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ネアンデルタール人の検索結果1 - 40 件 / 354件

  • 最高にエッチな画像が遺伝的アルゴリズムで生み出される様子を見て反省する日々 - 本しゃぶり

    「なぜ見抜けなかったのか」 画像の選択を迫られるたびに俺は自問する。 進化の筋道を正しく予測するのは難しい。 遺伝的アルゴリズムの活用 2021年から、新たに習慣となった行為はあるだろうか。俺はある。PCの前に座り、二つの画像のうち、どっちの方がエッチかを選ぶ。これがモーニングルーティンとなっている。もちろんこれの話だ。 遺伝的アルゴリズムで最高にエッチな画像を作ろう! これまで何度も話題になっていたし、直近でも関連ツイートがバズっていたので、本記事を読む人の大半は知っているだろう。名前の通り、遺伝的アルゴリズムでエッチな画像を作るシステムである。人が画像を選択することで、よりエッチな画像が生き残り、高みへと一歩近づく。最初はノイズのようなモザイク画だったが、10,000世代を超えた現在では「女性の裸体」と認識できるものに仕上がっている。 0世代と10,000世代 現状について「最高にエッ

      最高にエッチな画像が遺伝的アルゴリズムで生み出される様子を見て反省する日々 - 本しゃぶり
    • 「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街

      講談社の科学系新書レーベル「ブルーバックス」が60周年記念ということで、9/28まで大規模な(史上最大らしい)電子版50%セールを開催中なので、個人的に面白かったり広めにオススメできそうなタイトルをまとめておこうと思った。 amzn.to ブルーバックスは広大な科学ジャンルを扱っているレーベル(昨年時点で出版総数2200点らしい)なので、チョイスが偏ってると思うけど…。数学とかも沢山あるのだが弱いジャンルなのであまり紹介できなかった。あと新しめの本が多いです。 60周年記念の一環なのか、ブルーバックス本が読み放題サービスのkindle unlimitedにもけっこうドカンと入ったので、加入して読み倒してもいいかも。いま3ヶ月無料キャンペーンもやってるそうなので(〜10/15)対象者はぜひ。 ところでオススメ本は「10冊」に絞ってみた…つもりだったが、いま目次を数えたら11冊あった。まぁあわ

        「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街
      • 「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭

        レミングの集団自殺? レミングとは、主にツンドラ地域に生息するネズミの仲間で、3年から4年周期で個体数が急激に増減することが知られている。特に、レミングイヤーと呼ばれる年には、その数は激増し、集団移動をすることがある。この集団移動の時に、多くの個体が海に飛び込み「集団自殺」をするという"迷信"が広まった。この迷信の原因の一つが、1958年に制作された「白い荒野」というディズニーの映画である(ムービー1)。この映画では、レミングが崖から飛び込んで集団自殺する行動が写されている(以下映像のムービーの1分30秒あたりでレミングが海に身をなげる)。 ムービー1. ディズニーの映画「White Wilderness(白い荒野)」のディズニーの映画。 Wood(1) の記事によると、この映画はいわゆる「やらせ」で、レミングが海に飛び込むシーンは、ディズニーの映画制作者たちに投げ入れられて撮影されたもの

          「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭
        • 人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭

          本稿は、人が超自然的存在を信じたり、宗教を信仰したりするようになぜ進化したのかを、認知心理学、脳神経科学、遺伝学、進化学などの研究成果をレビューして、独自に考察したものです。 なぜこんなにも多くの人が宗教や超自然的存在を信じているのだろうか 正月、近所の神社に行くと、厄年を迎える人の生まれた年が大きく看板に書かれている。私は、宗教や神の存在は全く信じていないが、看板に書かれた年が自分の生年と一致していると、何の根拠もなく今年は病気に気をつけようとか、お守りぐらい買っておこうか、などと一瞬考えてしまう。これは、人を宗教にひきつける、人間の心理をついた「うまいやり方」である。将来への得体の知れない不安に対して、超自然的なものに頼ろうとする人間のもつ心理的特徴が宗教心を創り出しているのだろうと漠然と考えることができる。 現在、全世界の80%以上の人が宗教あるいは霊的な存在を信じているという(1)

            人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭
          • 歯周病の影響は全身に、関節リウマチとの関連で新たな発見

            歯周病を防ぐには、日常的な歯磨き、フロスの使用、口のすすぎが重要だ。歯茎の感染症が慢性的になると、免疫系との戦いが長引き、関節など全身の組織に悪影響が及ぶことになる。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NATIONAL GEOGRAPHIC) 関節炎は何千年も前から人類を苦しめてきた。「西洋医学の父」として知られるヒポクラテスは2000年以上前に、口の感染症が関節炎に関係しているのではないかと気づき、歯を抜けば関節炎が治る可能性があると考えた。これは、ある点では正しかったようだ。(参考記事:「ネアンデルタール人が鎮痛剤、歯石分析で検出」) 歯茎が感染症にかかると、細菌が血流に入り込む。血流中の細菌は免疫系によって攻撃されるが、歯茎の感染症が慢性的になると、この戦いは長引くことになる。その結果、免疫細胞が体中を巡り、関節など口から遠く離れた場所も組織が破壊されるなどの悪

              歯周病の影響は全身に、関節リウマチとの関連で新たな発見
            • 名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功

              名古屋大学(名大)は1月12日、旧人と新人というふたつの人類集団の空間分布動態を表現すると同時に、集団間の資源競争による人口密度の変化を示す数理モデル「生態文化分布拡大モデル」を用いた人類進化史の説明に成功したと発表した。 同成果は、名大博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師、明治大学 総合数理学部の若野友一郞教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、科学誌「Quaternary International」にオンライン掲載された。 ここ最近10年間の人類進化史の研究における進展はめざましく、現在の中学校や高校の歴史や生物の教科書が追いつかない状況となっている。それら教科書では、我々ホモ・サピエンスこと新人は、ネアンデルタール人などのさまざまな旧人よりもあとに登場し、より発展した文化を最初から持っていたと説明されている。しかし、もはや大きな更新が必要だという。 まず新人の登場時期が、約3

                名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功
              • 9.京都盆地と奈良盆地は湖だったのか? |関西高低差大学・新之介

                京都の古い資料を見ていると京都盆地はかつて湖だったといいう文言をよく目にします。奈良盆地に関しても、以前の関西高低差大学の講義終了後の質疑応答で、「奈良盆地には、万葉集が詠まれた時代に湖があったのですか?」という質問があり、「湖と呼べる規模のものがあったかは懐疑的だが、今度調べてみますね」とお答えし、私・新之介の宿題になっていました。地形のなりたちを遡っていくと京都や奈良にも海水が侵入した時期がありましたが、それらは何十万年も前の話で、インターネット上にはその痕跡として湖が残っていたというような記事が存在しているようです。今回は、学校では教えてくれなかった京都盆地や奈良盆地の湖のお話です。 まずは大阪層群の変遷のはなし大阪平野や京都盆地、奈良盆地などの地下には、「大阪層群」と呼ばれる地層が存在しています。礫・砂・粘土を主とする厚い地層で、その中に「海成粘土層」と呼ばれる地層が複数存在し、そ

                  9.京都盆地と奈良盆地は湖だったのか? |関西高低差大学・新之介
                • 読んでも読んでも人類は魚を食べない〜人類が魚をどう食べてきたのか解説した本「魚食の人類史」

                  まこまこまこっちゃん(以下、まこ): 人類が魚をどう食べてきたのか書いてある本です。 すごいのが、200ページ以上あるんですけど、100ページぐらいまで魚食べないんですよ。 こーだい: 半分。 まこ: 半分。 帯にはおいしそうな魚がならぶが、食べるようになるまで何千万年もかかる でも、釣り針はまだ見つかっていない まこ: 2000万年前の霊長類の話とかから始まって、スタートがめっちゃ前なんですよ。 石川: でも、魚って霊長類より前からいるじゃないですか。 まこ: 食べてそうですよね。でも!食べてないんですよ……って話がずっと続く。 著者はサルの研究者で、サルが野生下で魚とって食べるのは報告されてないらしいんです。 泳いでる魚とって食べるのって、めっちゃ難しいから道具がいるし。 石川: なるほど まこ: それは最初の方の人類も同じだって、歯の形とかからわかってるんですって。 そもそも必要がな

                    読んでも読んでも人類は魚を食べない〜人類が魚をどう食べてきたのか解説した本「魚食の人類史」
                  • 日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

                    レビュー 日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究 2024.07.24 内城喜貴 / 科学ジャーナリスト、共同通信客員論説委員 「日本人の祖先はどこからやってきたのか」。このロマンに満ちた問いに対しては、祖先は縄文人と大陸から渡来した弥生人が混血したとする「二重構造モデル」が長くほぼ定説となっていた。そこに日本人のゲノム(全遺伝情報)を解析する技術を駆使した研究が盛んになり、最近の、また近年の研究がその説を修正しつつある。 日本人3000人以上のゲノムを解析した結果、日本人の祖先は3つの系統に分けられる可能性が高いことが分かったと理化学研究所(理研)などの研究グループが4月に発表した。この研究とは別に金沢大学などの研究グループは遺跡から出土した人骨のゲノム解析から「現代日本人は大陸から渡ってきた3つの集団を祖先に持つ」と発表し、

                      日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
                    • 約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー

                      2023年現在、世界の人口は80億人を上回り、地球の環境や社会に対するプレッシャーが日増しに高まっています。 しかし、今でこそ増え続ける人類ですが、ニューヨーク市マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai:ISMMS)のワンジー・フー氏らの国際研究チームが報告した研究によるとは、「約100万年前、人類は絶滅の危機に瀕し、10万年以上もの間、世界の人口はわずか約1300人程度で推移していた可能性がある」という。 この絶滅危機は、私たち現生人類だけでなく、絶滅したネアンデルタール人やデニソワ人の進化にも影響を与えた可能性があるようです。 一体当時の人類に何があったのでしょうか。 研究の詳細は、2023年8月31日付で科学誌『Science』に公開されています。

                        約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー
                      • トランプ氏「人類はホモ・サピエンスだけ」 人類の多様性を否定

                        トランプ米大統領は18日、ホモ・サピエンス(新人)のみを生物学的な人類と認める大統領令に署名した。旧人のネアンデルタール人に関する研究への資金援助を打ち切るほか、ネアンデルタール人を政府職員として採用しないよう命じる。前政権の政策を次々と撤回する中、新政権は人類の多様性も認めない方針を打ち出した。 米国では近年、マイノリティに配慮したDEI(多様性・公平性・包摂性)政策が進んでいたが、トランプ氏は選挙期間中、これらを「不当な優遇」と批判。反DEI支持層を固めた。 新政権が旧人の排除に乗り出した背景には、環境問題が関係していると指摘する専門家もいる。ネアンデルタール人が約4万年前に絶滅した原因を気候変動とする説があるが、気候変動に懐疑的な現政権は「気候変動が存在しない以上、それによって絶滅するネアンデルタール人もいなかった」という論理を展開しているためだ。 ホモ・サピエンスを唯一の人類とする

                          トランプ氏「人類はホモ・サピエンスだけ」 人類の多様性を否定
                        • 全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴

                          理化学研究所(理研)生命医科学研究センター ゲノム解析応用研究チームの寺尾 知可史 チームリーダー(静岡県立総合病院 臨床研究部 免疫研究部長、静岡県立大学 薬学部ゲノム病態解析講座 特任教授)、劉 暁渓 上級研究員(研究当時:ゲノム解析応用研究チーム 研究員; 静岡県立総合病院 臨床研究部 研究員)、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター シークエンス技術開発分野の松田 浩一 特任教授らの共同研究グループは、大規模な日本人の全ゲノムシークエンス(WGS)[1]情報を分析し、日本人集団の遺伝的構造、ネアンデルタール人[2]およびデニソワ人[3]由来のDNAと病気の関連性、そしてゲノムの自然選択が影響を及ぼしている領域を複数発見しました。 本研究成果は、日本人集団の遺伝的特徴や起源の理解、さらには個別化医療[4]や創薬研究への貢献が期待されます。 今回、共同研究グループは、バイオバン

                            全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴
                          • 日本人祖先の「3系統説」、定説の「二重構造モデル」に修正迫る

                            「日本人の祖先はどこからやってきたのか」。このロマンに満ちた問いに対しては、祖先は縄文人と大陸から渡来した弥生人が混血したとする「二重構造モデル」が長くほぼ定説となっていた。そこに日本人のゲノム(全遺伝情報)を解析する技術を駆使した研究が盛んになり、最近の、また近年の研究がその説を修正しつつある。 日本人3000人以上のゲノムを解析した結果、日本人の祖先は3つの系統に分けられる可能性が高いことが分かったと理化学研究所(理研)などの研究グループが4月に発表した。この研究とは別に金沢大学などの研究グループは遺跡から出土した人骨のゲノム解析から「現代日本人は大陸から渡ってきた3つの集団を祖先に持つ」と発表し、「三重構造モデル」を提唱している。 理研グループの「3つの祖先系統」説は「三重構造モデル」と見方が重なり、従来の「二重構造モデル」の修正を迫るものだ。日本人の祖先を探究する進化人類学はDNA

                              日本人祖先の「3系統説」、定説の「二重構造モデル」に修正迫る
                            • 日本のコロナ対策論議に根本的に欠けているもの/米村滋人氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授・内科医)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース

                              (↑画像をクリックすると動画が再生されます。) 欧米諸国で新型コロナウイルス感染症が猛威を奮うのをよそ目に、日本では中国や韓国などとともに過去半年の間、世界中が羨み不思議がるほどコロナ感染症の流行が抑えられていた。特に日本がこれといった対策を打っているわけではないにもかかわらず、感染者数はアメリカの100分の1、人口あたりで見てもアメリカやフランスの30分の1から50分の1程度しかコロナの感染は広がらなかった。この事象に対する決定的な説明はまだなされていないが、最初はキスやハグの習慣がないことや手洗い、うがい、マスクを着ける習慣があることなどが取り沙汰されたのを皮切りに、感染者数の欧米との差が広がるにつれ、家の中で靴を脱ぐ習慣があるからとか、BCGの接種率が高いこと、しまいにはネアンデルタール人のDNAの有無まで引き合いに出されるなど、未だに諸説が乱れ飛ぶものの、東アジアの諸国でコロナの感

                                日本のコロナ対策論議に根本的に欠けているもの/米村滋人氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授・内科医)(ビデオニュース・ドットコム) - Yahoo!ニュース
                              • ネアンデルタール人は人間の祖先と10万年間も戦争状態にあった可能性(人類史)

                                この画像を大きなサイズで見る ネアンデルタール人とホモ・サピエンスの長期戦争/iStock 60万年前、ヒトは2つのグループに別れた。一方はアフリカにとどまり、「ホモ・サピエンス」つまり現生の人類である我々になった。 もう一方はアフリカからアジアへ、次いでヨーロッパへと旅立ち、「ホモ・ネアンデルターレンシス」ネアンデルタール人になった。 すでに絶滅したネアンデルタール人は我々の祖先ではなく、むしろ同じ時代を生きてきた兄弟に近い。 だが両者はエデンの園のような牧歌的な楽園で、仲睦まじく暮らしたというわけではなさそうだ。領土や資源をめぐる血で血を洗う争いが現代にいたるまで失くなっていないように、どうやら彼らもまた争い続けてきたらしい。 縄張り意識と群れ 『The Conversation』誌では、生物学や考古学的な調査で明らかになった証拠をもとに、ネアンデルタール人は現生人類に匹敵する危険な戦

                                  ネアンデルタール人は人間の祖先と10万年間も戦争状態にあった可能性(人類史)
                                • 全ゲノム解析で日本人の遺伝的起源と特徴を解読

                                  理化学研究所、静岡県立大学、東京大学の研究で、大規模な日本人の全ゲノムシーケンスから日本人集団の遺伝的構造などが明らかとなった。 これらの結果は、日本人の祖先に関わる縄文系、関西系、東北系の三つの源流の起源を示唆し、「縄文人の祖先集団、北東アジアの祖先集団、東アジアの祖先集団の三集団の混血により日本人が形成された」という三重構造モデルを支持するものである。 次に、現生人類(ホモ・サピエンス)の最も近縁とされる古代型人類ネアンデルタール人やデニソワ人から受け継がれた遺伝子領域を調べた。ネアンデルタール人由来の領域が日本人集団における2型糖尿病、冠状動脈疾患、安定狭心症、アトピー性皮膚炎、グレーブス病、前立腺がん、関節リウマチなどの病気と関連すること、デニソワ人由来の領域も2型糖尿病と関連することを見出した。 最後に、日本人の遺伝子において進化的選択を受けた可能性のあるゲノム領域を特定したとこ

                                    全ゲノム解析で日本人の遺伝的起源と特徴を解読
                                  • 『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』で大流行!最近話題の概念「ワイドスクリーンバロック」ってなに!? - 水槽脳の栓を抜け

                                    現在絶賛公開中のアニメ映画『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』 www.youtube.com では、物語のキーワードとして「ワイルドスクリーンバロック」というものが多用されています。 「ワイルドスクリーンバロック」の元ネタは、おそらくSFのサブジャンル「ワイドスクリーンバロック」でしょう。 この記事では「ワイドスクリーンバロック」とは何かをサーベイして、はたして『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』が「ワイドスクリーンバロック」なのかを考えたいと思います。 【簡単な要約】:「ワイドスクリーンバロック」のもともとの意味は規模が大きくてハチャメチャなスペースオペラくらいの意味合いだったが、日本に輸出されたことで意味合いが変わりアイデアがすごくたくさん出てくるSFくらいの意味になった。『劇場版レヴュスタ』は前者の意味合いには当てはまらないが後者には当てはまるかもしれない。 「ワイドスクリ

                                      『劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト』で大流行!最近話題の概念「ワイドスクリーンバロック」ってなに!? - 水槽脳の栓を抜け
                                    • ヒトの歯並びはなぜますます悪くなっているのか、複雑な背景とは

                                      古代の頭蓋骨の研究では、古代人は顎が広く、不正咬合が今より少なかったことがわかっており、食事や生活習慣が人間の顔の形にどのような影響を与えたかについての研究が進められている。(PHOTOGRAPH BY ALAN/ADOBE STOCK) 何百万もの人々が美しい笑顔を求めて歯列矯正や顎の手術に耐えている。しかし、歯並びの悪さは昔からこれほど一般的だったのだろうか? 研究によれば、そうではなかった可能性がある。 歯列の乱れやずれといった不正咬合(こうごう)は、私たちの祖先である狩猟採集民にもあったが、現代はより多くなっているように見える。では、何が変わったのか? 専門家は、可能性の一つに食生活を挙げている。生の硬い食物から、軟らかく加工された食物へ変わったことで、そしゃくの負担が減った結果、顎(あご)が徐々に小さくなったと考えられている。だが、答えはそれだけではなさそうだ。 研究者たちは現在

                                        ヒトの歯並びはなぜますます悪くなっているのか、複雑な背景とは
                                      • 過去(歴史?)改変SFで人類まるっと別種族に乗っ取られちゃう感じの

                                        かの有名な「ドラえもん」というSF日常ギャグマンガに「のら犬『イチ』の国」というエピソードがある。 のび太が拾ってきたノラ犬に知性を植え付けて過去のどこかの土地で、捨てられた動物の国を作らせて問題解決、というあらすじだ。 このエピソード、昔からなんとなく苦手で、知性をもったイチの描写が怖かった点も大きいのだが、そのまま歴史が進んだら人類社会誕生しないんじゃね? という妄想に発展するのも大きいな、 と考え直していた。 そうすると、特別にドラえもんが好きというわけでもないが、「ガラパ星から来た男」も似たような部分がある。 または「パラレル西遊記」もちょっとばかりではあるが、似たニュアンスの描写があることに気づいた。 このテンプレート、好きなんですかね、藤子・F・不二雄は。 さて次の段で、他の作家、作品はどうかなー? と進んだのだが、たまにSFを読むくらいの自分には、ほぼ全然これが思い当たらない

                                          過去(歴史?)改変SFで人類まるっと別種族に乗っ取られちゃう感じの
                                        • 【図解】読書ノートの書き方3選。初心者でも簡単にできる! - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

                                          「読んだ本を読書ノートに記録しようと思ったけど、書き方がわからないや……」 こんな経験はありませんか? そんな方のため、小説やビジネス書に使える、読書ノートの簡単な書き方をご紹介します。 学んだ知識を整理できたり、記憶を強固にできたりと、読書ノートはメリットだらけ。これからご紹介する書き方を実践し、読書ノートを続けてみてください。 読書ノートのメリット 知識を整理できる 知識をインプットできる 知識が使いやすくなる 目的意識が生まれる 読書ノートの書き方1:ブックリスト 読書ノートの書き方2:ねぎま式 1. 通読→ページ上の角を折る 2. 再読→ページ下の角を折る 3. 再再読→マーキング 読書ノートの書き方3:図解 基本型 ピラミッド型 マトリックス型 読書ノートの書き方を学べる本 『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』 『読んだら忘れない読書術』 『コンサルタントの読書術 確実

                                            【図解】読書ノートの書き方3選。初心者でも簡単にできる! - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
                                          • ホモサピエンスの最古のDNA回収、ネアンデルタール人と交配した時期に光

                                            現在の独ラニスに4万5000年前に住んでいた初期人類のイメージイラスト/Tom Björklund/Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology (CNN) 米国の大学などのチームはこのほど、欧州で発見された人骨から、これまで確認された中で最古のホモサピエンスのDNAを回収したと明らかにした。ホモサピエンスとネアンデルタール人の共通の歴史を解明する手掛かりとなりそうだ。 英科学誌ネイチャーに12日発表された研究によると、ドイツ・ラニスの中世の城の地下にある洞窟から出土した13の骨片をもとに、太古のDNAが解析された。骨片は約4万5000年前にこの地域に住んでいた母親と娘、遠縁のいとこを含む6人のものだという。 ゲノムにはネアンデルタール人の祖先がいたことを示す証拠が含まれていた。研究者らはラニスや周辺地域に暮らしていた初期人類について

                                              ホモサピエンスの最古のDNA回収、ネアンデルタール人と交配した時期に光
                                            • ネアンデルタール人は冬眠していた?

                                              クロアチアのクラピナ・ネアンデルタール博物館での展示...... REUTERS/Nikola Solic <スペイン北部の遺跡で見つかった化石骨の損傷状態を調べたところ、ネアンデルタール人が厳しい冬をやり過ごすために冬眠していた可能性が浮上した...... > 40万年以上前の化石骨に冬眠の痕跡らしきもの 現生人類と同種とされるネアンデルタール人は、厳しい冬をやり過ごすために冬眠していたのかもしれない──このほど行われた遺跡調査から、こんな可能性が浮上している。英ガーディアン紙などが報じた。 化石人類ネアンデルタール人は、数十万年前〜3万5000年前まで生存していたと考えられている。 古人類学専門の学術誌L'anthropologieに発表された論文によると、スペイン北部のアタプエルカにある有名な遺跡シマ・デ・ロス・ウエソス(スペイン語で「骨の穴」を意味する)という洞窟で見つかった化石骨

                                                ネアンデルタール人は冬眠していた? 
                                              • 悲しみは人間のものだけなのか?動物たちは死をどのようにとらえているのか? | カラパイア

                                                この世でひとつだけ避けられない「絶対」確実なことがある。それは死だ。 我々ヒト族の場合、同胞の死に対して埋葬や葬儀という形で悲しみを表現する。絶滅してしまったネアンデルタール人やその他旧人類にもそうした習慣があったことがわかっている。 それでは、動物はどうなのか。彼らは死をどのように理解し、どのような反応をするのだろうか?それはどんな感情からくるのか、それとも単に本能的なものだけなのか? 動物の種類、個体、状況によって千差万別 ウィリアム・アンド・メアリー大学の人類学名誉教授で『動物の悲しみ方(How Animals Grieve)』の著者であるバーバラ・J・キング氏によると、それはその動物の種、個体、状況によって千差万別だという。 仲間の死をいかにも悲しみ悼んでいるように見える行動から、あらかじめプログラムされていたと思われる事務的な行為まで、研究者たちは死に対する動物たちのありとあらゆ

                                                  悲しみは人間のものだけなのか?動物たちは死をどのようにとらえているのか? | カラパイア
                                                • 台湾沖合で見つかった人類の化石 デニソワ人と判明 東大など | NHK

                                                  台湾の沖合の海底で見つかった人類の化石を、東京大学などの研究グループが分析したところ、現在の人類と共存していた異なる系統の人類、デニソワ人のものだったと分かりました。研究グループではデニソワ人がアジア中に広く暮らしていたことが分かる貴重な発見だとしています。 この化石は、台湾の澎湖諸島沖合の海底から見つかった人類の下あごのもので、およそ19万年前よりも新しいものの、どの人類のものかわかっていませんでした。 今回、東京大学や総合研究大学院大学などの研究グループが化石からたんぱく質を取りだしてアミノ酸の配列を分析したところ、特徴的な変異が2か所見つかり、化石は旧人のデニソワ人の男性のものだと分かったということです。 デニソワ人は現在の人類のホモ・サピエンスやネアンデルタール人と共存していた、異なる系統の人類で、ホモ・サピエンスとも交雑していたことが分かっています。 デニソワ人の化石が確認された

                                                    台湾沖合で見つかった人類の化石 デニソワ人と判明 東大など | NHK
                                                  • ネアンデルタール人の絶滅、皆殺しが原因ではなかった=新研究 - BBCニュース

                                                    画像説明, ネアンデルタール人はヒトとは別の人類で、4万年に絶滅するまで何十万年間もヨーロッパで暮らしていたとされる

                                                      ネアンデルタール人の絶滅、皆殺しが原因ではなかった=新研究 - BBCニュース
                                                    • ネアンデルタール人の遺伝子、コロナ重症化に関与か 研究

                                                      ネアンデルタール人がテーマの企画展で展示された頭蓋骨(2018年3月26日撮影、資料写真)。(c)STEPHANE DE SAKUTIN / AFP 【10月1日 AFP】約6万年前にヒトゲノムに挿入されたネアンデルタール人(Neanderthal)の遺伝子の断片が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスクを高めることが分かったとする研究報告が9月30日、英科学誌ネイチャー(Nature)電子版に発表された。ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子コードを保有する人が新型コロナに感染すると、人工呼吸器が必要となる可能性が3倍高くなるという。 【図解】現生人類とネアンデルタール人の分岐 新型コロナ患者は、集中治療室での治療が必要な人もいれば、軽症や無症状で済む人もいる。高齢者や男性、持病のある人が重症化しやすいことは分かっているが、今回新たに遺伝的要因も影響し得ることが明らか

                                                        ネアンデルタール人の遺伝子、コロナ重症化に関与か 研究
                                                      • 「4万2000年前の地磁気逆転が地球環境を大きく変化させた」との研究結果

                                                        南北の磁極が入れ替わる「地磁気逆転」がこれまでに何度か発生している...... ttsz-iStock <南北の磁極が入れ替わる「地磁気逆転」によって地球の大気がどのように変化したかが初めて示された...... > 地磁気(地球が持つ磁気)は、地球に降り注ぐ宇宙線や太陽風を遮る「保護シールド」だ。地磁気は絶えず変化しており、南北の磁極が入れ替わる「地磁気逆転」がこれまでに何度か発生している。 最近の大規模な地磁気逆転「ラシャンプ地磁気エクスカーション」は4万1000〜4万2000年前に約800年にわたって起こったとみられるが、これが地球にどのような影響を及ぼしたのかは不明であった。 地磁気が弱まり、気候変動が起きた...... 豪ニューサウスウェールズ大学(UNSW)と南オーストラリア博物館の研究チームは、ニュージーランド北部の湿地帯で4万年以上保存されているカウリマツの年輪を分析。 「ラ

                                                          「4万2000年前の地磁気逆転が地球環境を大きく変化させた」との研究結果
                                                        • 人間が子どもを産まなくなったら絶滅までにどれくらい時間がかかるのか?

                                                          近年は世界各国で出生率の減少が問題となっており、日本では2024年に生まれた子どもの数が約68万6000人と、統計を取り出して初めて70万人を下回りました。「もし人間がまったく子どもを産まなくなったら、絶滅までにどれくらい時間がかかるのか?」という疑問に対し、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の人類学名誉教授であるマイケル・リトル氏が回答しています。 If people stopped having babies, how long would it be before humans were all gone? https://theconversation.com/if-people-stopped-having-babies-how-long-would-it-be-before-humans-were-all-gone-255811 まずリトル氏は、端的に「100年以上生きる人はほ

                                                            人間が子どもを産まなくなったら絶滅までにどれくらい時間がかかるのか?
                                                          • スペインの洞窟芸術、描いたのはネアンデルタール人 研究で裏付け

                                                            スペイン南部アルダレスの洞窟で、一部が彩色されている鍾乳石の全体像とクローズアップ(2021年7月29日撮影)。(c)AFP PHOTO / UNIVERSITY OF BARCELONA / ICREA 【8月3日 AFP】6万年以上前にスペインの洞窟にある鍾乳石(石筍、せきじゅん)に彩色を施していたのは、旧人類のネアンデルタール人で間違いないとする研究論文が2日、発表された。ネアンデルタール人は長年、粗野で野蛮だったと考えられてきた。 スペイン・アルダレス洞窟(Cueva de Ardales)の鍾乳石で発見された赤褐色の色素は、現生人類(ホモ・サピエンス)の絶滅した近縁種のネアンデルタール人が塗布したものだとする研究論文が2018年に発表されて以来、この問題は先史考古学界で論争を呼んできた。 年代測定によると、この「芸術作品」は少なくとも6万4800年前のもので、現生人類が欧州大陸に

                                                              スペインの洞窟芸術、描いたのはネアンデルタール人 研究で裏付け
                                                            • マスク着用義務解除は「ネアンデルタール人のような判断」、バイデン氏

                                                              米首都ワシントンのホワイトハウスで、報道陣を前に話すジョー・バイデン大統領(2021年3月3日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【3月4日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は3日、テキサス、ミシシッピ両州がマスク着用義務を解除したのは「ネアンデルタール人のような判断」だったと批判し、米国は新型コロナウイルス流行の抑え込みには程遠いと主張した。 テキサス、ミシシッピ両州は2日、各種規制を緩和しないようにとの警告を押し切る形で、来週からマスク着用義務を解除し、レストランやバーの全面的な営業再開を認めると発表。 バイデン氏はホワイトハウス(White House)で報道陣に対し、両州の判断は「大きな過ち」だと述べた。「何も問題はない、マスクを外そう、なかったことにしようというネアンデルタール人のような考え方は、何よりもしてはいけないことだ」 米

                                                                マスク着用義務解除は「ネアンデルタール人のような判断」、バイデン氏
                                                              • 友好的なヒトが自然淘汰で残ったからこそ、いまのヒトが存在する──『ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』 - 基本読書

                                                                ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか 作者:ブライアン・ヘア,ヴァネッサ・ウッズ白揚社Amazon近年、人類史を通して、年々暴力が少なくなっていることを示したピンカーの『暴力の人類史』や、人間の本質は利他的であると多くの類例を通して論じてみせたブレグマンの『Humankind 希望の歴史』のように「人間は想像以上に他の人間にたいして優しく、寛容な存在となりつつある」ことを示す本がよく出ている。 本書『ヒトは〈家畜化〉して進化した』は、(その善性のみを扱っているわけではなく、裏表で発露される暴力性にも触れているが)そうした説にたいして、進化人類学、認知神経科学方面からのアプローチをまとめた一冊になる。進化人類学者で動物の認知調査で知られる著者によれば、ヒトは「自己家畜化」することで友好的になり、見知らぬ他者と強調する能力を手に入れることができた。そして、そ

                                                                  友好的なヒトが自然淘汰で残ったからこそ、いまのヒトが存在する──『ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』 - 基本読書
                                                                • 共和党員を「ネアンデルタール人」と呼んではいない バイデン政権釈明

                                                                  ジョー・バイデン米大統領。ホワイトハウスで(2021年2月12日撮影)。(c) MANDEL NGAN / AFP 【3月5日 AFP】米国で一部の州知事がマスク着用義務を解除したことに対し、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が「ネアンデルタール人のような考え方」と批判したことについて、ホワイトハウス(White House)は4日、バイデン氏は共和党員がネアンデルタール人だと考えているわけではなく、行動パターンが似ていると言いたかったと釈明した。 ホワイトハウスのジェン・サキ(Jen Psaki)報道官は、バイデン氏が意図していたのは「ネアンデルタール人の行動」のことだと説明。新型コロナウイルス流行の阻止にはマスク着用が不可欠だという医学界のコンセンサスに従わない当局者に対する「不満と憤り」を反映したものだと述べた。 米国では2日、テキサス、ミシシッピ両州が、連邦政府の新型ウイ

                                                                    共和党員を「ネアンデルタール人」と呼んではいない バイデン政権釈明
                                                                  • 人類の祖先は約90万年前に約98.7%減少し絶滅しかけていたことが明らかに

                                                                    現在地球上で暮らす我々人間は「ホモ・サピエンス」と呼ばれる、約20万年~10万年前に誕生したヒト属の一種です。しかし現代から約90万年前に、人類の祖先となる種がわずか1280頭にまで激減し、絶滅の危機にひんしていた可能性があることが報告されています。 Genomic inference of a severe human bottleneck during the Early to Middle Pleistocene transition | Science https://www.science.org/doi/10.1126/science.abq7487 Human ancestors nearly went extinct 900,000 years ago https://www.nature.com/articles/d41586-023-02712-4 これまでの研究では、

                                                                      人類の祖先は約90万年前に約98.7%減少し絶滅しかけていたことが明らかに
                                                                    • ジェレミー・デシルヴァ著『直立二足歩行の人類史』を読む:ゴキブリ二足走行の謎と教訓 - HONZ

                                                                      「人間を生き残らせた出来の悪い足」という副題と、次の瞬間にはネコ科大型獣の餌食になるという惨劇を予想させる表紙カバーの絵に興味を引かれて、ふと手に取った本でした。序論と第一章では、二足歩行に対するわれわれの思い入れの強さが指摘されていて、ぐっと内容に引き込まれました。ところが54ページまで読み進めたところで、重大な問題にぶつかってしまったのです。そこにはこう書いてありました。 キリストトカゲにせよヴェロキラプトルにせよ、二足歩行の利点とは要はスピードだと思われる。ゴキブリでさえ、非常時には二本足で立ち上がって全速力で走る。 「ちょっと待て!」とわたしは思いました。ゴキブリは短距離ならば飛びもするし、普通でさえ、かなりのスピードでササササと走りまわりますよね。そこからさらに速度を上げるために、よりによって二本足で立ち上がって走ると!? いやいや、それはありえないでしょう。 第一に、ゴキブリの

                                                                        ジェレミー・デシルヴァ著『直立二足歩行の人類史』を読む:ゴキブリ二足走行の謎と教訓 - HONZ
                                                                      • 注意力が散漫になる「ADHD」は狩猟民族の名残である可能性

                                                                        注意欠如多動症(ADHD)は、じっとしていられなかったり順番を待つことができなかったり、気が散りやすくミスをしやすかったりと、衝動性や過活動、不注意などの症状が見られる神経発達症の一種です。ADHDは基本的に生まれつきの症状で、決定的な原因は不明とされていますが、「ADHDは狩猟採集社会で遺伝子に根付いた性質」であるとする仮説について、専門家が解説しています。 The Hunter-Gatherer ADHD Brain | Psychology Today https://www.psychologytoday.com/intl/blog/brain-curiosities/202502/the-hunter-gatherer-brain-of-adhd ADHDは世界的人口の5~7%存在していると言われています。専門家の中には、ADHDは現代社会の環境が生んだ「文明病」であると主張する

                                                                          注意力が散漫になる「ADHD」は狩猟民族の名残である可能性
                                                                        • 異世界で衝突する正義 - 真名千の創作雑記ノート(真名千) - カクヨム

                                                                          はてな匿名ダイアリーで「巷に溢れかえる幼稚なマウント系創作物が嫌いすぎるhttps://anond.hatelabo.jp/20230315191109」という書き込みを読んだ。言いたいことは理解しつつ、自分も作品でやっていそうと心配になってしまった次第だ。 より「遅れた」異世界にやってきた主人公は自分の倫理観で異世界の人間を非倫理的だと断じてしまいがち。それをマウントと受け取られるのもマズければ、郷に入らば郷に従えで異世界の倫理観に染まってしまうのもマズい(世の中の作品には女奴隷を買っている主人公などもいるが)。ダブルバインドに陥ってしまう可能性がある。 結局価値観が多様すぎる現在では読者を決めてそれ以外には「not for you」と突っぱねるしかないのかもしれないな。八方美人にして誰にも読まれないのでは結局作品自体がないのと同じ?(バズこそが正義の社会がいちばん息苦しいよ……) この

                                                                            異世界で衝突する正義 - 真名千の創作雑記ノート(真名千) - カクヨム
                                                                          • 『自己家畜化』という人類にインストールされたアプリについて考えたこと - orangestar2

                                                                            ご恵贈頂きました 『人間はどこまで家畜か  現代人の精神構造』 人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造 (ハヤカワ新書) 作者:熊代 亨早川書房Amazon (id:p_shirokuma)先生より、献本頂きました。 ところで、こういう風に本を送ってもらった時、ずっと「献本頂いた」って書いてたんですけれども、正しくは「恵贈頂く」と書くのが正しいのですってね。最近知りました。献本、は本を献上する相手に対する敬語なので、自分で自分に対して敬語を使ってることになるからおかしいということです。ずっと献本って言ってた。恥ずかしい。そういえば就職活動をしてる時も、結構長い間「御社」「弊社」「貴社」の使い方の違いをよくわからないまま使ってました。話戻ります。 (id:p_shirokuma)先生より、ご恵贈頂きましたこちらの本、自己家畜化について、まずそれが生物の中でどのような機序で起こるのかというとこ

                                                                              『自己家畜化』という人類にインストールされたアプリについて考えたこと - orangestar2
                                                                            • 78万年前の人類、焼き魚食べていた イスラエル研究論文

                                                                              イスラエル・テルアビブ大学のスタインハルト自然史博物館に展示されたコイの頭の骨。同大提供(撮影日不明、2022年11月14日公開)。(c)AFP PHOTO / HO / TEL AVIV UNIVERSITY 【11月16日 AFP】78万年前の人類の祖先は、火をしっかりと通した魚を好んで食べていたする研究論文が14日、公開された。調理に火が使われたことを示す最も古い証拠だと説明している。 論文は、学術誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に掲載された。筆頭著者はテルアビブ大学(Tel Aviv University)スタインハルト自然史博物館(Steinhardt Museum of Natural History)の考古学者、イリット・ゾーハル(Irit Zohar)氏。 火が暖を取るためではなく調理に使われ

                                                                                78万年前の人類、焼き魚食べていた イスラエル研究論文
                                                                              • 博士の愛した禅寺 | NHK | WEB特集

                                                                                【2月3日更新(後日談・英語版リンクあり)】 「僕は、ノーベル賞には興味がないんだ」 「花や鳥、石の気持ちまで分かるような科学者になりたい」 絶滅したネアンデルタール人の遺伝情報を解読し、人類の進化に関わる発見で、2022年のノーベル生理学・医学賞を受賞したスバンテ・ペーボ博士。 “人類の起源”に挑む研究の傍ら、20年以上に渡って通い続ける禅寺が、広島県の山あいにある。その寺に、いったい何があるのだろうか?

                                                                                  博士の愛した禅寺 | NHK | WEB特集
                                                                                • 【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                                  2020年12月〜2021年3月の世界史関連の新刊の紹介 恒例の世界史関連の新刊紹介です。 今回は安価な新書と高額な専門書が多めになっています。 こちらの記事ですが、特に全部読む必要はなく、ザッと中身を見たりブックマークしたりして、気になる本をメモするためにお使いください。個人的にも、書店に行ったときにこの記事を見返して探したりします。 今回は50冊あります。それではどうぞ。 1. 『太平天国』 菊池 秀明 著 岩波新書 2020/12/18 税抜860円 太平天国――皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) 作者:菊池 秀明 発売日: 2020/12/19 メディア: 新書 「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし、皇帝制度を否定した太平天国。その鎮圧のために組織され、台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍。血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり、中国近代化へ

                                                                                    【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-