G大阪が、北京五輪代表でJ2得点ランクトップの鳥栖・FW豊田陽平(26)の獲得を目指していることが9日、分かった。今季34試合で19ゴールを挙げ、現在チームをJ1昇格圏内の2位に押し上げる原動力となっている185センチの大型ストライカーに、狙いを定めた。 豊田は強じんなフィジカル、高さという武器を持ち、現在のG大阪にはいないタイプ。昨季、その鳥栖でJ2得点王となり、今季は移籍したJ1甲府で日本代表にまで上り詰めたFWハーフナーの姿とダブる。また、09年のMF香川(当時C大阪、現在ドルトムント)ら、近年のJ2得点王はJ1でも結果を残すという実績も後押し。以前から豊田の潜在能力を評価していたG大阪は、獲得候補の上位に挙げた。 豊田は現在、保有権を持つ京都から鳥栖へレンタル移籍中。京都との契約は今年で切れるため、鳥栖も完全移籍での獲得を目指している。鳥栖関係者は「他チームに注目されるのは仕方がな