写真説明:ゲームに参加する地元住民や岩手県立大生ら(2024年3月10日、宮古市で) 最大クラスの津波襲来時に起こり得ることを再現 岩手県立大総合政策学部の学生が、宮古市田老地区の中心部を舞台に津波からの自動車避難を疑似体験できるボードゲームを開発した。岩手県が2022年3月に公表した「最大クラスの津波」の浸水想定を踏まえた市のハザードマップ上で、プレーヤーは第1波の到達前に避難を目指す。渋滞など災害時の状況を再現できるよう工夫されており、学校や地域で役立ててもらうことを想定している。 こちらの記事も読まれています→巨大地震にメタバースで備える…日赤と三越伊勢丹が防災コンテンツでタッグ 第1波到達前に避難を目指す ゲームは2~10人用で、所定の位置から車の駒がスタート。ハザードマップ上に50m四方と仮定したマス目シートを置き、原則として1ターン(30秒)に車で移動できるのは1マス分と設定し