25周年を迎えた青赤には大熊清元監督(現清水エスパルスゼネラルマネージャー)に始まり、現在チームの指揮を執るピーター クラモフスキー監督に至るまで13人の船頭がいる。 各々が彩り豊かにチームを染め上げようとしてきた。現行のチームにもその色がどこかに残っている。それぞれの指揮官に関わった選手たちがいて、またその選手たちが引退して指導者としてクラブに関わってきたからだろう。 そのなかで、受け継がれてきた変わらぬ思いがある。「強く、愛されるチームをめざして」という旗印の下で大切にしてきた5つの柱だ。 1. 最後まで諦めない、常に全力発揮の精神 2. 切り替えの速い、全員守備・全員攻撃のサッカー 3. フェアプレーの推進 4. ファンサービスの推進 5. 人間性の向上 これは東京ガスサッカー部時代から掲げられているチームコンセプトだ。このクラブを築いた父と呼ぶべき鈴木徳彦元強化部長(現ファジアーノ