「Django 4.2」は長期サポート(LTS)としてリリースされており、少なくとも今後3年間はセキュリティとデータ損失に関する修正が適用される。また、2023年12月までの期間、クラッシュを引き起こすバグ、新機能における主要なバグ、旧バージョンからのリグレッションへの修正も受け取れる。 「Django 4.2」におけるおもな機能追加としては、Python向けPostgreSQLアダプタであるpsycopgの、バージョン3.1.8以降をサポートするようになったほか、カラムとテーブルにコメントを作成できるオプションField.db_commentとMeta.db_table_commentの追加、StreamingHttpResponseにおけるDjangoがASGI経由で提供される場合の非同期イテレータ、および関連するマネージャとモデルにおける非同期インターフェースのサポートが行われた。