催涙スプレーを警戒してマスクやゴーグル、レインコートを身に着けて香港(Hong Kong)政府本部前に集まったデモ参加者たち(2014年9月27日撮影)。(c)AFP/AARON TAM 【9月28日 AFP】香港(Hong Kong)で27日夜、数千人が政府本部前に集まり、中国政府が政治的自由の拡大を認めない限り抗議行動を継続する姿勢を示した。 中国政府が先月、初めて普通選挙制度が導入される予定の2017年の次期香港行政長官選挙に中国政府寄りの委員会が認めた人物しか立候補させないという方針を示したことに反発し、香港では今月22日から大学生などが抗議行動を行っている。 26日夜から27日未明にかけて主に大学生と中高生の2000人以上のデモ参加者が抗議行動を行い、約150人が警備の警官隊を突破して政府本部の敷地に入った。 警察は催涙スプレーも使用して27日朝までに多数のデモ参加者を排除し、2