ、地雷まみれ。生まれる時代を間違えた。フレポルは万病に効く。全人類くら寿司のマンガを読め。 リンク Wikipedia 宝石の国 『宝石の国』(ほうせきのくに)は、市川春子による日本の漫画。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2012年12月号より連載中。2021年3月号から休載していたが、

                                    アニメ『宝石の国』をニコ動で見てて、とあるコメントに対する返しに「教養が要る笑い」を感じた「教養は無駄遣いしてこそ」
                                  • 【書評連載】『100分de名著』(NHKテキスト)に公共放送の本気と闇を見た|山本一郎(やまもといちろう)

                                    月刊『MONOQLO』で書評連載を続けて早ン年、読者の皆さんからたびたび「Webと連動せんの?」と言われていたのを思い出し、先月24年1月号の掲載本をプレイバックしようと思うんですよ。 お題はNHK『100分de名著』でございますね。 ぶっちゃけ、毎月いろいろあって面白い。もうこれでいいじゃん 世には本の要約サービスがあって同一性保持権で面倒ごとがあったり、隙間時間にAudibleを1.5倍速で聴き読んで理解したつもりになって全部忘れてたり、いろいろあるじゃないですか。 でもNHKが繰り出す『100分de名著』は違う。本当の意味で、知の塊を口の中に押し込むような、確かに大学時代に良く分からん授業で岩波新書のような良書()を課題図書に掲げられ、そのクソ難解な何かを押し込まれて四苦八苦するのとはまた異なる、完全なるそれっぽい世界に誘ってくれるのであります。 いわば、歴史や物理学のような「教科書

                                      【書評連載】『100分de名著』(NHKテキスト)に公共放送の本気と闇を見た|山本一郎(やまもといちろう)
                                    • 超閲覧注意!世界史に名を轟かせる暴君・悪漢ランキングトップ100!~ヤバイ奴らのオールスター~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~

                                      今回の記事は前回の記事に寄せられた「女性ばっかり悪く書かれるのはおかしい!!」というコメントから始まった。 www.myworldhistoryblog.com 他にも「暴君のランキングはないの?」みたいなコメントもいただいたし、確かに女性のランキングだけだと男女平等に反するのかも知れない。ということで今回の記事を書き始めた訳だが、とにもかくにもエライことになったなという感想である。 前回の記事もある意味狂気に彩られていたが、今回の記事はもはや狂気そのものと言って良く、前回みたいにこの記事の感じを簡単に書くと以下のようになるだろうか。 前半:暴君というより「暴君的な人物」 中盤:完全なる暴君(悪漢)、段々と感覚がおかしくなってくる 後半:酷すぎて同じ人類として生まれたことを恥じるレベル 特に後半は人類の狂気が集まっている。タイトルにもあるように超閲覧注意である。 全部書き終えてからこの前文

                                        超閲覧注意!世界史に名を轟かせる暴君・悪漢ランキングトップ100!~ヤバイ奴らのオールスター~ - 俺の世界史ブログ!~世界の歴史とハードボイルドワンダーランド~
                                      • 特定のイディオムだけで使われる英単語はen.wikipediaの"Fossil word"に集まっていると… - 🍉しいたげられたしいたけ

                                        前回6月3日付拙記事 へのブックマークコメントで、東雲長閑(id:shinonomen)さんから教えていただきました。"Fossil word" は「化石語」という意味です。 en.wikipedia.org 語それ自体はすたれたものの特定のイディオムの中で生き残っている状態を「化石」と表現しているようです。ただしこの状態は語義においても発生し "merchant navy"(ある国の保有する全商船)における "navy" は海軍ではなく「商業艦隊」という古い語義を保っているとのことでした("navy" の語源はラテン語の「船」との由)。 おおおおお、これはすごい! お礼申し上げます。ありがとウサギ(←少し後で出てくるしょうもない=必然性の薄いギャグへの伏線 さっそく読みに行きました。第一印象「む、難しい…」。 ざっと眺めたところ、知っていたのは 前回拙記事中 に例示した "to and

                                          特定のイディオムだけで使われる英単語はen.wikipediaの"Fossil word"に集まっていると… - 🍉しいたげられたしいたけ
                                        • 【2021年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                          今月は歴史専門書の数が多いです 2021年7月~9月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は50冊あります。目下の国際関係を反映してか、中国関係の書籍が非常に多いのが特徴です。それではどうぞ。 注目の新書・選書 新書・選書からは9冊。個人的な注目は『高地文明―「もう一つの四大文明」の発見』『書物と貨幣の五千年史』です。 1.『日韓関係史』 木宮 正史 著 岩波新書 2021/7/20 税込924円 日韓関係史 (岩波新書 新赤版 1886) 作者:木宮 正史 岩波書店 Amazon 日韓関係は、なぜここまで悪化してしまったのか。交流が増えるにつれて、日韓の相互理解は進むはずではなかったのか。――その謎を解明するため、本書は一九四五年から現在に至る歴史を、北

                                            【2021年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                          • 中国ワインの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                            中華皇帝も愛したワインのお味 あまり一般には知られていませんが、中国は世界でもトップレベルのワイン生産国であります。 数字を見ると、2017年のワイン生産量は1.8億リットルで世界7位。上位はイタリア、フランス、スペイン、アメリカ、オーストラリア、アルゼンチンなど有名どころが並びます。中国はチリ、ドイツ、ポルトガルといった伝統的なワイン生産国よりも生産高が多いのです。 中国では1980年代から、増加する中国人のワイン需要に対応するため、中央と地方政府の指導と支援が積極的に行われています。数字は巨大ですが主に国内で消費されるため、海外輸出は少なく、あまり目立たない存在です。 歴史をさかのぼると、中国のワイン生産は歴史的にも古いものがあります。 1. 西域のお酒「葡萄酒」 中国では古くから現在の我々が言う所の「ワイン」に類する酒があることが知られていました。しかし一般に広く知られていたというこ

                                              中国ワインの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                            • 漢文の授業は本当に不要?『新釈漢文大系』シリーズを刊行する出版社「明治書院」に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

                                              ロックバンドのメンバーがツイッターで「漢文の授業ってまだあるの?」からはじまる漢文不要論を投稿し、賛否両論の反響が続々。すかさず反応したのが、国語・漢文関係の名門出版社「明治書院」。社長や編集者などにお話を聞いてきました。 国文学・漢文学の名門「明治書院」 老舗出版社と聞くと、書店街・古書店である神保町やお茶の水にあるのかなと思ったら、なぜか大久保。南に行けば歌舞伎町、北に行けば大久保コリアンタウンという、多様性のるつぼのような立地です。明治書院は1896年に神田錦町で創業し、今から15年前にこの地に移転してきたそうです。 私が明治書院に興味を持ったのは、中国古典のひとつである『易経(えききょう)』を学んでいるから。その延長で、ほ~んの少しだけ『論語』も読みます。学生時代は好きでも嫌いでもなかった漢文。あるきっかけで読みはじめ、「大人になって読む漢文はしみじみいいものだ」と感じています。だ

                                                漢文の授業は本当に不要?『新釈漢文大系』シリーズを刊行する出版社「明治書院」に聞いてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
                                              • 『漢文法基礎』存疑 - researchmap

                                                序 加地伸行氏の著『漢文法基礎:本当にわかる漢文入門』(以下「本書」)は、当初二畳庵主人の筆名で受験指導大手Z会の機関誌に連載され、1977年に増進会出版社から単行された『漢文法基礎』に基づいて、2010年10月に講談社学術文庫の一冊として復刊された漢文の指南書である。本稿は、私の手元にある本(2012年4月第10刷)に基づいて記述している。 私は教師業を始めた2012年ころに、学生に推奨できる手ごろな指南書を探すなかで、多くの大学の漢文講読の授業のシラバスに参考図書として挙げられているのを見て、本書を入手して読みはじめたが、その内容に疑問を覚えるところがあった。以来、私は自信をもって学生に本書を推奨することができなかったが、2021年現在、本書はやはり多くの大学のシラバスに参考図書として挙げられている。 そのような状況からして、私が推奨せずとも、学生が本書を読んで知識を得ている可能性があ

                                                • まめ@史記人物大好きクリエイター on Twitter: "キングダムが流行しているのに、ネット上で、始皇帝についての記事が充実せず、史実の始皇帝たちの話題も特には活発ではありません。 匿名掲示板で歴史マニアが語る「ゲームや漫画のヒットでマイナーな時代を流行らせる」ことが絵空事であるのが… https://t.co/y9gy5vCXrY"

                                                  キングダムが流行しているのに、ネット上で、始皇帝についての記事が充実せず、史実の始皇帝たちの話題も特には活発ではありません。 匿名掲示板で歴史マニアが語る「ゲームや漫画のヒットでマイナーな時代を流行らせる」ことが絵空事であるのが… https://t.co/y9gy5vCXrY

                                                    まめ@史記人物大好きクリエイター on Twitter: "キングダムが流行しているのに、ネット上で、始皇帝についての記事が充実せず、史実の始皇帝たちの話題も特には活発ではありません。 匿名掲示板で歴史マニアが語る「ゲームや漫画のヒットでマイナーな時代を流行らせる」ことが絵空事であるのが… https://t.co/y9gy5vCXrY"
                                                  • 焚書坑儒の続き:学者もその批判も昔から同じ。徐福も、無駄金づかい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                                    以前、史記の焚書坑儒の話をした。 cruel.hatenablog.com ここでは、焚書坑儒の理由が封禅の儀式をめぐる話と関係があるんだろう、という説を紹介してそれの通りに書いた。でも、その後も史記をちまちま読んでいたんだが、なんか秦の始皇帝のところを読むと、普通に焚書坑儒の理由は書いてある (前回は、その封禅の儀式のところだけつまみ食いした)。きちんと部下からの進言があって、それをもとにやったのね。そしてそこの部分だけでも、封禅の儀式の話と主張はまったく同じだ。儒学者どもは、実用性のある役に立つ知識を持たず、何も結論を出せず、そのくせ批判だけは口うるさかった。 それよりもっと手厳しいかも。学者が訓詁学に堕している理由、それがかつてはオッケーだった理由も、そのえらい部下はきちんと分析し、進言している。時代とともに学問も進歩しなければいけない! 立派です。 その当該ヶ所を以下に引用。 始皇

                                                      焚書坑儒の続き:学者もその批判も昔から同じ。徐福も、無駄金づかい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                                    • 酒池肉林の"肉林"はえっちな要素ではない!→時代背景を踏まえたパーティー会場のイメージ「光景には性欲要素もある」

                                                      So Takamoto @tkmtSo 酒池肉林、勘違いされがちだけど肉林は肉欲のことではなく焼いた肉をたくさん吊るして本当に林っぽくした状態のことを指していて、酒池はともかく肉林はそんなにそそられるか…?と気になっていたのだけど、あるとき肉林はつまりケバブパーティーだぞって言われて以来やりたさを理解できるようになった リンク www.weblio.jp 酒池肉林とは - Weblio辞書 「酒池肉林」の意味は《「史記」殷本紀の「酒を以て池となし、肉を懸けて林となす」から》酒や食べ物がふんだんにある、贅(ぜい)を極めた酒宴のこと。Weblio国語辞典では「酒池肉林」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

                                                        酒池肉林の"肉林"はえっちな要素ではない!→時代背景を踏まえたパーティー会場のイメージ「光景には性欲要素もある」
                                                      • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                                                        2024年6月30日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,053点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

                                                          ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                                                        • 「元号『令和』の決定経過」―既に中央公論で発表済―-笹川陽平ブログ(日本財団会長)

                                                          4月21日付共同通信から「首相側近、元号案を独自に提示 国書出典「佳桜」など3案」の見出しで、元号の決定について杉田和博官房副長官(当時)をトップとする事務方と今井尚哉首相秘書官がいかにも対立していたともとれる記事が配信された。この元号「令和」の決定経過については、中央公論1月号に筆者が詳細を寄稿している。 正確なところは、筆者の「中国古典にとらわれず新元号を」との産経新聞「正論」の記事を安倍首相が読まれ、元号を国書からと意思を固められた。その決定プロセスは、決して今井秘書官が独自に活動されたことではないのは明白です。以下中央公論の全文を掲載しますので、私の文章の不足点や異論などありましたら、是非ご教授下さい。 元号は内閣総理大臣に決定権があります。その決定プロセスは正確に行われたと確信しておりますが、元号決定に内閣総辞職をも考慮に入れた当時の安倍首相の心境や、関係者の皆さんには大変なご苦

                                                            「元号『令和』の決定経過」―既に中央公論で発表済―-笹川陽平ブログ(日本財団会長)
                                                          • チンコ切られた司馬遷が書いた史記を熱心に読んでて、去勢を知識として知ってたにもかかわらず、自国の文化として一切受け入れてない話

                                                            剣kenn @hskenncutter 近代以前の日本にはチンコを切る文化がなかった。割礼も去勢も行われていないから、男は包茎だらけで、宦官もカストラートもおらず、馬も気性が荒かった。チンコ切られた司馬遷が書いた史記を熱心に読んでて、去勢を知識として知ってたにもかかわらず、自国の文化として一切受け入れてない。 剣kenn @hskenncutter 去勢は家畜の生産管理と密接に結びついているが、大規模な牧畜をやらないなら去勢の必要性はかなり薄まってしまう。日本は田んぼでの米作りへリソースを全振りした社会なので、去勢文化が入り込む余地はなかったかもしれない。 剣kenn @hskenncutter 近代以後、家畜を去勢する文化がやっとこさ根付き始めるが、人間のチンコを切る文化は「高須クリニック」の登場を待たなくてはならなかった。割礼に見られる宗教的な感情とは無縁で、単に女にモテたいという動機

                                                              チンコ切られた司馬遷が書いた史記を熱心に読んでて、去勢を知識として知ってたにもかかわらず、自国の文化として一切受け入れてない話
                                                            • 主観 Esports の歴史

                                                              「あなたはずっと esports に携わっていたのですか?」…仕事で新しく関わる方から訊かれることが、よくあります。筆者にそういう自覚はありません。 筆者は厳密には「ライブ配信」の者です。あとはスマブラ勢です。おそらく同様に、長く「対戦ゲーム」に携わっていても「ずっと esports」という自覚が無い方はいらっしゃると思います。そこで、訊かれることも多いので、なぜスマブラをプレイしていた私が “esports” という意識がないのか、個人的な視点をまとめておこうと思い立ちました。 前提として、筆者の視点はアメリカ西海岸で StarCraft, Counter-Strike をやっていた連中の意見を元に構成していること。筆者がスマブラ勢であること。この辺に留意してください。 筆者の周りの方にはそんなに改めて申し上げるような内容ではないのですが、最近はじめられた方や、スマブラ勢向けに記していま

                                                              • 権力の腐敗と権力者に媚びる小物の権力行使 ~出世の階段として権力者に近づき、虎の威を借る狐として権力の濫用をすることによって権力は腐敗する - 日々是〆〆吟味

                                                                権力への所属と末端的腐敗の原因 〜権力者にぶら下がる小物、という権力腐敗の構図 自己拡張としての所属 権力による自己拡張 代理的権力の行使という名目の、自己利益のための権力行使 〜すなわち権力の腐敗 権力の刷新 気になったら読んで欲しい本 『三国志』(漫画,演義,正史) マキャヴェリ『君主論』 カウティリヤ『実利論』 有賀弘,阿部斉,斎藤真『政治』 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/12/16/190001 権力への所属と末端的腐敗の原因 〜権力者にぶら下がる小物、という権力腐敗の構図 自己拡張としての所属 たいして知らないにもかかわらず、思想的グループに参加している(かのように見せる)ことによって、その人の発言はその人個人の発言よりも大きくなります。極端にいえば有名人の名前を出して相手を威嚇するようなものですね。俺はジャニーズの誰そ

                                                                  権力の腐敗と権力者に媚びる小物の権力行使 ~出世の階段として権力者に近づき、虎の威を借る狐として権力の濫用をすることによって権力は腐敗する - 日々是〆〆吟味
                                                                • nix in desertis:2022受験世界史悪問・難問・奇問集 その2(早稲田大)

                                                                  〔番外編4・5〕早稲田大 文学部 <問題>3 設問4 下線部dに関連して(編註:ノルマン人はドニエプル中流域のスラヴ人地域にまで進出し,先住民と同化しながら公国を形成した),この国の王でギリシア正教に改宗し,これを国教とした君主の名を記しなさい。 設問5 下線部eに関して(編註:ノルマン人にはシチリアと両シチリアを征服する者も出て,彼らは同地で王国を建国した),最も適切なものを選びなさい。 イ この王国ではムスリムがキリスト教への改宗を強制され,彼らはモスリコと呼ばれて迫害を受けながら生活した。 ロ この王国はビザンツ帝国の一部となり,ギリシア正教世界の一員として地中海世界で繁栄した。 ハ この王国の王都パレルモでは,アラビア語の文献がラテン語に訳され翻訳活動の中心になっていた。とくにイブン=ルシュドがアリストテレスの翻訳を行ったことで有名である。 ニ この王国では13世紀に「シチリアの晩

                                                                  • 人を叱るときは「人前で」が、なぜ重要なのか 中国古典に見る人間学の知恵(3) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

                                                                    JFEホールディングスのトップとして、中国古典の教えを経営に生かしてきた。写真は、世界最大の規模を誇るJFEスチール西日本製鉄所福山地区の高炉。 失敗も危機も経験したことがない 経営には人間学が必須です。人間に興味がない人が、人間の集団を率いることはできません。私が川崎製鉄の社長だった時代も、「人間に興味がない者を上級管理者にするな」と、口癖のように人事部に言っていました。 人間に興味を持つことは経営者として成功するための極めて大きな要素だと思います。 そのために格好のテキストが中国の古典です。『管子』にしても、『論語』にしても、あるいは『韓非子』『孫子』『史記』『十八史略』などもすべて、リーダーが危機に直面したり、塗炭の苦しみに陥ったりしたとき、あるいはその逆で、何の憂いもない絶頂期にあったとき、何を考え、どう決断し、いかに行動するべきかを教えてくれる、まことに貴重な書物なのです。 こう

                                                                      人を叱るときは「人前で」が、なぜ重要なのか 中国古典に見る人間学の知恵(3) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
                                                                    • nix in desertis:2020受験世界史悪問・難問・奇問集 その3(国立大)

                                                                      本日はセンター試験と国立大(全部名古屋大)。おまけは間に合わなかったので、別日に更新します。みどころはやはりセンター試験で,かなり真面目に論じているので是非とも読んで意見が欲しい。 1.センター試験・本試験 世界史B <種別>出題ミスということになってしまった <問題>1 問5 下線部⑤に関連して(編註:支配体制),制度や政策について述べた文として正しいものを,次の①〜④のうちから一つ選べ。〔 5 〕 ① 魏で,屯田制が実施された。 ② ムガル帝国が,貴族に軍役と引き替えに土地を与えるプロノイア制が導入された。 ③ ベルンシュタインが,プロイセンで農奴解放を行った。 ④ ポルトガルで,アトリー政権が社会福祉制度を充実させた。 <解答解説> ②〜④はわかりやすく誤文。なお③はベルンシュタインがシュタインの誤りなのでダジャレである。①が正文=正解という普通の問題であったのだが,魏が三国時代の魏

                                                                      • 集団欲の重要性 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

                                                                        「私はバナナ」 大学生を使っての「孤独実験」というのを聞いたことがある 暗い部屋に1人閉じ込める 24時間後に部屋から出す 作文を書かせる⇒ まともなことを書く 36時間・・・ 48時間・・・ 72時間ぐらいすると少しおかしくなるという 「私はバナナ」などと書くようになる とのこと 人間には「集団欲」があり 孤独に弱く 集団欲を満足させないと簡単におかしくなる これは赤ん坊の時も同じで 脳生理学者に言わせれば「抱き癖がついてもいいから 良く抱きしめること」と言われてます 皮膚と皮膚の接触が集団欲を満足させるらしい 真っ暗闇で物音ひとつ聞こえない 刑務所にある独房などは 孤独を好むタイプの人間ですら耐えられないと言われます 「感覚が遮断され 気が狂いそうになる」 幻聴・幻覚がでてきたり 精神攪乱状態一歩手前になるそうです 重要な集団欲 集団で行動した方が 食料の調達 外敵から身を守る 病気や

                                                                          集団欲の重要性 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
                                                                        • nix in desertis:2023受験世界史悪問・難問・奇問集 その3(国立大)

                                                                          昨日の続き。本日は国立大をお届けする。集まったのはいつもの面々であった。一番注目されるべき問題が共通テストの日本史Bだったりするのは例年と少し違うところかもしれない。長くなったのでおまけは無し。東京外大は未入手。 1.共通テスト 世界史B <種別>??? <問題>3 C 中国における書籍分類の歴史について,大学生と教授が話をしている。 内 藤:18世紀の中国で編纂された〔 オ 〕の「四」という数字はどういう意味ですか。高校では用語として覚えただけで,深く考えませんでした。(編註:空欄オの正解は『四庫全書』) 教 授:〔 オ 〕に収められた書籍が,四つに分類されているためです。これを四部分類と言い,経部・史部・子部・集部からなります。 内藤:なるほど,例えば儒学の経典なら経部に,歴史書なら史部に分類されているという具合でしょうか。 教授:そのとおりです。史部について少し具体的に見てみましょう

                                                                          • 空虚な日本と日本文化の世界化と世界から見た日本独自の文化となるヘンテコさ ~太古まで遡る歴史観とは異なる歴史認識の違いと大思想による体系化の欠如による空虚さ - 日々是〆〆吟味

                                                                            からっぽなものと日本的なもの? 三代前の歴史観 【史記/万葉集】 【柳田國男全集/折口信夫全集】 大思想と地理的条件 【アリストテレス全集/中論】 外国人から見た日本の文化って? 【ロラン・バルト『表象の帝国』】 前回のお話 https://www.waka-rukana.com/entry/2020.6.22 からっぽなものと日本的なもの? からっぽな存在(キャラクターやフィクション)がどのように役に立つか、というようなお話をしてみましたが、案外こういうことは普段から当たり前に行なっているかもしれませんね。そのため今更なに言ってんだと思われるかもしれません。しかしこうしたからっぽなものが当たり前にあるということがどちらかというと日本的なのかもしれません。 三代前の歴史観 直接読んだわけではなく孫引きかなにかで読んだ覚えがあるのですが、柳田國男は日本の歴史観というのは基本的に直接に知れる係

                                                                              空虚な日本と日本文化の世界化と世界から見た日本独自の文化となるヘンテコさ ~太古まで遡る歴史観とは異なる歴史認識の違いと大思想による体系化の欠如による空虚さ - 日々是〆〆吟味
                                                                            • <終わらない氷河期~疲弊する現場で>空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                              バブル崩壊後の採用が少ない時期に、辛酸をなめた就職氷河期世代。彼らはそれぞれの業界、職場で長く苦闘を続けてきたが、制度改正や合理化によって労働環境の劣化は一層進んでいる。疲弊する現場の今を追った。次回は6日です。 ×   × 遅刻しないよう、朝は早めの5時に起き、自宅のある埼玉県東部から2時間以上かけて神奈川県西部にある私立大学に向かう。1時間半のフランス語の授業を2コマ終えると、休む間もなく千葉県北部の私立大学へ。電車の中で昼食のおにぎりを詰め込み、2時間後にはまた教壇に立つ。文学や芸術の授業を午後6時に終え、帰宅する頃にはくたくただ。「毎日違う大学に行っています。一つの職場で集中したいですが、仕事があるだけましですね」。約15年間、非常勤講師を続けてきた川本昌平さん(50歳、仮名)は淡々と日々のスケジュールを教えてくれた。現在は六つの大学で講師を掛け持ちする。細いレンズのめがねにアーガ

                                                                                <終わらない氷河期~疲弊する現場で>空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                              • Kan Kimura on Twitter: "そもそも歴史史料というのは、そこに記述されている内容のどこの部分に信ぴょう性があって、どこの部分が創作なのかを判断していく「出発点」みたいなものなんだよなぁ。「明らかにナンセンスな記述」があるから無価値なら、古事記も日本書紀も史記も無価値になるからね。"

                                                                                そもそも歴史史料というのは、そこに記述されている内容のどこの部分に信ぴょう性があって、どこの部分が創作なのかを判断していく「出発点」みたいなものなんだよなぁ。「明らかにナンセンスな記述」があるから無価値なら、古事記も日本書紀も史記も無価値になるからね。

                                                                                  Kan Kimura on Twitter: "そもそも歴史史料というのは、そこに記述されている内容のどこの部分に信ぴょう性があって、どこの部分が創作なのかを判断していく「出発点」みたいなものなんだよなぁ。「明らかにナンセンスな記述」があるから無価値なら、古事記も日本書紀も史記も無価値になるからね。"
                                                                                • 【四柱推命】人間の本質と運命が生年月日・出生時刻からわかる理由 - 四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ

                                                                                  「人間は宇宙の子である」。 アメリカの宇宙物理学者、カール・セーガン博士が著書『コスモス』に残した言葉です。 宇宙の物理法則の根源を「木火土金水」の五行とするなら、四柱命式は生まれた瞬間の「気の状態」を五行で記したものといえます。 四柱命式はその時の宇宙の「気」の姿 【四柱推命】全ての生命の根源は宇宙⇒宇宙から人間を知る 私たちは宇宙の一部、逆に宇宙も私たちの中に存在する(カール・セーガン博士) COSMOS 第一話を見て - 手塚治虫 カール・セーガン博士はどんな人? 宇宙が物理学上の法則と一体なら 【易】宇宙の道理に従ったもの 【陰陽五行説】は本来別物 陰陽説 五行説 【気】は年月日時、常に流動する 気=宇宙に充満するエネルギー=五行 五行=5種の気的なもの 【四柱命式】生年月日と出生時刻を五行で表わしたもの 2023年1月1日1時に生まれた男子の四柱命式 【気】とは具体的に何のことか

                                                                                    【四柱推命】人間の本質と運命が生年月日・出生時刻からわかる理由 - 四柱推命・紫微斗数・奇門遁甲ではっぴーをパワーあっぷするブログ