アントレは2月14日、「就職氷河期世代の働き方実態調査」の結果を発表した。調査は2022年10⽉13⽇〜11月1⽇、独⽴開業⽀援サイト「アントレ」に会員登録をしている20代以上の男女166名を対象にインターネットで行われた。 ロスジェネ世代の昔と今 同調査では、就職氷河期世代を1971年~1980年生まれの40代(現在41~50歳)と定義している。 新卒時、初めて就職した際の雇用形態 氷河期世代の新卒時の雇用形態をみると、女性の正社員率の低さは顕著で53.8%。この数字は、他世代女性と比較して-28.3%、同じ氷河期世代である男性と比較しても-18.5%と不遇さが目立つ結果に。さらに新卒から勤続している層は0%ということからも不本意な就職であったことがうかがえ、氷河期のあおりを最も受けたのは女性であったことがわかった。 現在の雇用形態 現在の雇用形態をみると、氷河期世代の正社員率(男性44