[11.18 高円宮杯プレミアリーグEAST第20節 FC東京U-18 0-2 川崎フロンターレU-18 東京ガス武蔵野苑多目的グランド] 悔しくなかったはずがない。世界と対峙するチャンスが、あと少しのところまで迫ってきていたのだ。その権利が手元から零れていく現実を突き付けられた17歳の心中は、察して余りある。でも、もう気持ちは切り替えた。ここからの未来は自分次第。ならば、この経験をポジティブなエネルギーへと変えていくしかない。 「プレミアの残り2試合はコンディションをもっと上げて、得点という結果を出せば、U-17の代表に関わる人たちにも見てもらえると思うので、そういう人たちを見返すとまでは言わないですけど、ここで自分の力を最大限に発揮して、しっかり結果を残したいです」。 FC東京U-18のストライカーナンバーを託されているレフティ。FW山口太陽(2年=FC東京U-15むさし出身)はU-1