国立国会図書館はこのほど、わが国のデジタルアーカイブ、デジタルコンテンツをより充実したものとすることを目的として「デジタル情報資源ラウンドテーブル」を設置しました。このラウンドテーブルでは、知的・文化的資産を所有する博物館や美術館、図書館、文書館の連携(MLA*連携)を深め、デジタル情報資源に関連する共通の諸課題を解決していくために、協議および検討を行っていきます。 この発足を記念して、デジタル情報資源に関するMLA連携が進んでいる欧州からデンマーク王立図書館長エルランド・コールディング・ニールセン氏および欧州デジタル図書館事務局長ジル・カズンズ氏をお招きし、その現状と今後の展望をご講演いただきます。あわせて、MLA連携に関する国内での研究を先導されている近畿大学短期大学部教授・田窪直規氏と、国立国会図書館長・長尾真を加えてのパネルディスカッションも行います。 多くの方のご参加をお待ち